女子美の中高大連携授業
映画を語って楽しみましょう
これまでも単発で作品のスレッドがありましたが、「この映画が観たい」「この映画を観た!面白かった!」と語り合う総合的なスレッドがなかったのでたてました。
今、上映中の作品はもちろん、既にDVDになっている映画でも、お勧めの映画を語ってもいいですよね。
ただし、純粋に映画を語って楽しみためにいくつかルールを設定させてくださいね。
☆ネタバレのある内容の場合は「ネタバレ有」「ネタバレですが、」と書いてから書き込みをしてください。
☆政治的な意図の書き込みやコピペは一切、しないでください。
趣味として純粋に楽しんで映画を語りましょう。
☆個人攻撃はしないようにしましょう。
皆様、明日は文化の日でお休みですね。
以下
著しくネタバレすることをお許しください。
邦画好き様
三島由紀夫の「金閣寺」先ほど読み終わりました!!
いやはや三島作品を読むのは、何十年ぶりでしょう・・・!
映画「炎上」の記憶がまだ新しいうちに(最近記憶力が衰えて・・・)、読み終えねばと少し気合を入れて読破しました。
読んで良かったです・・・!
本当にありがとうございました!
小説を読むことによって、「炎上」との違いやそれぞれの素晴らしさをじっくり再考する
機会を得ることができました。
なるほど、この原作の奥深さを短い映画ですべて表現することは、絶対に不可能です。
ましてや、主人公の「私」こと溝口の心の中に空いた深い穴、その穴の中で蛇の卵を温めるように
育ててきた、美に対してのこだわりとどすぐろい憎しみや怒り、悪の感情を俳優に表現させることも難しいでしょう・・・。
大幅に原作に手を加えて変更して、映画を作ったのは正解でした。
だからこそ「名作」として映画は成功したし、市川雷蔵もベネチア国際映画祭でシネマ・ヌボウ男優賞を受賞しています。
「炎上」で雷蔵演じる溝口は、あくまでも「美しく」「孤独」で「清い」青年です。
市川昆監督のあの映画では雷蔵が溝口役にぴったりです。
驟閣寺の住職・田山道詮老師が庭で掃き掃除をする溝口の視線を意識して
物乞いに小銭を与える場面があるのですが(原作にはない)、それを見たときの
溝口の素直で澄み切った美しい瞳が忘れられません!
彼は、ただ一人心の拠り所だった父を亡くしてから、全面的な信頼を老師においていました。
しかし、その老師は芸者を囲ったりして、溝口を大きく失望させていくのですが・・・。
彼は頑ななまでの潔癖さのため、友といても常に孤独で誰からも理解されないのを苦しみ、犯行に及びました。
その心情は「誰も見抜いてくれへんな」という彼のつぶやきにすべて表現されていました。
犯行に及ぶ前に立ち寄った遊郭でも、娼婦とただ話すだけで満足して帰っていくのですが
この点でも、原作の溝口より最後まで「清い」のです。
しかし、邦画好き様のお奨め通り、三島の「金閣寺」は素晴らしかったです!
美しく華やかで視覚的な文章。
どうして、長くこの作品を敬遠してきたのだろうと悔やまれます。
この映画がきっかけで読むことが出来て、幸せです。
これから、私も三島ワールドに少しずつ入っていこうと思っています。
溝口の初恋の相手ともとれる有為子、彼女の事件の描写は素晴らしく視覚的で映画的ですね。
これを映画に盛り込めなかったのは残念でした。
短い映画の中では友人の戸刈(原作では柏木)と恋人との関係や
老師と愛人の関係に焦点を合わせたほうが、より話が引き締まるのは確かですが・・・。
また、原作の最後は映画よりも救いのあるものでした。
むしろ、大役を終えてさっぱりした充実感のようなものさえ感じました。
原作を読むことによって
映画でのあくまでも「清い」溝口の最後はあれしかなかったのだと今になってようやく思えました。
どちらも日本の至宝と言える作品です。
五十鈴様大好き様
>ジェラール・フィリップ、いいですよね~!
>「赤と黒」など、原作はほんとうに暗い(でも感動)ですけど
>ジェラール様が演じると、何か雰囲気が華やかになるんですよね。
>白痴美なんて言われていたダニエル・ダリュー(だったかな?)も
美しかった・・・。
>他作品も見てると思うのですが
>何しろ古い映画オタクの夫に、新婚当時大量に見せられて
>どれがどれか、記憶が追いついていません(笑)。
私もすごく昔に見たので(10代~20代始め)、記憶が追いついていません(汗)。
たしか、「危険な関係」は現代版にアレンジして、すごくスタイリッシュなヴァルモンでした。
「モンパルナスの灯火」は画家のモディリアニの一生を描いた映画でしたが
妻のジャンヌ役のアヌーク・エーメがとても美しかったのを憶えています。
当時NHKや民放でも、結構古いフランス映画を
放送してくれていたのです。
ジェラール様は私にとって本当に「花咲ける騎士道」というイメージそのものの方でした。
フランス映画ではとにかくスタイリッシュな映像で大好きだったのが、「ディーバ」でした。
原作も買ったし、映画館でもビデオでも何回も見ました。
オペラの主題歌がとにかく素晴らしかった。
あと、「ベティブルー」は衝撃的でした。
カトリーヌドヌーブも好きで、「昼顔」や「シェルブールの雨傘」「哀しみのトリスターナ」など
見ていました。
突然で失礼ですが、五十鈴様大好き様は「アメリ」はご覧になったことはありますか?
