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義父を看取った時に思ったことがあります。


よくインタビューで「安らかないいお顔でした」と言っていらっしゃる方がいますが、義父の場合、うつろな目も口も開いたままで、お世辞にも安らかな顔とは言えませんでした。どちらかというとちょっと不気味な感じででした。そんな義父を総勢10数人で看取りました。


もし私が病気で病院で最期を迎えるのなら、夫と息子の二人だけで看取ってほしいと思いました。息子のお嫁さんや孫には、私の変な顔を見られたくありません。
そのことを夫に話したら、「俺はみんなに囲まれて自宅で死にたい。それを仕切るためにも、俺より早く死ぬな」と言っていました。希望に添えるかな～？

＞供養をきちんとしないと後世が続かなくなるといいます。

墓を守る役目って、本家の長男がにないますが、お盆休みは仏壇のお盆準備、墓の掃除とお迎え、次から次へとやって来る親戚や近所の線香をあげの対応の後に、墓への送り、そしてお盆の片付けで１週間終わってしまい、旅行どころではないといいます。
まさか親戚や近所の人に今年は旅行に行くので線香をあげに来なくていいですと言えませんよね？
自分の都合で勝手にやめるわけにはいきませんから、世間体の立つ止めるタイミングを探さないといけません。
私の父も実は本家の長男ですが、ありがたいことに親戚は空気の読める人たちで、だいぶ前から「互いに心の中で供養ということで」とおっしゃってくれて墓守の役目は無いに等しいです。こういう親族って珍しいみたいです。



私も死んだあとは散骨を希望してます。
義母が他界したとき、やれ骨を何にするとか、いろんなパンフレットもらいましたけど、どれもバカ高くて、はぁ～？って感じ。
形に残さず、ゼロに戻ることが一番と考えてます。

義母にくれぐれも頼まれていることがあります。

湯かんというのでしょうか。みんなを集めてお風呂に入れるのだけはやめてほしいと。
自分の父親が亡くなった時にみんなの前で風呂に入れられ、それを見た義母はトラウマになっているようです。

数年前に私の父が亡くなりました。
やはり、「みなさん集まってください。お風呂に入れます。」と。
それが儀式と言われようとも私の父なら嫌だろうと思いました。

義母に聞いていたので、みんなの前ではやめてもらいました。
やってもらいたいこと、いやなこと、心づもりをしていないととっさに出てこないです。

私も、出来るだけの事は自分で用意し、ひっそりと亡くなりたいです。

先日亡くなった金子さんの本も読みたいと思っています。

捨てていいよって言ってあります。

金歯は資源ゴミです。

こういう話題になると縁起でもないとか考えたくないと
言う方もいますが、私は逆に自分の最後をきちんと考えることで
生きてる今を、一日一日を大事にしようと思えるようになりました。
なるべく家族で食事をし、思い出を共有し仲良くしておこうと。

最近、いらいらしたことがあったのですが、このノートのことを思い出して
自分の人生にとって些細なことだと気にならなくなりました。

前の文にも書いたのですが私はアラフィフです。