モンテクリスト伯｜掲示板スレッド

最後の晩餐会でのすみれの返事に対する真海さんの表情が切なくて哀しくて何度見ても泣いてしまいます。。ディーンさんの目の表情だけの演技、素晴らしいですね。一瞬の心の動きがよく分かりました。
あれはすみれが愛した過去の暖に対する愛によって真海の復讐を止めさせ、真海から元の暖に戻って欲しい為の返事かなとも受け取れます。15年前の結婚式のシーンでいつだって暖を取り戻す、と言っていたような覚えがあります。
色々と視聴者に解釈を投げかけるようなラストでしたね。

ラストシーン、白Tシャツは暖っていうのはわかったのですが、後ろ姿の女性は愛梨で良いんですよね。

デュマの原作だと、敵方は、すみれ親子相当のキャラを除いてもっと救いのない破滅をするし、幸男相当キャラはただの極悪人だったので、結構色々なところに救いを持ってきていて優しかったなぁという感じです。
(ちなみにラストは、信一郎・みらん相当キャラへの手紙がもっと長くて感動的。で、手紙を読んでいると沖合に美しいヨットが見えて、ああ、伯爵はエデ(愛梨相当)と旅立ったのだ…で終わり)。

世界史選択だった人は原作読んでみてください。結構時代背景がややこしいのですが、面白いですよ。

＞色々と視聴者に解釈を投げかけるようなラストでしたね。

ゆきおが包帯でグルグル巻きだったのに、暖はそれほどでもない感じでした。そこ、違和感があったのですが…

ゆきおが火の中に入って暖を助けた。
↓
バイクで駆けつけたあいりと土屋に渡した。
↓
それを神楽とすみれも見届けた。
↓
神楽、すみれ、ゆきおは真海の行方は知らない、焼死したのでは、としらを切る。

という解釈がネットにあがってました。
はっきりしないラストは余韻を長引かせますね。

第１話は録画したのですが、つまらなくて途中から視ずに消してしまったので、教えてください。
幸男がすみれをとりもどしたといっても、もともとは幸男とすみれがつきあっていたのわけではないですよね？
幸男と暖は幼馴染(後輩?)みたいですが、すみれはいつごろこの港に来たのですか？
すみれが喫茶店を経営とのことですが、経営をするに至った経緯はわかっているのでしょうか？
暖が来たときから、すみれは暖のことが好きになると思っていたとのことでしたが、お母さんの家はここにあり神楽は高校の先輩だったみたいですが、高校卒業後、暖はどこで何をしていたのでしょうか？

＞幸男がすみれをとりもどしたといっても、もともとは幸男とすみれがつきあっていたのわけではないですよね？

つきあってはいないと思いますが、そのままいけば いい関係になるはずだった、と幸男は思っていた。
実際、真海がいなくなったらそうなったので、幸男の独りよがりの思い込みでもなかったのかな。

＞幸男と暖は幼馴染(後輩?)みたいですが、すみれはいつごろこの港に来たのですか？

すみれが元々幸男と幼馴染で、暖が後からこの港にやってきた？

＞すみれが喫茶店を経営とのことですが、経営をするに至った経緯はわかっているのでしょうか？

そのあたりは特に本筋に関係無いので、何も説明はなかったかと。

＞暖が来たときから、すみれは暖のことが好きになると思っていたとのことでしたが、お母さんの家はここにあり神楽は高校の先輩だったみたいですが、高校卒業後、暖はどこで何をしていたのでしょうか？

そのあたりも特に無かったかな。とりあえず、暖は学は無いけど船乗りとして卓越した技術を持っていて、陽気で人の良い人間ってとこからスタートした感じ？


最初はふわっと見ていたので、違っていたらどなたかご指摘ください。
入間がお父さんと同居するくだりについてお聞きされていた方もいらっしゃいましたが、そのあたりのことも、あーそうなのねという感じで、特に細かな説明はなかったような。

最初は間延びした感じで、暖が脱獄するまではあまりパッとしなかったのですが、後ろ上がりに魅せてくれました。
録画した最終回はしばらくそのままにして、ときどき真海さんに会いに行きます。(笑)

話し戻すようですが、新海がスミレに『結婚したら、復讐をやめる』と言ったのは。
もともと、殺す気がなかったからですよね。
復讐をいつかはやめたいけど、もう1人の自分が、それを許さない。だから、スミレに収拾のつかない自分の決断を託した。
スミレは家族を守るために必ず結婚すると言うはず、
それが自分が愛したスミレだから。
もともと、新海はそこまで読んでいたのではないかと思います。あの、なんとも言えない表情はそれらを語っていたのでは。

そういう解釈も大いにありだと思います。
敢えて別の見方を提示すると…

真海の復讐はすみれ以外の人には全部したが、暖を待たないで幸男と結婚し、幸せな時間を過ごしていたすみれへの復讐だけがまだだった。
すみれが最大の愛情を向けている娘の明日香を、すみれ自身で捨てる選択をさせることで真海の復讐は完結した。
真海の「ばんざい」は復讐の完結の意味もあったのではないでしょうか。

結末をはっきりさせないで色んな風に解釈できるようにしているところが、このドラマの真骨頂なのだと思います。
まだまだ他の解釈もあると思います。

＞暖を待たないで幸男と結婚し、幸せな時間を過ごしていたすみれ

が結局一番の元凶だと思うわ。
その他3人の罪があろうと、すみれが幸男と結婚していなければここまでの
暖の憎悪が倍増したかどうか。
原作では暖（モンテクリスト）とは結ばれなくても、きっぱりと夫と決別
するけど、すみれは（形だけでも）幸男を捨てないしね。
そこがもやもやするのかも。