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【765064】埼玉県の高校受験の仕方

投稿者: ちんぷんかんぷん   (ID:BL1wHcKbhI6) 投稿日時:2007年 11月 15日 13:22

 地方出身の私です。
 自分が高校受験の時には、学校の成績を元に担任と相談して滑り止めの私立を受け、公立高校に行くのが一般的でした。
 あちこちのスレで埼玉の高校受験は特別と見かけます。
 北辰テスト(模試)が大事とも。

 今小4の娘がいますが、家政方面の公立高校を考えています。
 (料理・手芸が大好きなので)
 漠然と高校受験 と考えていましたが、親の出番が多く大変なのでしょうか?
 知らないまま中3になって慌てそうです。
 女子が受ける学校も少ないと聞き、家政大付属の中学が気になりだしました。
  
 どなたか埼玉県の受験の流れなど教えていただけませんか?

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  1. 【765124】 投稿者: 私も知りたいです  (ID:57Y7S4/TVRw) 投稿日時:2007年 11月 15日 14:07

     私も地方出身で、(受験は先生と相談)と、思っていました。
    ところが、違うらしいですね。
    私が小耳にはさんだ内容は、
     先輩ママ談>娘の高校受験の時は願書の取り寄せや出願など
           全部自分でやったのよ。先生に相談したって、
           なんにもしてくれないんだから。
           学校あてにできないわよー
    と・・驚きでした。先生が(この学校だったら合格圏内だよ)って
    相談にのってくれたり、出願も学校でとりまとめてやってくれるものだと
    おもっていたので、あらー・どうしましょう!と戸惑っております。
    まだ子供は小3ですが、将来必ずやってくる高校受験。
    わたしの無知のせいで子供が不利になってはかわいそうです。
    私も、ぜひ教えていただきたいです!

  2. 【765436】 投稿者: 埼玉の父  (ID:smCNQ..st52) 投稿日時:2007年 11月 15日 20:16

    高校受験はまだ先ですが、
    塾へ行くことをお勧めいたします。

    塾で正確な受験情報を仕入れるのがいいと思いますよ。。

  3. 【766113】 投稿者: ・・・・・・  (ID:BL1wHcKbhI6) 投稿日時:2007年 11月 16日 13:22

     スレ主です。
     塾ですか。
     となると、塾選びが大事なわけですね。
     ・・・・
     中学の意味がわからなくなってきました。
     そういう意味も含めて、中学受験が増えているのでしょうか?
     
     「成績表を持って私学をまず回り・・・」なんて、思ってもいませんでした。
     取りあえず、どこかの塾に(暇そうな時間がいいんでしょうね)聞いてみます。
     

  4. 【766191】 投稿者: 怒られるかな  (ID:H7.zboo0PHw) 投稿日時:2007年 11月 16日 14:37

    俺は、関西人なので無関係なのだが。
    面白い答弁記録を見つけたので、張っておくよ。
    長いぞ。
    それから、塾推薦は受かるけど。
    中学校長推薦は、恐ろしいほど落ちる、と言うのが埼玉に住む親戚の言葉。
    >>http://www.pref.saitama.lg.jp/s-gikai/gaiyou/h1002/1002t010.html
    業者テストの廃止と教育荒廃について


