在籍生徒の9割が東京と神奈川の学校
大阪公立大 VS 神戸大 VS 阪大
大阪公立大学は大阪市内中心部に大阪城の目の前に新キャンパス。
交通アクセスがいい。
医学部、獣医学部、農学部をも有する総合大学。
研究水準で阪大を超えることも宣言。
学費の無償化はいつまで続くか。
神戸大や阪大も何らかの対抗策を打ち出さざるを得ないと思われる。
良い意味での切磋琢磨が国公立大学の間で行われるだろう。
物理学や天文学、化学、生命科学は東大が強いし、
数学、物理学、化学、薬学は京大が強い。
材料工学や金属工学は東北大が強い。
生命科学や冶金、レーザーは阪大が強い。
共通しているのは、
それらの研究分野に関する世界的な研究機関が
大学内にあること。
阪大のレーザー研にいったことがあるが、
世界中から多くの優秀な研究者が集まり、
国籍関係なく共同研究をしていること。
また、世界トップクラスの研究所や研究機関には、
大学の研究者のみならず、民間企業からも研究
案件が集まり、膨大な外部資金が集まり、
さらなる発展を繰り返すもの。
大阪公立大学は世界トップクラスの大学を目指
しているらしいが、トップクラスを目指せる
何があるのでしょうか?
欧米やアジアに、研究者を受け入れるための
情報発信拠点がありますか?
海外の研究者が関心を持つような有力学術書に
掲載される論文がどれ程ありますか?
優秀な研究者を雇用する予算がありますか?
トップクラスの大学を目指すなら、阪大くらいは
余裕で追い越し、追い抜かないといけませんが、
上記私の疑問に対して、大阪公立大学は阪大の
足元にも及びません。
大阪公立大学の現在置と目指す目的地とはとてつもなく離れていますが、そのプロセスが提示されていませんので、単なるプロパガンダでしかないのが実情です。
大阪公立大学の数学研究所は兼任教授だらけの組織です。
日本は1960年代から90年代にかけてはフィールズ賞やそれに次ぐ研究成果を多くだし、東大や京大にはニコラブルバキのメンバーも集まってくることもありましたが、今は相対的に弱い時期です。
東大や京大はギリギリ耐えてますが、大阪公立大学は全く聞かないですね。
私は情報理論や符号理論を専門にしてますので、コンピューターサイエンスや数論の界隈はよく知っていますが、大阪公立大学の研究者はほとんど見かけません。
ヒントIRとか意味不明な書き込みもありますが、
優れた研究成果は優れた研究者の「集団」と、
中長期的な研究予算から生まれます。
研究予算を集め、世界中から研究者を呼び寄せるには、具体的で現実的なテーマとマスタープランが必要です。
指定国立大学に選ばれた9法人は、それを明示できた大学であり、それゆえ、予算を集めることができるのです。
しかし、大阪公立大学は世界トップクラスの大学になるためのシーズがありませんし、シーズがないゆえ、具体的なマスタープランが描けないのです。
大阪市立大学や大阪公立大学の合併にあたり、
お金を出す側(大阪府や大阪市)が仕切っている
時点でうまくいかないんですよ。
私がお役所仕事といったのはそこです。
役人ではなく、大学側が目標とその達成
プロセスを描くべきなのです。
役人が描くと往々にして現実的ではない
絵を描きます。
国の実施する事業が計画から大きく解離するのは、
実現性への思慮が欠けているためです。
役人が絵を描くことに唯一利点があるとすれば、
血も涙もない英断ができることです。
学部学科の廃止や教員の首きり等です。
しかし、今回の合併は役人が絵を描く利点が
使われていませんので、デメリットしか見えて
こないのです。
世の中、後発で成果を収めている大学の大半は、
ある特定の分野に絞った大学です。
国際教養大学、奈良先端大、沖縄科技大等。
学部学科(研究科)が片手に収まる数しかありません。その代わりその分野で世界トップクラスの
研究者を呼べるのです。
これは個人の感想です。
大阪公立大学の強みを活かすなら、
獣医、医、工学(機械、航空、海洋、マテリアル)、商経法のみに学部学科を絞り、予算とキャンパスの集中集約化、学生の質確保にフォーカスし、世界トップクラスの大学を目指すのは50年後の課題くらいにすべきでした。




































