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【875779】まだ先ですが、塾の選び方

投稿者: シンママちびこ   (ID:q6VAx7wZ542) 投稿日時:2008年 03月 14日 21:12

今年小学校入学する息子の母です。
県内の私立中にするか都内の私立中にするかで塾での教え方は違うのでしょうか?値段は違うと聞いたことがありますが。
自宅は市川なので例えば渋幕や市川に通うのは便利ですし、都内も大抵なら通いやすいのです。今後どのような学習能力を身に付けるかわかりませんが、千葉県内御三家と都内御三家を狙うことで違いがあるのでしたら教えてください。
まだまだ先で単に希望でしかない現実なのにスレたてましてすみません。

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  1. 【876309】 投稿者: ベテラン教育パパ  (ID:tZYkY4P2J1g) 投稿日時:2008年 03月 15日 13:28

     私は中学受験から数々の受験を体験し当時のトップクラスの進学校を体験、3人の子供も様々のタイプの進学校を経て医者なったり、東大をはじめ首都圏大学をへて社会で活躍しています。ですから受験などもう関係ないのですが、子供が現実的で良き教育を受けて伸びてゆくことには関心が深く、そのためには受験が切っても切れないので、いまだに受験には関心があります。
     ですからこのようなナイーブな疑問を持つお母さんには是非伝えたい現実があります。
     まず親子ともに納得できる受験へのモチベーションが重要です。どういう学校を経てどういう人間に、また職業を目指すのか。その漠然たる方向性もなしにただ評判だけで塾を選び中学受験をするのは子供のバイタリティの発達に悪影響があります。どんな大学をでても、どんなに頭が良くてもこのバイタリティのない人はいずれ欝になったり、企業で不適応になって、成功どころか不幸な結末が目に見えています。東大あたりの大学院には籍だけあってどこにいるのか分からぬ人、人格的に欠落のある人、学問はできても就職できぬ人が10%以上はいます。
     次に人間には持って生まれた性格と3−4歳までに獲得された言語や論理に関わる基礎能力があり、小学校1年の段階ですでに知的能力に差があります。その段階ですでに運動能力に差があるのと同じです。ですから知的能力を強化しようと思えば2−4才ぐらいの間に、知育を考えた大人がいろいろな刺激を与え、知的な会話をして持っている力を育てる必要があります。勿論これに高い費用の幼児英才教育がいいかどうかは疑問であり、幼児発育心理や基礎数学、国語教育などを勉強した親が子供の性格を見ながら生活習慣から絡めて知育を行なうのが一番良いと思います。
     ですから2−3年生から始まる中学受験のための塾通いも、小学校1−2年の担任の能力も合わせてすでに差がついているところで始まります。私の経験ではこの差は残念ながらその後の6年生までの努力では越えることはかなり困難です。
     大雑把に言えば大手進学塾の模擬試験で、偏差値40−50をA群、50−60をB群、60−65をC、65−70をD群、70以上をE群としますと、小学校3年から6年までで、AからB、BからCに伸ばすことは、親子のモチベーションと子供の努力する性格でできると思います。これには一般の千葉を中心に展開する塾でもいい先生に就ければ可能でしょう。しかしCとDの間には一種の壁があり、幼児期に備わった能力の差が絶対的なものがあるようです。そのためBからDを目指すことはかなり困難で、Eに行くことはおそらく不可能だと思います。因みに、Dクラスの子供とEクラスの子供の間にも越えられない壁があり、その意味でEクラスの子供は神童といってもいいくらいです。
     Eクラスの子供は性格的に弱いとか病気でない限りトップレベルの進学校から東大や国立医学部、慶応早稲田の看板学部などに進学して、小学校時代から知り合いだった塾友と同窓生になったりします。
     ここで千葉県の上位進学校はCクラスならまあ可能性があり、渋幕などトップ校はDやEでなくては歯が立たない現実は、塾の資料などで親は早めに知っておかなくてはいけません。
     東京に本部がある有名進学塾はこのDとEの子供をそれなりに伸ばして、開成、麻布、櫻蔭筑駒などの学校にどれだけ入れるかを争っているのですから、Cクラス以下の子供には不向きとは言わなくても通塾時間、費用の面でも無駄が多くなり、親が経済的に苦労し期待するほど成績が伸びずに悲惨なことになりやすいと思います。有名進学塾にとってCクラス以下は悪く言えば営業目的に数で稼いでいる部分だと思います。
     要するにオタクのお子さんが3−4年になるまでにA-Eのどのクラスに属するかを見極めることが大事です。尚、大学の受験のころにはお子さんの自我が発達しており、本人の希望も明確になりますから、小学校時代Cクラス以下であっても、中学高校時代の努力、関心領域、精神力の育成などにより、浪人などの粘りも伴えば、Eクラスの子供が進むような大学に入ることも可能です。
     ですから、中学受験というものは子供のまだ発達途中に行なわれる、親の教育力や判断力、努力も含まれて評価される極めて特殊な試験である点を十分に理解されてかかる必要があると思います。