    Q  まず最初に、去る3月9日、県立所沢高校で、校長主催の卒業式と生徒主催の卒業記念祭の2つの卒業式が行われたとのことであります。校長主催の卒業式には、20人の卒業生、保護者50人、教職員が出席して行われ、生徒主催の卒業記念祭には、生徒、父兄、教員がほとんど出席して行われたということであります。
     私は、卒業式は卒業式、謝恩会とか記念祭とかは、その後、それぞれ生徒が出席して行うのであればともかく、卒業式をボイコットした生徒が400人もいるのに、これを教師がどうして卒業式に参加させることができなかったのか、また、職員組合と校長の関係はどうなっているのか、職員は校長の言うことをきかないのか、疑問に思うわけであります。
     また、東松山市の中学生刺殺事件など、埼玉県教育界の不祥事の連続、まさしく教育の崩壊と言わざるを得ません。
     私は、平成3年6月議会におきまして、生徒の学力の評価をどのように行っているのか、学力の学校間格差をどのように是正していくのかについて一般質問をさせていただきました。その当時の教育局では、業者テストなど見たことがない、知らない、生徒の学力など把握していないので、業者テストの話はしないでほしいということでありました。
     ところが、先日の丸木議員の質問に対する教育長の答弁は、平成4年度全国に先駆けて業者テストの偏差値によらない進路指導へと転換したと答弁されました。平成3年6月議会におきまして、業者テストは知らない、見たこともないと言っておきながら、現実には業者テストによる進路指導を行っていたわけであります。まさに、それでよかったのであります。業者テストの多少の弊害はあるにしても、業者テストにはそれなりの大きな意義があります。学校の基礎学力の習熟度や学級ごとの習熟度、先生ごとの生徒の習熟度を把握することができ、また、これによって校長が教師の評価を、また、教育委員会が学校の評価を行うことができることによって、適切な指導と管理ができていたのであります。
     ところが、これを全部廃止してしまったために、全くのノーコントロール状態に陥ってしまったのであります。埼玉県のやることは極端だということであります。
     どんなことでも、改革とか改善とかする場合には、試運転とか試行錯誤というものを行って徐々に慣らしていくものです。ところが、そういうことをしないで一挙に全廃してしまった。
     私の聞き及ぶところによりますと、業者テストがあったときの方がよかった、業者テストの廃止によって生徒が勉強しなくなった、学力が低下した、そして、教師が進路指導の主導権を完全に奪われて、進路指導の主導権は塾に奪われてしまった、教師の教育者としての権威は失われ地に落ちた、教師は目標も自信もなくなってしまったということであります。
     教師は、生徒の日ごろの学習とその態度を評価して内申書にまとめることになったわけでありますが、これが生徒を監視することになり、教師にも生徒にも大変な重圧にもなってきております。重圧に耐えきれない生徒がぷっつんと切れてしまう、このような子供たちが少年非行に走る。校内暴力、家庭内暴力が横行し始めているというのであります。
     先生が刺されたり殴られたり、現場の教師が生徒に殴られても10に1つも報告されない、寄ってたかって押さえ込むそうです。また、十数年前は、非行生徒は鑑別所に送ることもやむを得ないという方針であったそうでありますが、最近では、生徒の人権を尊重するということで教護院に送るケースはほとんどなくなったといいます。どうにも手がつけられないというのが実情だそうであります。
     もう一度塾の話に戻りますが、特定の塾と私立高校が連携して、塾の生き残りと私立高校の生き残りをかけて、塾推薦者と一般受験者で入学試験に格差を付けている。塾からの生徒には特定の問題を教えたり、最初から加点するとかして、一般受験生がまじめに受けても受からないという疑問を抱かせる、大変不透明な現象も出てきております。教育現場が無茶苦茶になっているということであります。
     無茶苦茶というのは、国語辞典で引きますと、でたらめで筋道が立たず普通でないという状態となっているところであります。したがって、業者テストでなくてもよいから、埼玉県内で行っていた大宮テストとか埼葛テストのようなものを年1回でも2回でも行って、進路指導において教師が曲がりなりにも一応の指導のできるような体制に戻すべきだと思います。
     そこで、お伺いいたします。
     埼玉県教育委員会は、このような業者テストの廃止に関連してのいろいろの問題について、委員会でどのように審議されているのか、また、現在の教育荒廃をどのように考えておられるのか、教育委員会委員長にお伺いいたします。
     また、土屋知事が就任されて間もなく業者テストが廃止されましたが、教育現場においていろいろの問題が起きており、だんだんおかしくなっていることについて、知事はどのように感じておられるのか、御所見をお伺いいたします。
     私立高校と特定の進学塾との連携による不透明な入試制度が横行し、教育現場が混乱を起こしていると聞いております。このことについてどのように対処していくのか、総務部長の御所見をお伺いいたします。
     また、教育長は、教育の専門家として、埼玉県の教育界で30年間培ってきた業者テストを廃止したことは失敗であったと考えないのか、生徒の暴力事件において生徒の人権と教師の人権をどうバランスをとるのか。所沢高校のように、校長の言うことをきかない職員会議に対して、校長の権限をどのように強化していくのか、また、現在の教育荒廃をどう立て直すのか、教育長にお伺いいたします。


    A 土屋義彦知事 最近の青少年の一連の問題につきましては、大変大きな衝撃を受けるとともに、誠にもって憂慮に堪えないところでございます。これらの非行・問題行動と高等学校入学者の選抜とを直接結び付けることはできないと思いますが、今後の本県における非行・問題行動の防止並びに青少年の健全な育成につきましては、学校教育関係者はもとより、特に家庭ですよ、地域社会など、全県を挙げて、その解決に向けて努力をしていくことが必要であると私は認識をいたしております。
     現場主義に立つ私は、直接現場で県民、青少年と接するよう努力してまいりました。これらの訪問先には小中学校もあり、多くの児童・生徒たちのはつらつとした姿に感激を深くし、私は、大変勇気付けられるとともに、将来を担う子供たちのために、今後とも全力を尽くして県政に当たりたいと強く決意をいたしたところでございます。
     議員御指摘の憂慮すべき状況もございますが、日々力いっぱい努力しております児童・生徒もたくさんおりますので、今後の青少年の健全な育成に当たりましては、教育委員会との連携を深めて、教育立県彩の国の実現を目指しまして、誠心誠意、全力で取り組んでまいります。

