女子美の「なんでも質問会」レポート
東京都市大附属(Ⅱ類)か世田谷学園
東京都市大附属の雰囲気、校舎、補習体制、東大生チューター等に魅かれていますが、Ⅱ類が昨年新設されたばかりの為、まだ進学実績が出ておらず、本当に子供を6年間預けてしまって出口の進学先は大丈夫か正直不安です。一方、同じような偏差値で立地も近いところに世田谷学園がありますが、こちらは進学実績もしっかり出ており、どちらを併願するか迷っています。皆様のご意見を聞かせて頂ければ幸いです。
世田谷の高校受験はスポーツクラスのみであることは多くの方が
ご存知と思います。柔道、空手、野球などが有名でした。
しかし、柔道は講道学舎(オリンピック選手を多数輩出している名門道場)
との提携を解消しました。また、学力不問だったスポーツ推薦にも、ある
程度の学力を求めるようになり、今後、少し方向が変わってくるのかも知
れません。
世田谷といえば江戸時代は学問の名門、
明治になって廃仏毀釈があり、軽視されていく仏教と日本の伝統を
守ることに精力を注いだのでしょう。多くの仏教校が仏教色を薄めていった中で
世田谷は仏教を前面に出して教育を推進してきた。達磨や道元の血がそうさせたのでしょう。
柔道の実践もその一つ。そうしたらスポーツ・武道でも名門になってしまった。
(水泳をすればオリンピック入賞、野球をすれば甲子園、そしてアンサンブルをすれば金賞連発ということのよう。)
今、武士道の精神は再び評価されている。それ以上に禅はジョブズほか海外のエリートをも魅了しており、
国際的に評価が高い。世田谷の明治維新以降の努力が実っている。
そして一般の学生を教育する機会が再びめぐって来た。今こそ本来の学問の道を究めること、高いニーズもある進学
に力を注ぐのが務めという判断なのでしょう。
そうすると偏差値は低かったが、永年の人間教育の技量が卓越しているために着実に成果をだしている。
これからは持てるリソース、ネットワークをフルに活用して益々成果をだしていくことでしょう。
学問の名門の復活となれば、日本のアイデンティティの再構築にもつながると思います。
表の顔は学問の顔、裏の顔は武道の顔そして日本の伝統を背負っているというのが本来の姿なのでしょう。
世田谷でも御しきれない人間教育の難しさがあるんですね。そのために500年近くにもわたり人間教育を研鑽していく
必要があり、そしてそれが、今なお有り難がられることになっている秘訣でしょう。




































