日大の学部訪問で広がる将来の選択肢
関西の中学の序列を教えて
関西の中学受験で入れる中高一貫校の序列を教えてください
全ての私立医を見たわけじゃないので他にあれば追加していただけたら。
私立医 2026年
慶大 1
国際医福大 3
関西医大 14
大阪医大 5
藤田医大 3
福岡大 2
近畿大 3
兵庫医大 2
愛知医大 1
久留米大 1
2025年
慶大 1
国際医福大 2
関西医大 20
大阪医大 8
産業医大 2
藤田医大 3
近畿大 8
兵庫医大 7
愛知医大 2
**大学基本調査と高校別進学実績の照合について①
― データの信頼性を検証する ―**
大学基本調査に掲載されている出身高校所在地別の進学者数と、各高校が公表している大学合格実績を照合することで、どのようなことがわかるのか。その考察に入る前に、まず使用するデータがどの程度信頼できるのかを検証してみた。対象は2026年度の京都大学・大阪大学・神戸大学の医学部医学科。地域は京都府・大阪府・兵庫県・奈良県の4府県とした。高校別の合格者数については、公開されている高校別集計を基礎とし、一部については各校の公表情報を追加している。
**■ 大学基本調査と高校別実績の照合結果**
以下は、各府県について「大学基本調査の進学者数/把握できた高校別合格者数」を示したものである。
| | 京医 | 阪医 | 神医 |
| 京都 | 25/25 | 11/11 | 6/6 |
| 大阪 | 8/8 | 17/16 | 16/11 |
| 兵庫 | 23/21 | 21/19 | 40/29 |
| 奈良 | 17/17 | 14/14 | 10/10 |
12の比較区分のうち、**7区分で両者の数字が完全に一致**した。とりわけ京都府と奈良県では、3大学すべてについて一致している。これは、大学基本調査と高校別の公表実績が、少なくとも今回照合した範囲では相当程度整合していることを示している。一方、一致しなかった5区分では、いずれも大学基本調査の進学者数が、把握できた高校別合格者数を上回っている。
**■ 数字が一致しない理由について**
ここで注意したいのは、大学基本調査が進学者数であるのに対し、高校別の数字は合格者数であり、そもそも集計対象が同一ではないという点である。また、すべての高校が大学別・学部別の合格実績を公表しているわけではない。公表していても、集計サイトなどに反映されていない場合がある。実際、今回も追加調査によって、奈良高校の阪医1名、灘高校と洲本高校の神医各1名を把握できた。これにより奈良県の阪医は大学基本調査と一致し、兵庫県の神医の差も縮小した。したがって、数字の差をそのまま特定の高校の合格者数とみなすことはできない。
**■ 今回の検証で確認できたこと**
重要なのは、異なる経路から得たデータを照合した結果、かなりの割合で数字が一致したことである。特に京都府・奈良県での完全一致は、両データを組み合わせて検討することに一定の合理性があることを示している。ただし、今回確認できたのはデータ間の整合性であって、それぞれの数字の正確性を完全に証明したわけではない。この点を区別したうえで、次に、数字が一致しない部分にどのような意味があるのかを考えてみたい。
## 大学基本調査と高校別進学実績の照合について②
### ― 公表されていない合格実績は推定できるのか ―
前回は、大学基本調査に掲載されている出身高校所在地別の進学者数と、各高校の合格実績を照合し、データの整合性を検証した。京都・大阪・兵庫・奈良の4府県について、京都大学・大阪大学・神戸大学の医学部医学科を比較したところ、12区分のうち7区分で数字が一致した。今回は、数字が一致しなかった部分について考えてみたい。
**■ まず、残された差分を確認する**
大学基本調査の進学者数から、把握できた高校別合格者数を差し引くと、以下のようになる。
| | 京医 | 阪医 | 神医 | 合計 |
| 京都 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 大阪 | 0 | 1 | 5 | 6 |
| 兵庫 | 2 | 2 | 11 | 15 |
| 奈良 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 合計 | 2 | 3 | 16 | 21 |
京都府と奈良県では、3大学すべての数字が一致している。一方、兵庫県では15名、大阪府では6名の差が残った。ここで注目したいのは、兵庫県における15名という数字である。
