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国際卓越大学申請

【7168383】
スレッド作成者: 都立の人 (ID:pelrjoy/JK.)
2023年 04月 04日 11:25

国際卓越大学に申請10件。
東大、東京科学大、京大、東北大、名大、阪大、九大、筑波大、早大、理科大

どこが認定されるのか。指定国立大から顔ぶれ変わるのか、私立大の認定はあるのか、旧帝大唯一申請のない北大はどうしたのかなど。
また、過去のSGU、指定国立大などの反省を踏まえどう運営されるべきかも含めて意見交換しましょう。

【7747023】 投稿者: Margaux   (ID:PZXz1jNsQRU)
投稿日時:2025年 12月 24日 00:18

まず周辺とはどこか。
国卓の認定対象から外れる旧帝未満の国立研究大学、具体的には地方国立の中核校と博士課程を維持している理工系大学です。Fランではありません。博士後期と競争的資金を持つが、国卓に吸われる側の大学群です。

次にセーフガードが何か。
これは情緒論ではなく、実務の話です。

国卓指定校が獲得した大型競争的資金で新設するポストについて、一定割合を期限付きのクロスアポイントメントに限定する。所属は周辺大学に残したまま、研究費と設備だけを国卓で使わせる。これだけで人材の一方通行は止まります。

次に、国卓予算と連動して、博士課程学生の共同指導枠を義務化する。国卓校単独ではなく、周辺大学との共同学位、共同指導を取らないと当該予算が執行できない設計にする。欧州では普通の話です。

さらに、基盤的経費の最低保証ラインを切る条件を明文化する。国卓の採択と同時に、周辺大学の運営費交付金が機械的に削られる現行運用を止めるだけです。新規投資と既存基盤を同時に削るのは制度設計として破綻しています。

どれも条文を書き換える話ではありません。運用要件と予算執行条件の話です。

あなたが繰り返している第三者審査や定量目標は否定していません。Top10パーセント論文の基準もそのままでいい。問題は、その基準を満たすために人と金が一方向に流れた時、戻る回路が制度上ゼロなことです。

完璧な制度が無いのは承知しています。だからこそ、起きると分かっている副作用に最低限の歯止めを置けと言っているだけです。これは情緒ではなく、海外で何度も失敗した後に共有された教訓です。

これで具体性が足りないと言うなら、議論ではなく、単に集中以外を認めたくないだけだと思います。

【7747032】 投稿者: うむ   (ID:V3QgX264jF6)
投稿日時:2025年 12月 24日 00:32

>まず周辺とはどこか。
国卓の認定対象から外れる旧帝未満の国立研究大学、具体的には地方国立の中核校と博士課程を維持している理工系大学です。Fランではありません。



日本の大学数は800校近い。これでも十分に集中しているという意見もあるはず。
そしてどこまで広げるかは調達可能な資金と、実効性を見て考えざるを得ないということ。
資金面ではこれを理由とした増税は無理でしょうし、実効性では過去のSGUや指定国立大はむしろ対象を広げすぎたという反省に立っているはず。

ただ、対象を広げていく考え方は国際卓越研究大が進めている方針と相反するものではなくむしろ目指す方向性に沿ったもの。
そして、対象を広げる議論として、やはり文系学部のスリム化がトレードオフとして出て来るとは思っています。

慶應塾長の文系大学5年制への移行や拡充の提言はその流れに対するアンチテーゼだと思っています。

【7747037】 投稿者: Margaux   (ID:PZXz1jNsQRU)
投稿日時:2025年 12月 24日 00:41

うん。論点が少しズレてやしませんか。

800校あるから十分集中している、というのは数の話であって、研究機能の配置の話ではありません。私が指している周辺は、数を広げろという意味ではなく、すでに博士課程と研究基盤を持ち、国卓と同じ競争指標で評価されてきた大学群です。ここは広げる対象ではなく、すでに競争に組み込まれている側です。

資金制約の話も同様です。増税して広げろとは言っていません。新規に集中投資するなら、その執行条件として人材と教育機能が一方向に流れ切らない設計を入れろ、という話です。これは配分総額の問題ではなく、配り方の問題です。

SGUや指定国立大が失敗したのは、対象を広げすぎたからではありません。評価軸と出口設計が曖昧なまま、看板だけを増やしたからです。今回は逆に、評価軸は明確なのに、集中による副作用への手当がゼロという、別の失敗を踏もうとしている。

対象拡大と国卓の方針が矛盾しない、という点は同意します。ただし、それは結果として波及する話であって、制度上の回路がなければ起きません。自然に広がるはず、という期待は、過去に何度も裏切られています。

文系学部のスリム化をトレードオフに出す議論も、危うい。研究基盤の偏在問題と、学部構成の問題は別軸です。そこを結びつけると、また教育の話にすり替わる。慶應塾長の提言も、研究集中政策への直接のアンチテーゼというより、学士教育の再設計の話でしょう。

要するに、集中か分散かの二択ではない。集中投資を否定していないからこそ、集中した後に何が起きるかを制度で縛れと言っています。それを対象数や増税論にすり替えると、この議論はまた抽象論に戻ってしまいます。

【7747097】 投稿者: 保護者   (ID:i6UTpRXTq5o)
投稿日時:2025年 12月 24日 07:50

問題は短期計画の出来ない人が長期計画を立てられるか?ということ。

勿論理系の醍醐味の1つは博打当たりがある事だけど予言者の予言を全部聞いていればどれか当たるよ、という認識じゃないとね。

最初から +++オレの構想はでかいから20年かかるけど凡人には理解できない+++なんて妄想家ですよ。


あと長期設計とかいってる人いるけどそれも違うよ。例えばウクライナ、ガザ戦争が始まる前にドローン戦争なんて考えていなかった(日本の議員)だから今後10年間は使えるものとして与野党が一緒に共有した安保理3文書は改訂が僅か数年で必要になってしまったと皆認めている。