  2. 【876685】 投稿者: ベテラン教育パパ様  (ID:yvUYutRScVY) 投稿日時:2008年 03月 15日 22:21

    我が家は入塾時はC、半年でD、現在1年半後ですがDとEを行ったり
    来たりです。ちなみに塾はSですが、たかが10歳前後の子供に
    地頭うんぬんはそう関係ないような気がしました。
    毎日11時くらいには休ませていますが、先生との相性が良いようです。
    進学する大学のことまで親が視野に入れつつ中学受験に入れ込むのは
    いかがなものかと思いますがねぇ。子供の人生ですし。
    うちの子は御三家受かっても渋幕に行きたいと申しておりますが、さて
    どうなることやら。

  3. 【878052】 投稿者: ベテラン教育パパ  (ID:tZYkY4P2J1g) 投稿日時:2008年 03月 17日 15:19

    『ベテラン教育パパ様』様
     876309の書き込みが若干知ったかぶりで嫌味っぽく、あるいは押し付けがましい感じがあったかもしれません。それへのお答えでしたらひとつのご意見ですし、教育に関する考え方は各家庭で違ってよいと思います。しかしRESはあくまでシンママちびこ様の塾選びについて、私なりの意見を述べたまでです。そして私の意見では進学校への中学受験は当然大学受験を視野に入れて行なうものだと思っていますから、突き詰めると概略上のように考えられるということです。
     勿論学校を選ぶ場合、校風も重要ですがスポーツはさておきこと文化的活動に関しては、昔から優秀な生徒が集まる進学校ほど自由で活発でした。それは現在でも変わらないと思います。ただし、最優秀校に追いつこうとする進学校に時にやたら窮屈な考え方をするへぼ指導者がいることも確かです。
     『地頭云々』とはあまり聞かない言葉でどのような内容のことか分かりませんが、麻布、開成、そして最近は渋幕も、入試の問題は他校の問題と違いやはり東大型の入試問題に対応できる基礎能力を試しており、それは柔軟性とか着想とか粘りといった種類の能力です。その意味での塾のAからEの話しですので、説明が足りませんが、求められている知能の質の違いがあることを言ったまでです。
     『ベテラン教育パパ様』様のお子様がCクラスで入塾し現在はEでいらっしゃればそれは結構なことです。もともとそういうタレントを持っていたのでしょう。御三家に行かれようと渋幕に行かれようと、努力さえすればどのような大学でも入学できる知能を持っているということですから、そのタレントは有意義に使うべきだと思います。ただし、小学校でEクラスの能力を持っていた子供が中学・高校そして大学を出るころまでにあまりその能力を育てられなかった例も多数見ていますので、結局は10才は10才なりに人生や進路をしっかり現実的に考え、様々な困難にも対応できるバイタリティを育てる家庭教育をしておくことは重要だと思っています。
     因みに私は教育の避けて通れない現実としてお受験情報は好きですし、子供が必要とするときにはそれを基礎にアドバイスはしますが、普段は子供と宇宙や数学や政治や哲学や文学などいろいろな事柄について話し合うだけで、塾も学校も自分たちに選ばせる方針でした。

  4. 【880832】 投稿者: 近くに住んでる  (ID:kI70W.GG/HM) 投稿日時:2008年 03月 20日 10:51

    つい最近まで、うちの子はNに通っていました。
    千葉県内御三家と都内御三家を狙うことで、塾の教え方がちがうということは
    ないと思います。
    志望校別での講座ではその志望校の対策をするということだけの違いです。
    値段がちがうというのは、その対策講座をとるとその分かかるという
    ことでしょうか。
     
    千葉に住んでいて都内御三家を受験する子は、
    ほぼ全員が渋幕を受験し、大半が市川も受けます。
     
    都内御三家を受験する子の合格率は、
    市川 90%
    渋幕 40%
    都内 30%
    といったところでしょうか。
     
    共学志向、地元志向の子は、都内が受かっても渋幕へ進学しますね。

     


      

     

     

     
     

