歴女におすすめの本｜掲示板スレッド

ツヴァイク　マリーアントワネット

『裸足の皇女』永井路子

『細川ガラシャ夫人』三浦綾子

好きな時代にもよりますが、
小学生でも読みやすいと思います。

遠藤周作著王妃マリーアントワネット、は読みやすいと思う。
吉川英二三国志はうちの子、中1ではまりました。
読み出したらとまらないらしいです。
そこから新平家物語、宮本武蔵と吉川つながりで読み進めましたが
やはり三国志だと。

「天平の甍」「額田女王」「おろしや国酔夢譚」
小学生には少し難しいかな。

海外ものでもよければ、塩野七生さんのものをお勧めします。

「コンスタンティノープルの陥落」
「ロードス島攻防記」
「レパントの海戦」

この三部作の面白さは異常。
あと、「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」は傑作です。

日本の歴史なら、やはり王道から入って「龍馬がゆく」あたりが面白いのでは？
司馬遼太郎は文章が上手いので、さらっと読めるし、いい文章に触れることは子供には重要だと思いますので。

田辺聖子さんの古典紹介もさることながら、古事記にテーマを取った
「隼別(はやぶさわけ)王子の反乱」
を一番にお勧めします。
枕草子や大鏡を基にした、清少納言が主人公の
「むかし・あけぼの」
小林一茶の俳句がちりばめられた
「ひねくれ一茶」
も。

外国ものでもよろしければ、
塩野七生さんの「海の都の物語」「ローマ人の物語」を。
地図がついていますが、地名や登場人物をうっすらと知っていないと難しく感じるかもしれません。

シュテファン・ツヴァイクでしたら私の好みは「ジョゼフ・フーシェ」。悪役が主人公です。

小４で塩野七生。それは凄いですね。