**■ 兵庫県には、進学実績を公表していない有力校がある**
兵庫県には、全国的にも高い進学実績を持ちながら、大学合格実績を公表していない神戸女学院高等学部がある。同校は医学部への進学者が多い学校として知られているが、具体的な大学別合格者数は公式には確認できない。今回、兵庫県で把握できなかった京医2名、阪医2名、神医11名という数字は、同校の進学実績が含まれている可能性を考えるうえで興味深い。ただし、これは神戸女学院の合格者が15名だったという意味ではない。
**■ 差分をそのまま合格者数とみなせない理由**
大学基本調査は進学者数、高校別の集計は合格者数である。そのため、大学基本調査に含まれる進学者と、高校別集計に含まれる合格者が必ずしも一致するとは限らない。また、神戸女学院以外にも、大学別の合格実績を公表していない高校や、今回の集計から漏れている高校が存在する可能性がある。実際、追加調査によって兵庫県の神医の差は13名から11名に縮小した。つまり、差分は未公表実績を推定するための手掛かりにはなるが、そのすべてを特定の高校に帰属させることはできない。
**■ それでも、今回の数字には意味がある**
今回の比較で興味深いのは、京都府と奈良県では数字が完全に一致する一方、兵庫県では京医・阪医・神医のすべてで差が残っていることである。しかも、その差の大部分は神医に集中している。これは、単なる集計誤差として片付けるよりも、未公表の進学実績や未把握の高校別データが存在する可能性を検討する価値がある結果だと考える。仮に、この差の相当部分が神戸女学院に由来するのであれば、同校が京阪神の医学部医学科に相当数の進学者を送り出しているという推測につながる。
**■ 今回の暫定的な結論**
今回の調査から、神戸女学院の京医・阪医・神医の合格者数を確定することはできない。しかし、兵庫県の大学基本調査と公表実績の差が15名あり、その内訳が京医2名、阪医2名、神医11名であることは確認できた。この数字を出発点として、ほかの高校の実績をさらに確認し、差分がどこまで縮小するかを調べることで、非公表校の進学実績について、より精度の高い推定ができる可能性がある。次は、神戸女学院の卒業生規模や、ほかの難関校の医学部進学実績と比較しながら、この15名という数字の妥当性を考えてみたい。
## 大学基本調査と高校別進学実績の照合について③
### ― 神戸女学院の医学部進学実績を推定する ―
前回までの調査で、2026年度の京都大学・大阪大学・神戸大学の医学部医学科について、大学基本調査の進学者数と高校別の合格実績を照合した。京都府と奈良県では3大学すべての数字が一致した一方、兵庫県では次の差が残っている。
| 大学 | 大基進学者 | 把握済み合格者 | 差 |
| 京都大学医学部 | 23 | 21 | 2 |
| 大阪大学医学部 | 21 | 19 | 2 |
| 神戸大学医学部 | 40 | 29 | 11 |
| 合計 | 84 | 69 | 15 |
この15名という数字を、どう考えるべきだろうか。
**■ 神戸女学院という非公表校の存在**
神戸女学院高等学部は、大学進学実績を公表していない。学校側は、大学進学を教育の主たる目的としていないことを、その理由として説明している。したがって、大学基本調査には神戸女学院出身者が含まれていても、高校別の公表実績からは把握できない可能性がある。今回の兵庫県の差分を考えるうえで、これは重要な要素となる。
**■ 15名という規模は不自然なのか**
神戸女学院の卒業生を約140名と仮定すると、15名は学年規模の約10.7%に相当する。京医・阪医・神医という難関3大学の医学部医学科だけで15名という数字は、決して小さくない。しかし、他の難関進学校の2026年度実績と比較すると、極端に不自然な数字ともいえない。
例えば、今回の調査で把握した3大学の医学部医学科合格者数は次のとおりである。
| 高校 | 京医 | 阪医 | 神医 | 合計 |
| 甲陽学院 | 5 | 8 | 11 | 24 |
| 洛南 | 14 | 7 | 0 | 21 |
| 灘 | 13 | 3 | 1 | 17 |
| 東大寺学園 | 14 | 5 | 2 | 21 |
| 西大和学園 | 3 | 6 | 4 | 13 |
| 四天王寺 | 2 | 5 | 3 | 10 |
これらの学校は卒業生数も男女構成も異なるため、単純に合格者数だけで学力を比較することはできない。それでも、京阪神医学部に10名以上の合格者を出す高校が複数存在することは、15名という推定値の規模を評価するうえで参考になる。
