なぜ旗竿地なんか買うのでしょう？｜掲示板スレッド

近所にとてもきれいな旗竿地のお宅があります。
門から、竿の部分がデザインされた凝った石敷きで、その両サイドがこれまた凝った植樹されていて、玄関までのすてきなアプローチになってる。
こんな感じなら、道路に面した1階の部屋に気を使うよりいいかも。

そのお宅は、駐車場はないのでしょうか？

旗竿地の問題は、車の有無かもしれませんね。

ご想像の通り、宝塚OGです。
２台の車が 縦に 駐車してました。

後ろの車を出すの たいへんじゃないって思ったものです。

でも、それよりも プライバシーがいちばんなんでしょうね。

旗竿地って、建て替えやリフォームの際、近所に 気を使いますよね。
工事車両を隣地前の道路に駐車するはめになるから。
住宅密集地は特にたいへん。

まあまあの上質な住宅街に住んでいます。実家の周りも　今住んでいる辺りも大きなお屋敷のおばあさまがなくなると　ほとんどといってよいくらい売却　分割でミニ戸建てがたちます。なぜなら都内は地価が高く二億円を超える土地はなかなか売却も出来ず、相続税も払わなくてはいけないからです。相続人も60代前後　都内では同居はまれで分割相続ですし、すでに自分のマンションや戸建てを所有しています。相続した土地はいらないのです。

そうして分割すると　必ず旗竿地ができます。200坪に四件　ひどいときは6件。まさに車がこすりそうな旗竿地です。それでも　まあまあ高級な場所なので新築戸建て価格は30坪で7000万ごえになります。（坪200万以上です）旗竿地は500万程度安いですし、若い夫婦にとっては十分価値があります。むしろ　道路に面したプライバシーない戸建てより静かだし、子供が道路に飛び出さず良いかなとも思います。

東京では　一部の超高級住宅地以外　中途半端な高級住宅地はミニ戸建て旗竿地に埋め尽くされるでしょう。

都内の土地で、スムースに売買できるのは100坪以上と不動産屋さんに聞きました。業者が買い受ける限界の広さだそうです。ミニ住宅として分割して売り出せるからでしょう。
逆に売れないのは、60～70坪程度の2世帯住宅。2世帯住宅は今どき需要が全くないので、必ず更地にする費用が掛かり、尚且つ分割できない広さだからということでした。
まだ40坪程度の普通の一戸建てのほうが、売買には向くらしいです。

関西と関東　都会と田舎では家に対する感覚がずいぶん違うなあと思いました。

都内では　ターミナル駅から15分ほどの閑静だけど不便な高級住宅地の一戸建ての人気も落ち始め（田園調布や成城学園前　経堂などです）タワーマンションブーム全盛ですよね。

旗竿地なんて買うものじゃないと言える地方の方がうらやましいです。

節税でタワマン高層階が使えなくなるので、上のような住宅街がまた富裕層に注目されてきているのかなと思っていたのですが、そうでもないのでしょうか？

あまり詳しくないのですが　税制の変更は微々たるものですし　妻も働くので職住接近の今　まだまだ都心タワマン優勢（投資にもなる？）だと思いますが。