「下流の宴」　林真理子著　毎日新聞連載｜掲示板スレッド

当然北沢の母は可奈のことを快く思っていないでしょう。自分の息子が妊娠させたとは言っても、ふしだら娘の烙印は消せないでしょう。そこにきて無神経なことを言われたら、普通どこの親でも（母子家庭でなくても）カチンときて、嫌みの一つも言うでしょう。関西関東に関係なく。加奈はけっきょく自分のことしか考えていないから、思い描いているような幸せは難しいというのが常識的な考えだと思いますが、作者は読書の裏をかこうと思っているでしょうからどうなる事やら。ただこうしてみると、珠緒と翔のカップルの方が、お互いを思いやる余裕があって、（今はもちろんせっぱつまっているけど）結果吉かもしれません。（どういう結果かは予測できないけど。）

でも・・・様のおっしゃるように、正面切ってぎゃあぎゃあ言わずに、ねちねちやる女性は、近畿の女性に多いですが、中でも、特に京都に多くいるように思います。また、北沢の母親が可奈を快く思っていないことや、可奈が自分のことしか考えていないということに関しては、井戸端会議様と同じ意見です。また、可奈は、電話することで北沢の母親を味方に付けようとしましたが、このことが仇となり、かえって北沢の母親を敵に回すことになりそうな気がします。まあ、厳しいことを言うようですが、可奈は、世間知らずの愚かな女というところでしょうか。

追伸
今朝のDisney鴨の投稿で、昔の田原俊彦の歌の題名が「哀しみtoo young」となっていましたが、３０年近くもたてば、記憶違いが出て来て、実は｢悲しみ２（Too）ヤング｣の間違いでした。お詫びして訂正させて頂きます。

本日のレイ君は
「パジャマではなく、水色のセーターに着替えている。可奈が初めて見る、少し毛玉のついたセーターだ」
というくだりに、何か作者の伏線を感受しました。

上記の｢作者の伏線｣とは、パイナップル様の今朝の投稿にある可奈と北沢の夫婦関係が悪化することじゃないかな。そして、もし、本当にそうなれば、行き着く先は、離婚で、切り出すのは可奈に愛想を付かした北沢の方からで、また、その場には北沢の母親も同席ということになるのではないかと思います。

はじめまして。私も毎朝（少しイジワルな気持ちで）楽しみに読んでいます。
「はじめて見る少し毛玉のついた水色のセーター」とは、レイくんが長年愛用しているママの手編みのセーターでは？！

今日のストーリーから、北沢は、両親の離婚後、高校を卒業するまでは三重県に住んでいたと思われます。もし、そうなら、北沢がけちということと小学校から私立でと考える可奈と意見が合わないということについて、つじつまが合うということになります。なぜなら、三重県は、けちで有名な名古屋市のある愛知県の隣県ですし、私立の小学校が１校しかないという、お受験に関心が薄い土地柄だからです。

三重県出身です。
確かに、三重県では、お受験熱は低いです。
私立の中学もありますが、よほど教育熱心な親でない限り、受けさせる事はありません。

レイくんがいよいよリストラ危機ですね。
どうなるのでしょう？？