アートの才能を伸ばす女子教育
国公立大学に貴重な血税を2兆円も使っているのは、本当に愚かなことだ。こんなにも血税を使っているというのに、国公立大学は低偏差値ばかり。本当に無駄だ。授業料を安くせず、ちゃんと私立大学と同じように徴収して、血税の無駄遣いはやめてください。
要は、国公立大学も私立大学と同じ金額だけ授業料を徴収して、血税の無駄遣いをやめろということです。
―慶應義塾大学は文部科学省の「国際卓越研究大学制度」に応募しませんでした。10兆円規模の大学ファンドで研究支援を受ける制度ですが、東大や京大も応募した中で、結果的に東北大学が初の認定候補に選ばれました。なぜ、慶應は応募しなかったのですか。
意図的に応募しなかった一番の理由は、慶應の研究は7割が人文科学、社会科学系だからです。
私たちは、国が国際卓越の研究大学をつくること自体には賛同しています。ただ、そのやり方を学内で徹底的に議論する中で、いまある理系を中心に大学の姿を示す形では、慶應のフルパワー、スポーツに例えれば本当のオールスターを使えないという結論になりました。一部の選手だけを使って応募して、もし通ったとしても、それが「慶應義塾国際卓越研究大学」です、と我々が定義するのは避けたかったのです。
――それでも長期にわたって年間数百億円の助成を受けられるのは大きなメリットではないですか。年3%の事業成長が難しいという判断もあったのでしょうか。
これだけの支援金は、慶應としてもほしいですよ。3%の事業の成長はそれほど大変ではありません。我々は通常も基金の運用などは行っていますからね。それよりも、国際的に何を卓越と評価するのか。政府からの評価ではなく、世界からの評価に関して、慶應はどこで卓越を狙うのか。 慶應全体のフルパワーを出せるようにするには、どうするのがいいのか、ということです。もちろん、その議論は今も続いています。
——国の施策とどう向き合うかという点に関しては、慶應は大学入学共通テストに参加していませんが、どうしてですか。また、AO入試をいち早く導入した大学ですが、総合型選抜についてはどう考えていますか。
共通テストは「世界共通のテスト」ならいいのですが、例えば偏差値にしても日本の中だけで見たときの数値です。我々は世界に視野を広げて、中長期的な将来を考えながら、どんな入試がいいのかを議論しています。総合型選抜は文学部、法学部などで行っていますが、我々は学問の府ですから、根本になる学力を測るシステムをいかにつくるかが重要だと考えています。
塾長(朝日新聞インタビュー)































