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【1296076】参考になるかは分かりませんが

投稿者: 希学園卒塾生   (ID:QsVCUqeEPlQ) 投稿日時:2009年 05月 20日 02:34

十数年前、希学園でお世話になっていた者です。
今年親戚の子供が希に通うようになった為、近況を探っていてここを見つけました。

私が通っていた頃とは違う事も多く、あまり参考にはならないかもしれませんが
少しでも参考になればと思い、経験談を書きます。

私はどうやら根っからの理系で、暗記物がとにかく苦手でした。
幼い頃から本はやたらと読んでいたので、国語の漢字や慣用句などは大丈夫でしたが
理科や社会の暗記分野はたまらなく嫌いで、植物の名前や歴史の年号を覚えるのに大変苦労しました。
その反面算数に関しては熱心で、宿題の内容に分からない事があっても
親が解説を見て出すヒントなどを頼りに、なるべく自分の力で答を出すよう努力しました。
どうしても分からないものは解説を読み、納得できた場合は時間をおいて解けるか確認し
解説を読んでも納得できない場合は必ず質問に行き、納得するまで先生を離しませんでした(笑)

その結果、国語算数と理科の計算分野は強いものの、社会と理科の暗記分野は成績が伸び悩みました。
そこで私の親がとった方法は、その週の暗記物の要点をトイレの壁等に貼り付ける事でした。
時には親が手書きで作り、時間のない時はテキストのコピーに蛍光ペンでチェックを入れたものを毎日トイレで眺めました。

机に座って勉強するのと違い、トイレでなんとなく貼り紙を眺めるのはさほど苦になりませんでした。
トイレは必ず毎日入るし、座っている間は他にする事もないので貼り紙を見るしかないんですよね。
暗記物をトイレで息抜きしながら覚えるようになると、机に座っている時間は算数など他の事に使える訳です。
勿論、人によって効果は違うでしょうが私は一気に成績が上がりました。

私は6年の最後までトップクラス(当時はS1)を維持し、最終的に灘中学に合格しました。
詰め込み型の受験勉強で得るものは少ないと言う声も多いですが、私は中学受験をして良かったと思います。
あくまで一例ですが食塩水の濃さの問題など、公立の中学校では連立方程式を用いて解くのに対して
比(てんびん法)や食塩水の本質(食塩の量)を元に考える中学受験独特の考え方は、様々な場で役に立ちます。

何より、多少他の事(友達と遊んだり等)を犠牲にしてでも精一杯努力したという経験が
挫折や失敗を味わった時に再び立ち上がる気力と自信を与えてくれました。
勉強以外のスポーツや楽器でも同じことが言えますが、その中で勉強だけあまり良い言い方をされないのが残念です。

長々と失礼しました。
受験生とその保護者の方は大変でしょうが、どうか良い結果が出るよう頑張って下さい。

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  1. 【1297118】 投稿者: よさそうです  (ID:0KIVkHf2AoA) 投稿日時:2009年 05月 20日 21:02

    トイレの長い息子に試してみようと思います。
    いつもチラシや雑誌など何か持って入り、のんびりダラダラと過ごしてますので・・・考えてみればとても貴重な時間かもしれません。
    トイレの中で男の人は妙に考えごとをする癖がある気がします。
    息子もぼんやりした思考で動くせいか、しょっちゅうトイレットペーパーを無駄に大量に引き出すんですよね。(余ったのを置いてあったりするんで判ります^^;)

    保護者ではなく希卒の先輩からの直接の書き込みは珍しく、とても嬉しく感じました。
    算数と国語が得意だったとのこと・・・・実に羨ましいです。
    うちは算数と理科はいいのですが、国語がどうしようもなくて。
    算理とは偏差値が10以上離れている状態です。
    国語のせいで灘はあきらめねばならないかも、と思いつつありますが、トイレに語句のプリントでも貼って応援してみようと思います。

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