音読の重要性｜掲示板スレッド

当方の息子も灘確実と言われていますが、音読は、しておりません。以前「音読っていいらしいよ」とアドバイスしたら、やはり「口が疲れる」と言われました。実際のところ疲れると思いますし、こちらもうるさくてイライラしそうです。

ありがとうございます。確かに口が疲れると思います。しかし塾の言うことですし、音読の効果を期待して「音読しなさい。」と言えば「いやだ。」と情けないことに喧嘩になる始末です。灘確実の最優秀のお子さんは、音読云々など関係ないのかも知れませんね。しかし実際音読の効果はどうなんでしょうか？音読で成績が上がった方はいらっしゃいますでしょうか。

　灘は結構問題による当日当たり外れもあるとも聞きますが、それでも「確実」だということは、かなりな上位層･･･。ということは浜のあの人たちか、希の彼らですね。

成績との関連性はわかりませんが･･･
音読は、脳の発達にすごくよいみたいですよ。
「大人のドリル」の川島教授の講演を聞きに行ったことがあります。
音読をすると、脳の大事な部分である「前頭葉前野」というところがよく働くそうです。
他に、簡単な計算問題を解く、楽器を弾く、3人以上の人と話したり遊んだりする･･･なんてことが前頭葉前野にいいというお話でした。
前頭葉前野をよく働かせている子供は、精神的にも安定していて、すぐきれたりしないそうです。
音読がいいと言っても、国語の長文問題全部を音読するとかは、すごく大変そうですよね。（親でもしたくないのでは？）
「声に出して読みたい日本語」とか、音読向けの本もたくさん出てますから、そういうものを利用されてはどうでしょうか？
成績に直結するかは、何とも言えませんが、「悪いこと」「意味のないこと」にはならないのではないでしょうか。きれいな文章を読むことは、正しい日本語を口にすることになり、国語力につながるように思います。

先日、娘を通わせている学習塾で国語学習法の授業があり、そこで講演の先生も音読の有効性をおっしゃていました。「音読は黙読力を鍛えるため」というお話が印象的でした。国語が苦手な子にとっては音読がとても大切なようですね。

やはり音読することは脳を鍛え、理解力を養うための大切な訓練だったんですね。もっと早くに気がつけば良かったです。自我をはっきりもつようになった息子に強いる事は難しいですが、入試まで後1年、少しずつ小さな声からでも始めさせたいと思います。

音読は、脳の活性化にはつながるかもしれないが、受験やその後の人生で重要な、読解力や論理的思考能力の向上には必ずしもつながらないだろう。重要なのは、文章を読んで論理的に理解し、それを自分自身で表現できる能力だ。（試験の場合は記述力であろうが。）
音読の重要性を否定するものではないが、あくまでウオーミングアップ程度に考えるべき、これのみで学力向上を期待するのは無理である。
何もしないよりは良いが、大切なのは音読した文章の内容を子どもが論理的に理解出来ているかどうかなのだ。