つまりね、世界のスピードと日本のスピードが乖離している。数年後は見えない、誰にも予想出来ない。でも大切だと受け止められるものは続いていく。そして大切だと思う人がそれを伝えていける事が求められている。
短期で結果を出している人が長期計画として推す(その結果は誰にも分からない)事が出来るか否か?それだけだよ。
だって誰にも分からないんだから。


最初からあなたは20年安泰です。結果がでなくてもねって言われたらダラダラして前に進まず終わるだけ。それこそが無駄。一生懸命やってるけど結果が出てないだけなら大樹が拾ってくれるよ。

【7747103】 投稿者: Margaux   (ID:QxtvOHoIBLw)
投稿日時:2025年 12月 24日 08:02

保護者さんの言っている危機感そのものは分かります。ただ、ここでまた時間軸の前提がズレていると思う。

今は短期か長期か、という二択で語れる局面じゃない。シンギュラリティ後は、数年先どころか数秒先すら読めない世界です。AIは内部シミュレーションで、数百年分の探索を秒のオーダーで回してしまう。

ウクライナやガザ、ドローン戦争の例を出されていますが、むしろそれが答えで、世界は長期計画が崩れるスピードそのものが常態化している。

だから必要なのは、短期で結果を出せる人だけを走らせる仕組みでも、20年保証の免罪符でもない。環境が変わった瞬間に、軌道修正できる余白と、人が脱落せずに戻ってこられる構造です。

短期で成果を出した人が長期を語れるか、という問いも、今では少し古い。成果の定義自体が数年単位で書き換わる以上、重要なのは速さよりも、失敗しても立ち上がれるかどうか。拾われるかどうかではなく、最初から落ちきらない設計かどうかです。

世界のスピードと日本のスピードが乖離している、という指摘には同意します。ただ、そのギャップを埋める方法は、気合でも予言でもなく、戻り道を残す制度と運用です。未来が読めないからこそ、一本道を強制する設計が一番危ない。

長期を語るな、という話ではない。長期が崩れる前提で、どう生き残るか。その視点が抜けたままの議論は、どれだけ現実的に見えても、もう一段階浅いと思います。

【7747202】 投稿者: うむ   (ID:V3QgX264jF6)
投稿日時:2025年 12月 24日 10:48

>800校あるから十分集中している、というのは数の話であって、研究機能の配置の話ではありません。



私は、800校の中で、世界と競う研究型大学をどこまでで線引きするか、ということは様々意見があると思いますが、結局、その制約条件は資金の裏付けである、と言っています。
国際卓越研究大で実績を上げられ、自立的な資金調達が出来るようになれば当然にその範囲は広げていけるのではないか。
一方で、政省令で定める基準を充足できる大学は日本にはせいぜい10 大学程度しかないのではないか。
その意味ではまずは4〜5大学程度で高い目標に挑ませるシナリオに違和感は無いと思っているということです。

ついでに言えば、増税ではなく公的資金の運用益を活用することにも違和感無いです。

【7747215】 投稿者: Margaux   (ID:Qi1hp3WJEDg)
投稿日時:2025年 12月 24日 11:14

資金が制約条件になる、という点自体は否定していません。ただ、あなたの整理は資金が回り始めた後の理想状態を前提にしすぎている。

国卓で実績を上げ、自立的資金調達ができるようになれば範囲を広げられる、というのは結果論です。問題は、そこに至るまでの間に、研究人材と博士教育がどこに吸い上げられ、どこが空洞化するかです。実績が出てから考えるでは遅い。その過程をどう縛るかが制度設計の核心です。

政省令基準を満たす大学が10校程度、まず4〜5校で挑ませるという判断自体に違和感はありません。私も集中投資を否定しているわけではない。ただ、その4〜5校が成功したとき、周辺の研究大学にどういう機能分担と人材循環が残るのか、その回路が最初から描かれていないのが問題だと言っています。

過去の政策は、うまくいったら波及するはずという期待で制度を組み、実際には人材だけが一方向に流れて戻らなかった。その反省があるなら、今回こそ成功後に広げるではなく、成功する途中で壊れない仕組みを入れるべきです。

公的資金の運用益活用についても同じです。財源の出所より、配分条件と出口設計が問われている。資金があるかどうかではなく、その資金が大学システム全体にどういう歪みを生むかを事前に制御できるかどうかです。

要するに、大学数を何校に絞るかの話ではありません。4校でも5校でもいい。ただ、その集中が、日本の研究基盤全体を強くするのか、一部だけを突出させて周辺を痩せさせるのか。そこを制度としてどう担保するか、それを聞いています。

【7747227】 投稿者: うむ   (ID:V3QgX264jF6)
投稿日時:2025年 12月 24日 11:27

>配分条件と出口設計が問われている。資金があるかどうかではなく、その資金が大学システム全体にどういう歪みを生むかを事前に制御できるかどうかです。



国際卓越研究大には反対ではないがその後の波及効果を懸念しているということですね。
その意味では科研費や地域中核大などを考えているということだと思いますが、一方で、日本は米中どころか、独英にもトップ論文数などで引き離されており、まずは世界で戦える大学を1つでもいいから作りたい、という切実感しかないということが背景にあるとは思います。

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