**■ 注目すべきは神戸大学医学部への集中**
兵庫県の差分15名のうち、11名が神戸大学医学部である。全体の約73%を占める。仮にこの15名がすべて神戸女学院の実績だった場合、京医2名、阪医2名、神医11名という構成になる。同じ兵庫県の甲陽学院では、京医5名、阪医8名、神医11名であり、神医への進学が多い。一方、灘では京医13名、阪医3名、神医1名となっている。つまり、京阪神の医学部医学科への進学先の構成は、難関校同士でも大きく異なる。そのため、神医への集中を理由に、今回の推定を否定することはできない。
**■ ただし、15名がそのまま神戸女学院の実績とは限らない**
ここで、推定の限界も明確にしておきたい。今回の15名は、あくまで大学基本調査の進学者数と、現時点で把握できた高校別合格者数の差である。神戸女学院以外の高校の掲載漏れが見つかれば、差は縮小する。また、合格者数と進学者数は異なる指標であるため、差分を厳密な意味での未公表合格者数とみなすこともできない。実際、追加調査によって神医の兵庫県の差は13名から11名に縮小した。このことからも、15名は確定値ではなく、現時点の調査で残された数字と位置づけるべきだろう。
**■ さらに重要なのは、医学部全体の実績である**
京医・阪医・神医の3大学だけでは、神戸女学院の医学部進学実績の全体像はわからない。京都府立医科大学、大阪公立大学、奈良県立医科大学、その他の国公立大学医学部医学科への進学者も考慮する必要がある。仮に京阪神医学部の15名という数字が神戸女学院の実績に近いのであれば、国公立医学部医学科全体の合格者数は、それを上回る可能性が高い。ただし、何名程度になるかは、他校の医学部進学先の構成比などを用いた別の推定が必要となる。
**■ 現段階での結論**
大学基本調査と高校別合格実績の照合から、兵庫県には京医2名、阪医2名、神医11名、合計15名の差が残っている。この数字の相当部分が、進学実績を非公表としている神戸女学院に由来するという仮説には、検討する価値がある。また、他の難関校の実績と比較しても、15名という規模が明らかに不合理とはいえない。
しかし、現時点で証明できるのは15名の差が存在することまでであり、それが神戸女学院の実績であることではない。次は、他の難関校における京阪神医学部と国公立医学部全体の合格者数の比率を調べることで、神戸女学院の国公立医学部全体の実績を推定してみたい。
## 大学基本調査と高校別進学実績の照合について④
### ― 理Ⅲ・関西5医学部の占有率から考える ―
これまでの検証では、兵庫県の京医・阪医・神医について、大学基本調査の進学者数と把握済みの高校別合格者数との間に、合計15名の差が残った。この差の相当部分が神戸女学院の実績に由来するという仮説を立てたが、次に考えたいのは、仮に15名程度が京阪神の医学部医学科に進学しているとすれば、国公立医学部全体では何名程度になるのか、という問題である。その推定の手掛かりとして、他の難関校の医学部合格実績を比較してみたい。
**■ 理Ⅲと関西5医学部の占有率**
対象とするのは、次の6大学・入試区分である。
- 東京大学理科三類
- 京都大学医学部医学科
- 大阪大学医学部医学科
- 神戸大学医学部医学科
- 京都府立医科大学医学部医学科
- 大阪公立大学医学部医学科
この6区分の合格者数が、各校の国公立医学部医学科合格者総数に占める割合を「占有率」とする。
**■ 2026年度の難関校比較**
これまで収集した学校別データをもとに計算すると、以下のようになる。
| 高校 | 6区分合計 | 国公医総数 | 占有率 |
| 洛南 | 44 | 70 | 62.9% |
| 甲陽学院 | 29 | 47 | 61.7% |
| 洛星 | 23 | 39 | 59.0% |
| 東大寺学園 | 27 | 46 | 58.7% |
| 灘 | 26 | 45 | 57.8% |
| 西大和学園 | 27 | 58 | 46.6% |
| 四天王寺 | 20 | 43 | 46.5% |
| 帝塚山女子 | 4 | 9 | 44.4% |
| 六甲学院 | 5 | 17 | 29.4% |
| 高槻 | 7 | 24 | 29.2% |
| 清風南海 | 8 | 31 | 25.8% |
| 大阪星光学院 | 8 | 49 | 16.3% |
※この表はこれまで収集した数値による暫定比較。学校によって公表時点や集計基準が異なる可能性があり、最終的な統一照合は未了である。
**■ 占有率には大きな差がある**
注目したいのは、国公立医学部の合格者数が多い学校でも、6区分の占有率は必ずしも同じではないという点である。洛南、甲陽学院、洛星、東大寺学園、灘では、おおむね58〜63%に集中する。一方、西大和学園や四天王寺では約46%、高槻や六甲学院では約29%となる。この差は、単純な学力差だけでは説明できない。医学部志望者がどの地域の大学を選ぶか、大学ごとの募集人数、入試方式、進路指導や学校ごとの志望傾向など、複数の要因が関係すると考えられる。