    藤井均教育委員会委員長 まず、業者テストの廃止に関連してのいろいろの問題について、委員会で審議されているのかについてでございますが、業者テストの廃止も含めて、高等学校入学選抜の改善につきましては、各年度、事務局から報告を受け、以下申し上げますようなことについて協議してまいったところでございます。
     業者テストの廃止は、これまでの我が国の学校教育の画一性、硬直性といった弊害などを打破し、個性重視を基本原則とする今次教育改革の具現化を図ろうとしたものでございます。業者テストの偏差値に依存した進路指導は、単なる知識の量だけをもちまして人間を順序付けることになり、生徒の個性をはじめ、豊かな創造性や表現力の芽をつむなど、人間形成に好ましくない影響を及ぼすとともに、生徒が目的を持って進路選択ができないなどの弊害がございました。本県におきましては、進路指導の改善を目指そうとする国の方針と本県の実情を踏まえ、こうした状況を見過ごすことができないと考え、平成5年度入試から業者テストの偏差値を用いない進路指導へと転換を図った次第でございます。
     その後、文部省も、文部事務次官通知によりまして、業者テストの偏差値を用いない入学者選抜の改善とともに、中学校における進路指導の充実を求めてきたところでございます。
     こうしたことは、生徒の多様な能力や個性を積極的に評価しようとするものでございまして、先ほど申し上げたように、個性重視の原則という今次教育改革の中核を成すものと認識いたしております。
     県教育委員会といたしましては、個性を生かした進路指導を推進してまいりますとともに、生徒の能力・適性などを様々な面から評価し、生徒の個性や優れた点を積極的に評価するなど、高等学校入学者選抜の一層の改善に努めてまいりたいと存じますので、今後とも御支援賜りますようにお願いいたします。
     次に、現在の教育荒廃をどのように考えているのかについてでございますが、最近の少年による一連の事件は、自他の生命や人格の尊重、あるいは善悪のけじめなど、人間としての在り方や生き方の基本が欠落したところから発生しているものであり、これを深刻に受け止めておるところでございます。県教育委員会といたしましては、緊急の対応策として、知事部局、警察本部、そして教育委員会の3部局の緊密な連携による非行防止対策に取り組みますとともに、各学校に対して、緊急全校集会、あるいは緊急保護者会などを開催するなどして、再発防止について最善の対策をとるよう、指導の徹底を図ってまいる所存でございます。
     また、今日の教育の諸課題を解決していきますためには、どうしても、子供たちの自制心や人への思いやり、また、社会のルールを大切にする心などをはぐくむことが肝要であろうかと存じます。先ほど、埼玉県議会のお名前で御決議いただきました、少年の暴力防止対策の充実・強化に関する決議の御趣旨に沿いまして、今後、学校、家庭、地域相互の連携を強化いたしまして、社会全体が一体となった少年の暴力防止対策の一層の充実・強化を図ってまいりたいと存じます。

    酒巻弘英総務部長 私立高校におきましては、独自の建学の精神に基づく特色ある教育を実践しておるところでございまして、入学者選抜に際しましても、各校がそれぞれの教育方針による推薦入試を実施するなど、主体的に独自の取組を行っているところでございます。
     しかしながら、私立学校といえども、入学者選抜におきましては、適切な資料に基づく公平・公正な選抜制度が求められておるところでございまして、県といたしましては、これまでも、各私立高等学校や社団法人埼玉県私立中学高等学校協会に対しまして、入学者選抜の適正な実施について要請をしてまいったところでございます。
     御質問にございました、進学塾にかかわる不透明な入学者選抜につきましては、あってはならないことと存じますので、そのような事実がございましたら、改めて各私立高等学校等に注意を促すとともに、当該私立高校に対し強く指導を行ってまいりたいと存じます。
     いずれにいたしましても、この問題につきましては、中学校における進路指導の在り方ともかかわる重要な問題でもございますので、今後とも、県教育委員会と連携をいたしまして、公平・公正な入学者選抜が実施されますよう努力してまいりたいと存じます。

