私学なのに賃貸住まい｜掲示板スレッド

不動産は、取得時期の要素（偶然）が大きいですね。

70年代までなら、まだとても安く入手できたそうですよ。
女手一つ、旅館に住み込みで働いて、4人の子どもを育てながら、ビルオーナーになった方を知っています。
初代の方が頑張ると、後の代はラクできますよね。

お気の毒なのは、80年代から90年代のバブル期に、高価格＆高金利で郊外マンションを購入をしてしまった世代です。
でも「生まれる年代」は選べませんし、仕方ないですね。

バラバラ殺人は極端な例だと思いますが…
小さなビルだと収益も少なく、4人兄妹全員が恩恵に預かるのは無理だそうで、
長男さんが相続したのですが、若い頃、勤めをやめて、引きこもり生活が始まり、
兄妹仲も「不公平だ」と険悪になってしまったので、不労所得が吉と出るか凶と出るかは、ご家庭によるんでしょうね。

農地解放で、ただで土地を手に入れたとしても、場所によるんですよね。
都心、駅近はよいのでしょうが、
松戸や草加のあたりで、駅徒歩20分くらいだと、もうアパートの借り手がだんだんいなくなっているそうで、
バブル期に農地を担保にしたアパートの建築費の支払いが大変だそうですよ。

逆に、少し前まで、倉庫しかなかった晴海などは、すごい勢いでビルが建っていますね…。

これから、都心でも古いビルの解体と再建築ラッシュが始まりそうですし、どうなっていくんでしょうね。

違うね　さんの、
人口変動からみた不動産動向の予測に概ね賛同いたします。

ただ、賃貸派の方は、資産が「現金に偏ってしまう」傾向があるのではないかと思います。
大企業の重役など特別な方でなくても、
上場企業の平社員が、借り上げ社宅制度を利用すれば、
都心駅近に、月数万程で、管理費も資産税もかからずに、70平米程度の部屋には住めますので。
必然的に、40代にもなれば、マンションを１～２個、現金で購入できる程度のお金が貯まってしまいます。

昨今の日本財政を見ていると、いずれなんらかの形で資産の没収が開始されるかと思います。
金利をゼロに貼り付けたまま、円安インフレで、じわじわ現金の価値を落とされるのならば、
「現金が不動産よりも安全な資産か？」は迷いますね。

終身雇用が崩れるかもしれない時代に、
ローンを組んで無理して自宅を買うのは、だんだんギャンブルに近くなっている気がします。
だから、今からローンを組んでまで自宅を買うよりは、賃貸の方がリスクが少ない気がしますが、
（収入が減れば安い物件に引っ越せばよいだけ）
お金をたっぷり貯め込んでいる場合は、リスク分散のために、一部を不動産に振り分けておいた方がよいのか？

どう思われますか？

条件の良い借り上げ社宅に住んでいると、同じぐらい好条件の家がなかなか無いので、
結局退職まで借り上げ社宅に住み続けて、益々お金が貯まってしまうケースも多いのかな…と思いますが。