また、理Ⅲへの合格者が多い学校では、その人数が占有率を押し上げる。例えば灘の場合、理Ⅲ7名を除くと、関西5医学部の合格者は19名、国公立医学部全体の42.2%となる。つまり、占有率は学校ごとの進学先の特徴を強く反映している。
**■ 神戸女学院に当てはめるとどうなるか**
仮に神戸女学院の京医・阪医・神医が合計15名で、さらに京都府立医科大学と大阪公立大学に合計3名、理Ⅲは0名と仮定する。この場合、6区分の合格者数は18名となる。
国公立医学部全体に占める割合を変えると、推定人数は次のようになる。
| 仮定する占有率 | 国公立医学部全体の推定 |
| 60% | 30名 |
| 55% | 約33名 |
| 50% | 36名 |
| 45% | 40名 |
| 40% | 45名 |
これはあくまで条件付きの計算であり、神戸女学院の実際の合格者数を示したものではない。特に、京阪神15名がすべて神戸女学院に由来するという前提自体が未確定である。
**■ この比較から何がわかるのか**
今回の比較で重要なのは、京阪神医学部の人数だけから、国公立医学部全体の人数を一意に決めることはできないということである。同じ18名でも、占有率60%なら30名、45%なら40名となる。したがって、神戸女学院の実績を推定するためには、単純に他校の平均値を用いるのではなく、同校と進学先の傾向が近い学校をどのように選ぶかが重要になる。また、京阪神の3大学と京都府立医科大学・大阪公立大学の合格者数を、可能な限り個別に把握する必要がある。
**■ 現段階での結論**
兵庫県に残る京阪神医学部15名という差分は、神戸女学院の実績を推定する手掛かりとなる。しかし、国公立医学部全体の人数を考える際には、理Ⅲ・関西5医学部の占有率という別の要素が加わる。今回の難関校比較では、この占有率が学校によって大きく異なることが確認できた。したがって、神戸女学院の国公立医学部合格者数を推定するには、まず京阪神医学部の帰属をさらに絞り込み、そのうえで進学先の構成が近い学校との比較を行う必要がある。
次は、理Ⅲを除いた関西5医学部の占有率に着目し、神戸女学院の進学先の傾向をもう少し具体的に検討してみたい。
## 大学基本調査と高校別進学実績の照合について⑤【最終回】
### ― 神戸女学院の2026年度進学実績は、どこまで推定できるのか ―
これまで4回にわたり、大学基本調査の出身高校所在地別進学者数と、各高校の公表する合格実績を照合してきた。目的は、大学進学実績を公表していない神戸女学院高等学部について、公開データからどこまで実績を推定できるかを考えることである。結論からいえば、正確な合格者数の特定はできない。しかし、一定の条件を置けば、その規模を推定することは可能だと考える。
**■ 1.まず、データの整合性について**
京医・阪医・神医について、京都・大阪・兵庫・奈良の4府県を照合した結果、12区分中7区分で大学基本調査と把握済みの高校別実績が一致した。京都府と奈良県では、3大学すべてが一致している。これは、今回用いたデータが一定の整合性を持っていることを示している。
一方、兵庫県では以下の差が残った。
| 大学 | 大基進学者数 | 把握済み合格者数 | 差 |
| 京医 | 23 | 21 | 2 |
| 阪医 | 21 | 19 | 2 |
| 神医 | 40 | 29 | 11 |
| 合計 | 84 | 69 | 15 |
この15名の相当部分が、進学実績を公表していない神戸女学院に由来する可能性がある。ただし、未把握の高校がほかにも存在する可能性があるため、15名すべてを神戸女学院の実績と断定することはできない。
**■ 2.東大・京大についても差が存在する**
同様の照合によって、兵庫県の東京大学・京都大学についても、把握済みの高校別実績との差が確認されている。現時点での差は、東京大学4名、京都大学18名である。このうち京医2名は、京都大学18名の内数である。仮にこれらの差の大部分が神戸女学院に由来するならば、同校は医学部だけでなく、東京大学・京都大学にも相当数の合格者を出していることになる。ただし、こちらも高校別の掲載漏れや合格者数と進学者数の違いを含む可能性があり、確定値ではない。
**■ 3.国公立医学部全体では何名程度になるのか**
次に、医学部全体の人数を考えてみたい。前回、理Ⅲと関西5医学部の合格者数が国公立医学部全体に占める割合を比較したところ、難関校でも学校によって大きな違いがあることがわかった。
神戸女学院について、仮に次の条件を置く。
- 京医・阪医・神医の合計が15名
- 京都府立医科大学・大阪公立大学の合計が2〜4名
- 理Ⅲは0名と仮定