    荒井桂教育長 まず、業者テストを廃止したことは失敗であったと考えないのかについてでございますが、偏差値による、いわゆる輪切りの進路指導が行われておりました当時は、高等学校への不本意入学や無目的入学の生徒が増加するといった問題が生じておりました。さらに、正規の入試以前の業者テストの偏差値で一部の私立高校の入学者選抜において事実上の合否決定をする、いわゆる青田買いが行われるなど、中学校教育に好ましくない影響をもたらしておりました。何よりもまた、一人一人の個性や長所を伸ばすことを目指す今次教育改革の基本理念に立って、偏差値により受験する学校の選択を振り分け的に行う、いわゆる輪切りの進路指導の弊害が厳しく指摘されていたところであります。
     これらの問題を解決するためには、業者テストを廃止し、生徒が自らの生き方を考え主体的な進路選択を促す進路指導へと転換することが、個に応じた多様な教育を推進する上からも不可欠なものでございました。
     そこで、県教育委員会では、平成4年10月に業者テストの偏差値を用いない進路指導への転換に踏み切りました。これを受けて、国におきましても、翌平成5年2月に業者テストの実施や業者テストの偏差値の使用を全国一律に禁止するなど、指導の徹底を図ったところでございます。
     業者テストの廃止は、それまでの進路指導を抜本的に改革するものでございました。それだけに、生徒、保護者や教職員の間には、不慣れからくる戸惑いや不安が生じ、様々な議論もございましたが、時の経過とともに、偏差値を用いない本来の進路指導の趣旨は次第に定着してきているものと認識いたしております。
     しかし、生徒や保護者の一部には、いまだ十分に理解されていない面もあり、業者テストの偏差値によらない進路指導の改善は、今後も粘り強く推進することが肝要であると考えております。
     県教育委員会といたしましては、日常の学習の成果及び各学校が蓄積した進路データや校内テストなどを活用し、生徒の能力・適性の的確な把握に努め、志望校の合格可能性についても適切な助言を行うなど、きめ細かな進路相談が行われるよう、今後とも各学校を指導してまいりたいと存じます。
     次に、生徒の人権と教師の人権をどうバランスをとるのかについてでございますが、校内暴力は増加の傾向にあり、本県で発生した対教師暴力の件数も、平成7年度は6件、平成8年度は11件、平成9年度は12月末現在で13件と、増加の傾向にございます。
     県教育委員会といたしましては、平成元年度から、人権を尊重し信頼関係に立つ教育の推進運動を展開し、暴力、体罰、いじめの根絶を目指してまいりました。対教師暴力など非行・問題行動に対しましては、家庭との連携、協力のもとに、一人一人の生徒理解に努めるとともに、教える者と学ぶ者の立場の違いなど、教えるべきものはきちんと教えることが大切でございます。また、校内の生徒指導体制を整え、一丸となって、き然とした指導を行うことや、学校の指導の限界を超える場合につきましては、状況を的確に判断し、専門的機関と連携して指導することも必要でございます。
     今後とも、児童・生徒、教師が互いに信頼で結ばれ、人権を尊重する教育の実現を目指し、努力してまいりたいと存じます。
     次に、職員会議に対して、校長の権限強化をどのように行うのかについてでございますが、職員会議は、本県におきましては校長の諮問機関として位置付けられております。校長が職員の個々の意見を職員会議の場で十分聞きますことは大切なことではありますが、学校の管理運営上の意思決定につきましては、責任者である校長が、その職務と責任において最終的な判断をするべきものであります。職員会議における校長の権限強化につきましては、校長に学校運営の責任者としての自覚を促し、責任ある意思決定を行うよう指導するとともに、現在進められております今後の地方教育行政の在り方についての審議の中で、学校の裁量幅や校長の権限が拡大される方向にあることも視野に入れまして、校長のリーダーシップの確立になお一層努めてまいりたいと存じます。
     次に、現在の教育の荒廃をどう立て直すかについてでございますが、最近の青少年の非行・問題行動など一連の事件につきましては、大きな衝撃を受け、誠に憂慮すべき状況にあると考えております。
     まず、早急に取り組むべき対策といたしましては、知事部局、警察本部、教育委員会、3部局連携による非行防止対策、また、各学校における再発防止のための緊急全校集会、そして緊急保護者会によって保護者の方々の御理解と御協力をいただくこと、さらに、校長の的確な判断により必要と認めた場合には持物検査を実施するなど、より効果的かつ具体的措置をとってまいりたいと存じます。
     次に、日常的、継続的な取組といたしましては、やはり何よりも道徳教育及び人間としての在り方、生き方に関する教育の着実な実践を積み重ねることを通して、命の大切さや思いやりの心など、心の教育を一層充実させてまいる所存でございます。
     今後とも、本日ちょうだいいたしました御決議の意を体し、学校、家庭、地域社会や関係諸機関と十分な連携のもとに、現在抱えている教育の諸課題解決のために全力で取り組んでまいる所存でございますので、県議会議員皆様方の格段の御指導、御支援をよろしくお願い申し上げます。



