将来の選択肢が広がる学部合同説明会
【フィジカルAI】エッジAIを理解できない人たち
フィジカルAIについて議論していると…
「投稿者:空間経済学」から、
クラウドAI=大脳=高次
エッジAI=小脳=低次
エッジ制御=反射神経
という人体のアナロジーが出てきます。
確かに、クラウド側では大規模な学習や知識の更新を行い、エッジ側ではセンサーから得た情報を処理し、リアルタイムで認識・判断・制御する、という役割分担はあります。
しかし、ここで疑問があります。
フィジカルAIは、本当に単純な「大脳→小脳→反射神経」という一方向のシステムなのでしょうか?
実際には、
センサー → エッジAI → 制御 → アクチュエータ → 現実世界
という現場側の処理があり、その結果得られたデータが、
現実世界 → センサー → エッジ → クラウド → 学習・更新 → エッジ
というフィードバックにつながります。
つまり、
クラウド → エッジ → 制御 → 現実世界 → データ → クラウド
という相互作用によって、システム全体が成立していると考えられます。
そこで質問です。
① 「クラウド=高次、エッジ=低次」という分類は、具体的に何を基準にしているのでしょうか?
② 「低次の技術」と「重要度の低い技術」は同じ意味なのでしょうか?
③ エッジAIが現場の状況認識・物体検知・即時判断を担うのであれば、それを単なる「手足」や「要素の総和」と捉えてよいのでしょうか?
④ クラウドAIとエッジAIの相互作用によって「有機的全体」が成立するのであれば、その全体を構成するエッジ側も当然、そのゲシュタルトの一部ではないのでしょうか?
そして、もう一つ。
技術アーキテクチャを「高次・低次」に分類することと、そこから人間を
「一流理系」
「三流理系」
と分類することには、どのような論理的な橋渡しがあるのでしょうか?
「これは序列ではなく分類」というのであれば、
⑤ 一流・三流と人材を格付けする尺度を作るなら、例えば、エッジAIの仕組みすら正確に理解できない文系人材は、どのように分類されるのでしょう?
フィジカルAIは、クラウドだけで動くものでも、エッジだけで動くものでもありません。
センサー、半導体、エッジAI、制御、アクチュエータ、車両・ロボット、クラウドAI、そして現実世界からのフィードバック。
これらが相互作用して初めて、一つのシステムとして機能します。
「全体を見る」というのであれば、まずはその全体を構成している現場側の技術まで含めて見ることが必要なのではないでしょうか。






