  5. 【886484】 投稿者: シンママちびこ  (ID:btVLjOQKofk) 投稿日時:2008年 03月 26日 22:32

    非常に詳しい解説をしていただき、また白熱した感もうかがえ質問してみて良かったと思いました。ありがとうございました。

    家庭では子供の知的好奇心を引き出そうと、やはり宇宙や地球の話などをするように心がけています。一応、興味は示してくれていて彼からも質問してくることも多いのですがこの好奇心がどこまで続くのやら・・・と不安もあります。
    最終的には子供の望む道を歩ませたいのですが、選択肢を広げるために学歴は必要であると思っています。スポーツ選手になって活躍しても頭の回転の速さ次第で引退後(そこまで考えてスポーツに励む人は少ないでしょうが)の人生が変ってくるでしょう。

    いずれにしても「早すぎる」というのはないんだな、と教えていただきました。とは言えまだ準備などしていないのですが。
    すみません、別の質問が浮かんだのでここで失礼いたします。

  6. 【888466】 投稿者: 悩める母  (ID:bRy/gQd4o9Y) 投稿日時:2008年 03月 29日 12:56

    ベテランパパ様、相談に乗っていただきたいと思います。現在息子は小学二年ですが、地元の公立中があまりにもひどい有様なので、できれば個性の強い息子に合った学校へ行かせてやりたいと思っています。私立となると経済力も重要なので、私立に行かせられるかわかりませんが、準備だけはしたいと思います。ところが、息子は学力は塾のお試しテストでは、偏差値58ぐらいで、IQは学年一番でずばぬけていると先生がおっしゃっていましたが、精神面が非常に弱く学校でも居場所がなく孤独で、自分の好きな事には何時間でも集中するが、興味がもてない事には集中しません。なるべく人と関わるようにとキャンプに行かせたりもしましたが、最近はそれも行きたがりません。せっかくの能力をのばしてあげたいと思うのですが、何をどうすればいいのかわかりません。今は、四谷大塚のリトルクラブを通信でやっています、塾へは五年生になったら行くと本人は言っています、受験もしたいとのことですが、自分がどんな風になりたいのかが定まっていないようです。塾に入れば、頑張って勉強している人達から良い影響を受けると思いますが、気の弱さで受験に負けてしまう気がします。何か参考になるお話があればよろしくお願いします。

  7. 【890035】 投稿者: ベテラン教育パパ  (ID:qAZ972vlDRo) 投稿日時:2008年 03月 31日 16:03

     今の時代は学校も昔(親世代の子供時代)とも変わり、いろいろな考え方の家庭のお子さんが同居し、時に陰湿な人間関係があるので友だち付き合いもなかなか難しいことも多いようです。その意味でナイーブでまっとうな子供には公立小学校時代が一番大変な時代でもあります。私立中学などである程度(教育に関して)考え方のそろった環境には入れれば、子供たちのストレスは少なくなります。親子ともにそういう意味のモチベーションでする中学受験もあっていいと思います。
     ともかく今はある程度ストレスに強くなり、人とのコミュニケーションができるように育てたいとお考えなのだと思います。やはりそれにはグループの中でもまれるしかありませんが、そこでまた心に傷を負うようなことがあると自分の世界から出たがらなくなってしますかもしれません。キャンプなどは最適でしょうが、確かにたまにしか会わない子供と行なう野外活動に興味がわかないお子さんには苦痛かもしれません。何か一番興味があるものを習える教室のようなところで、ともかく親しい友達を一人でもつくり、その子と教室以外でも遊べるようになって感化を受けることがいいのでしょうが、どこにそんな機会があるかは予測できません。ともかくそういう機会を求めていろいろ試してみることも必要でしょうが、親同士も気が合うような自然な友人関係が何よりで、あまり無理をしないほうがいいと思います。小学校時代にやや内向的なお子さんでも、中学高校で良き友人を持って人気者になる人もいると思います。どうしてもなかなか良い友達ができないなら親が友達代わりに(親としてではなく)話す機会を多くすることも必要かもしれません。
     私は今の時代だからこそ若い時代に武道を習うのはなかなかいいことのような気がします。剣道、柔道などは指導者や仲間がよければ困難に立ち向かう意志を鍛えることもできますし、チームプレーではないので自分なりの目標で練習でき独立心もつきます。野球やサッカーと違って運動神経がなくても結構できます。勿論、お子さんにより好き好きはあるでしょうが、2年生ぐらいからならはじめることにあまり抵抗はないかもしれません。それも無理があるなら、武道の経験のある親族などに頼んで、会うたび少しずつその面白さなどを吹き込んで、考え方の一致する生徒の多い中学に入ってから武道のクラブに入るのがストレスが少なく結構うまく行くかも知れません。
     後は何より、お子さんの興味がある分野でのモデル像に触れる機会があるといいと思います。たとえば、昔のエジソン伝、野口英世伝といったものが今のお子さんにどこまでアピールするか分かりませんが、そういう子供時代の孤独や苦労を扱った物語りに触れさせるのも案外いいかもしれません。
     

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