    Q 再質問  ただ今の御答弁の中で、業者テストの廃止と教育荒廃について、まず、教育委員会委員長に御質問したいんでございますが、先ほどの御答弁でありますと、進路指導につきましては、個性や長所を生かしながら適切に指導するということでお答えがありましたが、現実にですね、学力の、どの程度の学力なのか、個性とか長所が分かっても、具体的に学校の先生があの学校へ行けこの学校へ行けとは言えないし、現実に現場では、どこの学校へ行けということは言うなというふうに中学校の先生に指導しているというような事実も聞いております。
     また、先ほど、教育荒廃について、全校集会を開くなどして、指導の徹底を図るというふうな趣旨の御発言でございましたが、全校集会を開いてそれぞれで協議してですね、それでそういうことを全校集会を開いて協議しろということを指導することが埼玉県教育委員会の指導なのか、そのことは、もっと具体的に、どうしたらこれが、この教育問題が、学校の荒廃が直るかというふうなことも県の教育委員会で検討して全校集会を開けというなら分かりますが、全校集会を開いて協議しろということを指導することが県の教育委員会の指導としたら、大変無責任なことだと思うのでありますが、お答えを願いしたいと思います。
     次に、教育長にお伺いをいたします。
     私が先ほど、業者テストを廃止したことについて失敗ではなかったかという御質問をしたわけでございますが、現実に中途退学者も増えておりますし、また、学校の荒廃も、ナイフを使ったり、凶悪事件も増えておるわけで、これが失敗ではないというのであれば、具体的に、どのような改善をして、その結果がどう出ているかということを示してもらいたい。新しい教育制度でどういう結果が得られたということを示して、初めて失敗でなかったと言えるんではないでしょうか。前よりも事故が増えた、生徒が不良化した、そういうことを繰り返して、私は、失敗ではなかったというのがおかしいんじゃないかと思いますが、いかがでございましょうか。
     それから、私たちが問題にしたいのは、教師の人権、生徒の人権、誠に結構なんですが、問題は、学校の先生の尊厳というか、先生に対する尊敬の気持ちとか、そういうものがわきながら学校で勉強するのが本来の学ぶことだと私は思うんでありますが、そういう教師の教師としての尊厳、生徒としての真しな学習態度、そういうものがあって初めて教育が行われると私は思うわけでございます。したがって、現在、学校において荒廃していると言われるのは、学校の秩序が崩壊しているわけです。先生なのか生徒なのか分からない。そして、これが、生徒の人権だけを重視して、どうして先生の教師としての尊厳を、教育長が後ろから守っていかなければならないと思うんですが、この件についてはどうなんでしょうか。
     それから、3点目でありますが、所沢高校におきましては、校長は、卒業式をやるから、先ほどの答弁では職員会議は諮問機関だとお答えがありましたが、諮問機関であれば、校長が卒業式をやろうと言ったら職員が全部出るのはもちろんのこと、出ない人もいたという話もありますが、全部出るのはもちろんのこと、生徒も皆連れて卒業式をきちっとやるのが職員会議の使命ではないかと思うわけでございます。そういう点におきまして、その職員会議で校長の指示に従ってこなっかった教職員に対する処分はどうなるのか。このへんについて教育長は明らかにしてもらいたい。これは、県民もそれを望んでいるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
     次に、知事にお伺いいたします。
     知事は、先ほど、教育につきまして大変力強い御答弁をいただきまして、知事として、彩の国さいたまの教育を任せてくださいという、本当に私としましては有り難いお言葉をいただいたわけでございます。
     私は、知事が「小が大を呑む」という本の中で、知事というのはコンビニだと、コンビニエンスストアだと言われました。そのコンビニというのは二つの意味がある。1つは何でも屋だと。必要なものは何でも置いてある、そういうものが知事の1つの仕事である。もう1つは、コンビニは24時間営業なんだと。昼夜わかたず仕事をしているんだと。だから、知事というのは大変でもあるし、それだけの重責を感じて知事をやっておられる。私は感動したわけでございます。私たち県民も、知事に対して、教育は別だ、教育以外のことを知事に任せるために知事を選んだわけではないのであります。やはり、先ほどのように、私たちが、今の教育について納得ができない。だから、今回も数多くの議員の先生が、教育をもっとやってほしいということでありますから、やはり県民の声にこたえて、土屋知事が指導性を持って、教育委員会、また教育長、また、教育局を総入替えするぐらいの気持ちを持って、勇断を持って埼玉の教育の改革に取り組んでいただきたいと思うわけでございます。