すると、理Ⅲ・関西5医学部の合計は17〜19名となる。
この人数から、国公立医学部全体の合格者数を逆算すると、次のようになる。
| 仮定する占有率 | 国公立医学部全体の推定 |
| 60% | 28〜32名 |
| 55% | 31〜35名 |
| 50% | 34〜38名 |
| 45% | 38〜42名 |
つまり、占有率を45〜60%と仮定すれば、国公立医学部全体はおおむね28〜42名という計算になる。もっとも、京阪神15名という出発点も、占有率も、いずれも未確定の仮定である。したがって、この28〜42名は統計的な信頼区間ではなく、あくまで条件を変えた場合の試算である。
**■ 4.東大・京大・国公立医学部を合算すると**
仮に東大4名、京大18名、国公立医学部28〜42名という数字を用いる。京医2名は京大と国公立医学部の双方に含まれるため、重複分を差し引く必要がある。その場合、
東大4名+京大18名+国公医28〜42名-京医2名
=48〜62名
となる。
神戸女学院の卒業生を約140名と仮定すると、学年規模に対する比率は約34〜44%である。ただし、この比率は浪人生を含み得る合格者数を卒業生数で割った参考値であり、現役卒業生の進学率を示すものではない。また、東大・京大の差分がすべて神戸女学院に帰属することも確認できていない。
**■ 5.最終的に、どのような結論が導けるか**
今回の調査から、神戸女学院の2026年度合格実績を正確に復元できたわけではない。
しかし、次のことは指摘できる。
第一に、大学基本調査と高校別公表実績には、多くの区分で一致が見られ、差分を検討するための基礎資料として一定の有用性がある。
第二に、兵庫県では東大・京大・京阪神医学部に未説明の差が残っており、その相当部分が神戸女学院の実績に由来するという仮説には合理性がある。
第三に、仮に京阪神医学部15名程度という数字が妥当ならば、他校の医学部進学先の構成比を用いることで、国公立医学部全体が数十名規模となる可能性を検討できる。
そして第四に、東大・京大・国公立医学部を合計した人数が、卒業生約140名という学年規模に対して相当な割合となる可能性がある。
**■ 結論**
神戸女学院の進学実績は非公表であり、正確な数字はわからない。しかし、大学基本調査と高校別実績の照合によって、同校が難関大学、とりわけ医学部医学科に相当数の合格者を出している可能性を、具体的な数字を使って検討することができた。今回の試算は、同校の国公立医学部合格者数が30名前後、条件によってはそれ以上となる可能性を示している。これは確定した実績ではないが、単なる評判や印象ではなく、公開データの整合性と他校の進学実績を根拠として組み立てた仮説である。進学実績を公表しない学校についても、複数の公開資料を丁寧に突き合わせることで、その実態に一定程度近づけるのではないだろうか。
>>今回の試算は、同校の国公立医学部合格者数が30名前後、条件によってはそれ以上となる可能性を示している。
そもそも実績非公表の学校の実績分析にここまでやる価値なし
国公立医学部のおおよその合格数は、私大医学部の合格数から見当はつく
これこそ、薄口評論家がいう極限最大値でのデタラメモリモリですよ
一言でいえば、R4が同じレベルの学校の実績とそう大差ないよ
■ 奈良県の京大女子はわずか17名
― 大学基本調査から見える男女差 ―
2026年の大学基本調査を使い、奈良県の高校から京都大学へ進学した生徒の男女別人数を確認してみた。
男子147名
女子17名
合計164名
女子比率は10.4%である。
奈良県には男子校の東大寺学園があるため、県全体の女子比率が低いこと自体は不思議ではない。そこで、高校別の京大合格者数を調べた。
<2026年 京大合格者数>
東大寺学園 76名
西大和学園 31名
奈良高校 26名
帝塚山 13名
奈良学園 8名
奈良女子大学附属 3名
郡山 2名
畝傍 2名
奈良学園登美ヶ丘 1名
智辯学園奈良カレッジ 1名
合計163名
県全体164名に対して、学校別では163名まで把握できた。
ここで、東大寺学園76名を除くと、残りは88名となる。さらに帝塚山については、京大合格者13名の男女別内訳が判明している。
男子9名
女子4名
東大寺学園と帝塚山を除いた残りは、
男子62名
女子13名
合計75名
となる。
女子比率は17.3%。
つまり、東大寺学園という男子校の存在を除いても、奈良県の京大進学者には大きな男女差がある。この数字を使えば、西大和学園の女子京大進学者数をある程度推定できるのではないか。次は、その人数を計算してみたい。
※本稿では京大合格者は全員進学するものとして扱う。






























