地方の大学に行くのは負け組というのは本当か？｜掲示板スレッド

中高生が血反吐を吐きながら学んだ結果を生かせていないのは大学です。
あるいはその後に続く企業社会です。
今いる人を生かす努力をせず、全て自分たちが関わる前の段階に責任転嫁する。中学は小学校に、高校は中学に、大学は高校に、企業は……大学ではなく小中高に。

共通テストになって「英語」「国語」「数学」「社会」「理科」がいわゆる「思考力」を問う問題が多くなった。
問題自体はある意味良問だと思うが、解答設定時間に対して、情報量や文章量が多すぎるのが、どうにかならないかと思う。

そもそも本来の思考力とは、じっくりと解答時間が与えられた中で発揮されるべき能力であって、瞬発的な情報処理力とはまた違うものだと思う。
もちろん瞬発的な情報処理力も大事だが、その能力は教科「情報」で測られることを期待したい。
情報処理力は教科「情報」で測るようにして、英数国理社については、問題の分量や情報量を減らす（問題の分量・情報量をもっと時間的に余裕のあるものにする）べきです！

本格的な学問に進む前に、高校の教科書程度の内容はある程度暗記していることも必要と思います。覚えていなくてもスマホで調べればいいとはいえ、複数人での議論となった場合など、ついていけなくなるかもしれません。
車を運転していて知らない標識があったら、その都度スマホで調べるのでしょうか。
ゆとり教育での失敗と同じようなことに感じます。

大学の講師や教授に公務員OBが多数再就職して多数を占める様になった現在、既に日本の大学制度は崩壊していると言ってよい。
だから生徒の減少にも関わらず、多数の大学が増えてしまった。
学費が増える一方で、生徒は減る一方。これでは研究者が報われる事は無いと考えます。

問題量に対していかんせん時間が少なすぎる。問題内容を吟味してじっくり考える時間などなく、センター試験並みあるいはそれ以上に要領よく解くことを求められる。
当然事前準備が必要であり、必要事項をなるべく事前に暗記しなければならず、さらには予備校に通ってテクニックを学ぶために経済力がある層が勝つし、状況は何も変わっていないことになる。

共通テストは本来国立大学の一次試験。
その後、各大学の個別支援が二次試験として実施される。

それが、いつの間にか私立大学も参入し、私大の場合は共通テストの成績だけで合否判定が出るようになった。

その結果、一次試験として最低限の教養があるかどうかをチェックする試験だったのが、やれ思考力だの表現力だのまで評価しようという話になった。
これがセンター試験→共通テストになった経緯。

やはり、これほど大規模に行われ、しかもすぐに結果を出さなければいけない試験で、様々な能力を測定しようというのは無理があり、コンセプト倒れになっている感は否めない。