    A 土屋義彦知事 私はしばしば、教育は国家存立の基本であり、瞬時もゆるがせにでき得ないということを訴え、教育立県を目指しまして努力をしてまいりましたが、現状を見るにつけ、誠にもって、残念で残念でなりません。
     そこで、教育局の人事につきましては教育委員会にありますが、総合調整という立場に立って、教育局の人心一新を含めて、知事部局、教育局、教育委員会、関係機関と一体となって、本日の県議会の決議の趣旨を踏まえ、青少年問題の解決に全力で取り組んでまいります。
     県議会の皆様方の御支援、御協力を心からお願い申し上げます。
    藤井均教育委員会委員長 個性重視を基本原則としているところの教育改革の一環としての入試改善と、確かに申し上げました。個性と申しますのは、また別の言葉で言えば、特性だとか適性ととらえてよろしいかと考えております。その中に、御指摘のような学力も当然入ってくることは申すまでもないわけでございますけれども、しかし、学力以外の様々な特性、適性を子供は持っているわけであります。それらを総合的に判断する入試改善にしていこうと、こうやって、何年か前に改善を図ったわけでございます。
     学力の評価につきましては、校内におきましても、それぞれの単元のテストだとか、あるいは定期テストだとか、あるいは学習過程における、学習の途中でございますけれども、学習の過程においてもテスト等を行いまして、その子の学力の評価は行っております。従前の、偏差値が相対評価の観点に立ったのに対しまして、今の教育は子供の絶対評価を中心にしようとする流れでございますので、その線に従って今進めているわけでございます。
     それから、教育荒廃についての御質問でございますけれども、人間で言いますと、風邪をひいたとかお腹が痛いとか、そういうときには、これは市販の薬を買ったりお医者様にかかったりしまして、緊急の、どうしても対応をせざるを得ないと思うんです。さりとて、対症療法ばかりやっていたのでは仕方がないので、健康増進、体力をつけるという日常の積み重ねも併せて必要かと思います。
     先ほど申し上げました全校集会だとか、あるいは全部の保護者に集まっての会だとか、あるいは所持品検査がうんぬんだとか、こういうものは、一連の中学校の子供たちの方で頻発いたしました事件に対応した、いわば緊急対応と考えております。そのほか、健康増進に当たるのが、先ほど申し上げました積み重ねが必要とする心の教育と、こういうことを申し上げたわけでございます。
     そこで、全校集会について、開くということだけを教育委員会は指示するだけかということでございますけれども、当面、全校集会をともかく至急開いてくれと。何をやるのかということは、これはもう、そこの学校の校長が、自分の学校の生徒の状況やこれまでの自分の学校の教育の状況を判断して、これはもう適切にやってくれるものと私どもは確信しております。
     なお、こうした事件が続いて起こりました背景だとか原因につきましては、当然、教育局におきましても、教育センターその他専門機関において更に研究、検討をさせるつもりでございます。

    荒井桂教育長 まず、第1点目でございますが、この業者テストの廃止は失敗ではなかったかということに関してでございますが、御答弁でも申し上げましたように、今次、十年来の教育改革の大きな流れに位置付けられた進路指導の改善であり、かつまた その大きな流れの中に立ってまいりますと、生徒一人一人の個性、特性等を生かし、個に応じた多様な教育に対応するために、入学者選抜は、これは選抜方法の多様化、ないしは選抜尺度の多元化というかたちで進められました結果、児童・生徒には、自らの個性に立脚し、それに合わせた将来の生き方をながめながら、どのような進路を選んだらいいかということを積極的に考え、それに対応しようとする態度が育ったことが、今次教育改革の方向と併せて最も大きな成果であると考えております。
     そのような大きな教育改革の流れとしての一環としてのそれでございますが、御指摘のように、中途退学者が増えているとか、御指摘の教育の荒廃とかの現象もございまして、これが、業者テストの偏差値輪切り体制を廃止したことに直結するかどうかについては、まだ道半ばでございますので即断はできないところでありますが、私どもは、直接には関連しないものと考えております。
     それから、第2点目の、学校教育において、先生の尊厳とか、そしてそれに対応する児童・生徒の真しな学習態度とかが組み合わさったところに本来の教育活動が進められるという御指摘は、全くお説のとおりと存じます。それが今損なわれていることが問題でございまして、この長年にわたる様々な歴史的沿革から起こりましたこの問題こそ、教育の適正化といいますか、教育の活性化にとりましてまず取り組まなければいけない問題でございまして、教師及び学校当局が全力を挙げてその回復に努めると同時に、併せて、御家庭や地域社会もそのような方向で進められるような御支援を是非とも賜りたいと存じます。
     それから、第3点目でございますが、所沢高校に関する報道等で御心配をおかけして申し訳ありません。この報道につきましては、これは、実は長年にわたる、卒業式、入学式等における国旗掲揚・国歌斉唱という大きな動きと、これに反対する動きとの最終的な段階で、所沢高校が最後に残ったところでございます。
     そのような中にありまして、校長は、職員会議におきましては、生徒の方向でいくようにという決議がなされたんでありますが、やはり学校の最終責任は校長の判断によって決まることでございますから、校長は卒業式を実施するという方向でこれを打ち出し、それを実行したわけでございます。それに対しまして、教職員もまた生徒の側に立ったわけでございますが、校長は、職務命令を発しまして正規の卒業式を実施いたしました。残念ながら生徒の参加が少のうございましたけれども、職務命令を発した、そのことに対して職員が応じておりますので、もしも、そのような適正な学校運営に当たりまして、校長の発した職務命令に反するようなことがございますれば、それに相応した処分をするところでございますが、今回については、そのような職務命令に応じて卒業式に参加しているということがございますので、御理解を賜りたいと存じます。

