お金持ちの生活を描いた小説｜掲示板スレッド

「虚構の家」身につまされ深く考えさせられる本ですね。2018年に小学館が新しい版を出しました。それまでは1976年の文藝春秋版だけでしたが、新しくなって読みやすくなりました。

「街の灯」「玻璃の天」「鷺と雪」北村薫著　はいかがでしょうか。
昭和初期、二二六事件前夜までの華族たちの文化的な毎日が描かれています。
各家庭に一人一台ずつリンカーンかキャデラックとそれぞれ一人ずつ運転手を所有するのが当たり前の生活。
銀座の街も生き生きとしています。

おすすめします。

今更ですが、このスレを読んで、
北村薫さんのベッキーさん3部作がおすすめと思いました。
「街の灯」「玻璃の天」「鷺と雪」です。
最初の舞台は昭和7年の銀座。
士族出身の上流階級である花村家の令嬢・花村英子と、
その花村家に雇われた、若き女運転手・別宮（べっく）みつ子が、
学校の送り迎えをきっかけに、ちょっとした騒動や出来事を、
スマートにかっこよく、豪快に、やり過ごすお話です。

ほぼ同時に同じ本をおすすめして、気が合いますね。
私よりずっとご紹介がうまくて、さすがです。

田中康夫氏がお好きなら
「抱擁、あるいはライスには塩を」江國香織さん作品も良いかと

東京・神谷町の広壮な洋館に三世代十人で暮す柳島家。子供たちは学校に通わず家庭で教育されていたが、ある日とつぜん、父親の提案で小学校へ行くことに。次女の陸子はそこで知るのだった。叔父や叔母との同居、父親の違う姉と母親の違う弟の存在などは、よその家では「普通」ではないらしいということを―。世代をこえて紡がれる、風変りな一族の愛と秘密。


田中康夫氏、「昔みたい」私の書棚には氏のサインが入ったものがあります
女子大生だった私、康夫氏に直接お会いしてサインをいただいたのす
いや～懐かしいです　

甘糟りり子

「甘い雨の中で」
「みちたりた痛み」

中々面白いです。

わたし自身、私立の女子校で
裕福な同級生たちのオーラに
居心地が悪い思いをしたので、
小説で楽しむくらいが
ちょうどいいな～と。