将来の選択肢が広がる学部合同説明会
AIリストラとベーシックインカム
そもそも日本政府は、現時点でBIを正式な政策として導入する方針を示しているわけではありません。
内閣官房
一方、BIという制度の一般的な概念では、「最低限の所得を無条件で保障する」ことが中心です。
つまり「ゆとりある豊かな生活」を保障する制度というより、最低所得・貧困ラインを下支えする仕組みと考えるほうが正確です。
生活保護受給と何が違うのでしょう?
これまでホワイトカラーとして働いていた人が、AI化などで仕事を失って生活保護を受けるのは体裁が悪いから、「ベーシックインカム」という名前に変えただけ…という話ではないですよね?
「人手不足は経済学用語ではない」と言葉尻を拾いながら、事務職の余剰と現場人材の不足という現実の労働需給には答えない。
「需給で労働配置が決まる」と言いながら、東京圏の余剰人材は東京に留め、地方の不足は「嫉妬」と切り捨てる。
自分で言っている「需給の原理」と、自分の結論が完全に矛盾しています。
「多様性選好」という言葉を持ち出しても、この矛盾は消えません。
産業構造も労働需給もまともに整理できないまま、東京中心という結論だけが先にある。
だから、思考回路がいつも支離滅裂なんですよ。
「東京圏の失業者は、東京圏の新産業が吸収すべき」ですか。
では、AI化で事務職が余った場合、東京に住んでいるというだけで、その人材の需要が生まれるのでしょうか?
「多様性選好」などという言葉を持ち出しても、余剰人材を東京に留めておけば新産業が自然に吸収してくれる、という因果関係はどこにもありません。
むしろAI時代に職種転換もリスキリングもできず、特定の事務作業にしか適応できない人材なら、東京だろうが地方だろうが、人材としての需要が低いのでは?
逆に、技術を理解し、新しい産業に適応できる人材なら、東京でも地方でも活躍できます。
つまり問題は「東京か地方か」ではなく、AI時代にどんな能力を持つ人材が必要とされるかです。
それを無視して「東京の失業者は東京で救われるべき」「地方に行かせるのは嫉妬」と言い続ける。
地域ではなく能力で考えたほうがいいのでは?
東京に住んでいること自体は、スキルでも付加価値でもありません。
【AI時代に使えない人材は、東京に置いても地方に置いても使えない。】
そこを「多様性選好」という言葉で覆い隠しても、現実は変わりません。
>「多様性選好」などという言葉を持ち出しても、余剰人材を東京に留めておけば新産業が自然に吸収してくれる、という因果関係はどこにもありません。
むしろAI時代に職種転換もリスキリングもできず、特定の事務作業にしか適応できない人材なら、東京だろうが地方だろうが、人材としての需要が低いのでは?
東京圏のような活性化され成熟した地域経済市場においては、それこそ誰かさんが言っていたセーの法則のように、労働力の供給が生じれば、それに呼応して容易に需要も生じます。
新しい産業を生み出していく潜在力は十分にあります。
もちろん、リスキリングは必要だとは思います。ただ、それは、多様な専門性+若干のIT技術の熟練、という中身になるでしょう。AIの技術者になる必要性はないでしょう。
また、敢えて、地方に魅力を感じて、UターンIターンを選ぶ者も当然いるでしょう。
だけど、地方には人手不足があるから、いやいやながら肉体労働や現業につかざるを得ない、ということにはならない。
ミスマッチを埋める、というのは共産主義社会の強制移動の発想です。
「多様性選好」「セーの法則」「共産主義の強制移動」…また、言葉を増やして肝心の論証から逃げていますね。
①「東京圏では労働力の供給が生じれば、それに呼応して容易に需要も生じる」
その「容易に」の根拠はどこですか?
AIで事務職が大量に余ったとして、東京に人を置いておけば、新産業と雇用が勝手に湧いてくる…そんな都合のいい経済法則はありません。
「東京には多様な人材がいる」ことと、「東京に余った人材を吸収する新産業が生まれる」ことは全く別の命題です。
さらに、
②「ミスマッチを埋めるのは共産主義社会の強制移動」
これはもう、議論を捨てて極論に逃げています。
職業訓練や転職支援、移住支援など、本人の選択肢を増やす政策まで「強制移動」と呼ぶなら、あなたの頭の中では労働市場政策そのものが共産主義なのでしょうか。
③そして「多様な専門性+若干のIT技術」で十分?
なら、AI・半導体・ロボット・エッジAIで実際にどんな職種が何人増えるのかを示してください。
「東京には潜在力がある」
「多様性選好がある」
「新産業が生まれる」
これを繰り返しても、数字も因果関係も出てきません。
一方で、地方の人手不足という現実には「嫉妬」「強制移動」とレッテルを貼る。
東京の余剰人材には「需要が生まれる」と楽観し、地方の不足には「知らない」で済ませる。
それは「経済原理」ではありません。
「東京に住んでいる人間は、東京にいるだけで新産業に吸収される」という、根拠のない東京特権意識です。
ここまで来ると、産業構造や労働需給を分析しているというより、「東京は正しい」という結論を、経済学用語で武装しているだけに見えますね。
「セーの法則」を持ち出す前に、まず「東京なら仕事が湧いてくる」という自分自身の思い込みが、どこまで現実に裏付けられているのか、を検証したほうがいいでしょう。
言葉は立派でも、論理の中身が空洞なら、ただの知ったかぶりです◯笑






