  5. 【766210】 投稿者: 怒られるかな  (ID:H7.zboo0PHw) 投稿日時:2007年 11月 16日 15:04

    まー上のスレは、長すぎだわな。
    こっちの方が、新しくて読みやすい。
    >>http://www.management-brain.co.jp/column/column_think.cgi?act=syosai&vol=67
    【記事】 新入生獲得に県立高が学習塾と接触 (埼玉)
     
    読売新聞(12/9)    

    ○県立高校の通学区域が来年度から廃止されるのを機に、優秀な新
    入生獲得に力を入れる複数の県立高校が、学習塾を対象に説明会を
    開くなど独自のアプローチを始めた。「脱学習塾」を掲げていた県
    教委も「広い範囲で情報を提供することは必要」とこうした動きを
    追認した。受験生の多くが校外での業者テストや塾の進路指導に頼
    る現実にいらだつ中学校側からは「中学校での進路指導軽視に拍車
    がかかる」という反発が出ている。

    ○浦和、浦和一女など県立高八校は九月、県私塾協同組合が毎年開
    催する「中高入試説明会」に初めて参加。私立高校に負けじと県立
    高校教諭も、学校の教育内容などをアピールした。

    ○十月には、蕨高が塾を対象とした説明会に踏み切り、県内の塾関
    係者約百人が集まった。さらに同月下旬には、川越高と川越女子高
    が共同で塾対象の説明会を開催し、約二百人の塾関係者が参加。中
    高入試説明会に参加したある県立高校長は「幅広く学校の情報を発
    信する必要がある。私立高校とだけではなく、県立高校間の競争も
    今後激しくなるだろう」と話す。

    ○県教委は、一九九二年に「偏差値による輪切りの進路指導をなく
    す」として、県内の公立中学校での業者テストを撤廃した。さらに、
    学習塾通いによる受験戦争過熱を防ぐため、公立中学、高校に対し
    て塾と距離を保つよう指導を強めていった。

    ○今回、県立高が学習塾側に接触したことに対しても、県教委は当
    初「進路指導は各中学校のデータや実績で行っている。望ましくな
    い」と渋い表情だった。しかし、複数の県立高が動き始めると「自
    分の高校のPRを自己責任でやっていく必要がある」(稲葉喜徳・
    県教育長)と追認した。これに対し、中学校や教育団体からは「中
    学校の進路指導が形骸化する」と声が上がった。

    ○県立高校では、来年度新入生から通学区域が廃止されるため、受
    験生にとっては選択の余地が広がったが、高校側の新入生獲得競争
    は激化する。さらに、県教委が、県立高校から進学重点支援校を指
    定し、大学進学実績の向上を目指す方針も明らかにされた。

    ○大手学習塾「スクール21」(さいたま市大宮区)の宮川由三入
    試対策本部長は「通学区域の廃止などで、高校受験を巡る環境は大
    きな転換点を迎えた」と指摘する。ある県立高校長は「進学実績に
    つながる優秀な生徒の取り合いに拍車がかかる」とみる。

    ○県立高校が学習塾側に接触し始めたのは、中学校の進路指導の問
    題もある。業者テストを実施しなくなって、中学校は県全体の客観
    的データを得られなくなった。過去の進路や校内テストのデータが
    判断材料となるが、ある公立中の進路指導担当教諭は「校内の位置
    づけは分かっても、全体のレベルで判断するのは難しい。まして全
    県が対象となると……」と話す。

    ○受験生の長女を持つさいたま市内の主婦(43)は「受験生の親
    としては、少しでも正確な情報を知りたい。中学に頼ってばかりは
    いられない」と言う。

    ○岡山大学教育学部長の田中宏二教授(社会心理学・職業心理学)
    は「高校が自校PRに受験産業を活用するのは一つの戦術ではある」
    と指摘する。一方で、「この傾向が強まれば、偏差値教育の問題が
    再燃する。高校間の競争激化は、公教育の本来の役目を失うおそれ
    をはらむ」と警鐘を鳴らしている。

    ○「偏差値教育からの脱却」という理想を掲げて業者テスト撤廃に
    踏み切った県教育界。しかし、少子化を背景にした生徒獲得合戦に
    より、再び現実に揺り戻されている。時計の振り子のように揺れ動
    く受験環境に、教育関係者のジレンマは深い。