私はないのですが・・・。
イギリスのエンパイア誌が選んだ2010年外国語(英語圏ではない)映画ベスト100の
なんと二位に選ばれているのです。
一位が黒澤監督の「七人の侍」
三位、四位あたりが「戦艦ポチョムキン」か「自転車泥棒」だったように
思うのですが、どうして「アメリ」が二位??って
すごーく気になりまして・・・。
そんなに素晴らしい映画なら、ぜひDVDを借りてみてみようと思いました。
スケートの高橋大輔君もEXのプログラムで「アメリ」を選曲していたくらいなので
名作だったのかな?とは思っています。
五十鈴様大好き様
池袋新文芸坐のHPを見ました。私はご存じのように関西なので、行くことはできないのですが、どんなものがあるのか知りたくて・・。
で、29日にあった「緋牡丹博徒」と「緋牡丹博徒花札勝負」ですが、どちらも若山富三郎は、出演していますが、勝新は出演していないですよね。しかも、「緋牡丹博徒」は高倉健が主な男優ですし。ほかの作品に若山富三郎と勝新がどのように出ているか知らないのですが、日替わり対決なのでしょうか。それにしても「緋牡丹」シリーズで若山富三郎を押し出すのなら、他の作品の方がよくでていると思うのですが。
と偉そうなことを書きましたが、名前は知っているだけで、これまで見たことがない「緋牡丹博徒」シリーズ、一度見たいと思ったので、ツタヤディスカスで予約してしまいました。
ところが、11月3日にリクエストを入れると、昨日、5日に「緋牡丹博徒花札勝負」が発送されたと知らせてきました。
6月から予約している、フランス版の「死刑台のエレベーター」も、リリース直後に予約した「ブラックスワン」もまだ来ないのに。
嬉しいような、悲しいような、複雑な気分です。
それにしても、五十鈴様大好き様が元関西人とは嬉しい限りです。
どうりで、大河内邸についてもお詳しいわけですね。
今ごろ様
昨日放送がすんだはずですが、阪妻の「無法松の一生」、WOWOWで放送されたのですね。12月には座頭市特集もあるとは。
我が家は、WOWOWに入っているものの、今、仮住まいで、ケーブルテレビが録画できない状況にあります。阪妻の「無法松の一生」をすでにDVDで買ってしまったのは悔しいですが、WOWOWの録画ができなかったので、仕方ないと諦めもつきます。
(座頭市特集は残念ですが)
阪妻の「無法松の一生」をごらんになられた方々、またご感想を教えてください。
ようやく、「鬼婆」と「狐の呉れた赤ん坊」を見ました。
「鬼婆」は、みなさまのおっしゃるとおり、鬼気迫る作品ですね。
あの白黒場面でのすすきの表現もその迫力を高めています。
音羽信子、調べてみると、あの当時、42歳。今の私よりひとまわり若いです。
あの年齢で「婆」だったら、私なんぞ、どうなることやら。
全然違うものを出しますが、「かぐや姫」の竹取の翁夫婦、40歳ぐらいの年齢設定だと言われているのを思い出しました。
それにしても、音羽信子と吉村実子の体当たり演技。監督は自分の妻のことをよくもあんな風に描けるな、と。職業とはいえ、普通の夫婦の感覚を超越していますね。
「狐の呉れた赤ん坊」は、タイトルから想像できるように、阪妻が、拾った赤ん坊を育てる話ですが、その情愛がよくでています。「無法松の一生」につながる流れもあるように思います。
前に書いたように、長門裕之が子役ででていますが、無法松の一生と同じく、なかなかよかったです。
連投お許しください
私も邦画が好きになりました様
「金閣寺」の小説、お気に召して嬉しいです。
「炎上」は私は観ていないので、小説と映画を比較することは難しいですが、私も邦画が好きになりました様の感想を読ませていただくと、
「炎上」の主人公は、主人公は、主人公自身が美しく清い青年で周囲の醜い世界が耐えられなかったのでしょうか。
そして、その孤独ゆえに、自分自身の心と同じように「美しい」、「金閣寺」に放火してしまったのでしょうか。
それは、本当に、救いのない結末ですね。
原作の「金閣寺」の主人公は、私も邦画が好きになりました様が表現されているように、
「その穴の中で蛇の卵を温めるように 育ててきた、美に対してのこだわりとどすぐろい憎しみや怒り、悪の感情」←素晴らしい表現と感心しました
を放火という表現で表すのに対極していますね。
「炎上」は原作の「金閣寺」の中での、「鶴川」と主人公像を重ね合わせている部分もあるのでしょうか。
鶴川は、自ら命を絶ちますが、「炎上」での主人公は、金閣寺を自己と同一化させて、破滅させてしまうのですね。
ところで、
私も邦画が好きになりました様、絶賛の、近松物語と赤線地帯をツタヤでレンタル予約しました。
西鶴一代女は見当たりませんでしたが、どこで借りられましたか?
以前、何かお安くでDVDをお買い求めになられたとお書きでしたので、それでしょうか。




