    『コメント』

    ◇今回取り上げた記事は、埼玉県の高校受験に関するものだが、東
    京都でも日比谷高校はじめ都立高校が学習塾の説明会に参加して、
    自校のアピールをしている。何も、埼玉県だけに限ったことではな
    い。また、私が知る限り、埼玉県は、私立高校と学習塾のつながり
    が、首都圏の中でも非常に強い。学習塾が私立高校へ塾推薦のよう
    な形で生徒を推薦し、合否を確約してしまうといったことも行われ
    ている。そのような現実を知っていれば、何も驚くに値しないこと
    なのだが、まだまだ建前の議論がまかり通っているようで、このよ
    うな記事が出てくるのだろう(埼玉県は、偏差値教育追放の先鋒を
    買って出た経緯があるので、このような記事になるのかもしれない
    が)。

    ◇「県教委は、一九九二年に『偏差値による輪切りの進路指導をな
    くす』として、県内の公立中学校での業者テストを撤廃した。さら
    に、学習塾通いによる受験戦争過熱を防ぐため、公立中学、高校に
    対して塾と距離を保つよう指導を強めていった。」という記事の中
    にある、「学習塾通いによる受験競争加熱を防ぐため」という表現
    は、全く現実を表していない。偏差値追放が叫ばれた結果、学習塾
    は、客観スケール(偏差値)を握る民間教育機関となって、受験の
    時には、絶大な力を発揮しているのである。公立中学校では業者テ
    ストは実施しなくなったが、歴然と会場模試として業者テストが存
    在し、私立高校の推薦の基準に使われ、そして公立高校受験の志望
    校の目安に使われているのである。「偏差値による輪切りの進路指
    導をなくす」なんてことは、全く出来ていないのである。特に埼玉
    県では、公立中学校が持っていた進路指導の主導権を学習塾に半分
    奪われたと言っても良いほど、私立高校の進路指導での学習塾の力
    は強いのである。そして、公立高校の進路指導に関しても、この記
    事を見る限り、そのような状況になる可能性は高いし、現になりつ
    つあるようだ。

    ◇記事の最後で、大学の先生のコメントを載せているが、このコメ
    ントなども、現実に高校受験の現場で何が行われているか知ってい
    るのかどうか、非常に疑わしい。「『高校が自校PRに受験産業を
    活用するのは一つの戦術ではある』と指摘する。一方で、『この傾
    向が強まれば、偏差値教育の問題が再燃する。高校間の競争激化は、
    公教育の本来の役目を失うおそれをはらむ』と警鐘を鳴らしている。」
    とあるが、偏差値教育は、今までも依然として残ってきたし、今後
    の高校入試改革の流れを見ていると更に強まるだろう。そして、高
    校間の競争激化は、当然起こりえるものだし、まさに起こっている。
    「公教育の本来の役目を失うおそれをはらむ」とは、どういうこと
    なのか。高校の序列化のことを言っているのならば、そんな序列化
    は、すでに存在し、その存在を否定しているのは、教育委員会のみ
    で、受験生やその保護者は、十分承知しているのである。だからこ
    そ、受験のための学習塾が今も流行っているのだ。

    ◇建前だけで教育を語る空しさから脱却し、現実的な地平から、教
    育を語ることを考えよう。そうしないと、いろいろな議論が時間の
    無駄になる可能性が高い。

  6. 【769177】 投稿者: ふうぅ〜  (ID:hCu7OEl4G.M) 投稿日時:2007年 11月 19日 20:07

    現行では私立受験には中学校の先生はタッチ出来ない決まりがあるので、
    私立については基本的に自己責任で受験します。
    県立は中学を通しての受験になりますが、どこを受けるかは本人が決めます。


    が、
    今の中1から県立の入学試験は前期(5教科受験)で7割、後期(3教科受験)で3割の定員をとる方向で検討されています。同時に、現行のままでは中学が進路指導を出来ないということで来年度から10市合同の学力テストを執り行い、進路指導に役立てるのだそうです。どの程度関わってくるつもりなのでしょうね、私立にも関わるつもりなのでしょうか。


    聞いた話では教育長が替わるたびに受験制度が変わるのだとか。
    小4ということだとこの先どうなるか、情報に常に敏感でいたほうがいいかもしれません。



  7. 【774880】 投稿者: スレ主です  (ID:FJgAQROuFuw) 投稿日時:2007年 11月 26日 10:05

     御礼が遅くなりましたが、たくさんの情報をありがとうございました。
     ゆとり教育の見直しもあり、娘が中二の時から授業時間が又増えるみたいです。
     親が敏感に反応しないといけないのですね。
     必然的に学校への不信感・塾への意向が強くなるのは仕方ないのかもしれません。  
      
     我が家に余裕があれば中学から私立に入れたい気分です・・・

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