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投稿者: 流れ星 (ID:dJDpbF9qP7A) 投稿日時:2009年 11月 17日 09:21
持って生まれた能力というものは、少なからず誰しも何かしらあられるとは思いますが、地頭の良いと思われるお子様とはどの様な方を皆様は思われていらっしゃるのでしょうか?
因みに、小六の息子の塾での地頭の良いと噂されるお子さまは、ご両親がお医者様。塾では誰とも話されないとか。しかし全国では常にトップに入られています。 後、夫婦共に弁護士の方のお子様は暗記がずば抜けていらっしゃるそうです。
息子の塾の一番上のクラスのお子様達のご両親の職業は七割が医者だそうです。やはり、地頭とは親の能力が関係しているのでしょうか。
皆様はどう思われますか?
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【1548794】 投稿者: 「地頭」とはどういうこと? (ID:I/SybxdbfZI) 投稿日時:2009年 12月 19日 17:00
議論する上で、キーワード(ここでは「地頭」)に対する認識は、書き込む人によってあまりずれないほうがいいと思います。
では、このスレでは「地頭」をどうとらえるかですが、それは、スレ主様のとらえ方に従ったほうがよろしいのではないでしょうか。
スレ主さまは
>持って生まれた能力というものは、少なからず誰しも何かしらあられるとは思いますが、地頭の良いと思われるお子様とはどの様な方を皆様は思われていらっしゃるのでしょうか?
とお書きです。
この文脈では、「地頭」を「持って生まれた能力」と捉えていらっしゃいます。
だから、私は「地頭」=「持って生まれた能力の一つ」を前提に議論「したほうがいい」と思います。
決して、そういう前提で議論「すべきだ」だという意味ではありません。
あるいは、「学力(受験でもかまいません)における先天的能力と後天的要素とは」で議論したらどうでしょう。
でも、すでにこのスレでそういう議論はされていますね。 -
【1548797】 投稿者: 知的好奇心 (ID:aS3HzBzqzDo) 投稿日時:2009年 12月 19日 17:05
>すると、地頭=DNAとした私の考えは、私の語彙力のなさあるいは、
>「生まれつき」にこだわる私の心理的性質に起因する無理筋のものだったのかもしれません。
そうなんですか? そんなことはないでしょう。同じ生まれつき派として同意していました。
「地」には「生来のもの。作り物ではないもの。本来身に備わっている性質。持ち前。加工や細工の土台。
基となって支えている部分」という意味があるんだから、それに頭(好奇心の方向性と度合い)がついただけと思っていますけど。
ここでの地頭がいいは、主に学習方面にも学習以外にも好奇心が自然と向いていること。
後天的な訓練による勉強の出来は、一般的に使われる「頭がいい」で間違っていないんじゃないですか。
本当はその人の好奇心の方向に合致したポイントでは、みんな地頭がいいんだと思いますよ。
誰でも好きなことに対しては最大限のパワーを発揮できますから。
そこが探せるかどうか。そこを追求し続けることができるかどうか。
そこをしっかり追求できた人は、きっとその道で成功しているんじゃないかしら。 -
【1548887】 投稿者: だいぶ横かしら、 (ID:olb16ZpJlqM) 投稿日時:2009年 12月 19日 18:47
>ちゃんと手入れしていれば、大抵は、長くきれいな「地肌」を維持できます。
> だから、ちゃんと勉強(手入れ)しなければ、良い「地頭」も悪くなる。
同じように見えるかもしれない子供の肌も、保水力、キメの細かさ、メラニン量、弾力などの
肌の美しさに関与する因子は個体により差があります。
それは幼児であってもです。
年をとると、環境因子等が加わり、差が見えやすくなってくるだけです。
生まれつき、その人における、最も美しい状態のレベルは決まっています。
脳と異なり、肌はある程度なら測定することが可能ですから、それは明らかです。
(美しい肌の定義は?といった話はご勘弁ください)
極端な話ですが、Aさんにおける最も美しい状態は、Bさんにおける60%の美しさでしかないかもしれません。
医療系の施術をしないことを前提として言い換えれば、
Aさんはどんなに努力をしても、同じように努力を続けるBさんの60%の美しさにしかなれない可能性が高いです。 -
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【1549019】 投稿者: 混ぜっ返し (ID:9A25gshq.ZA) 投稿日時:2009年 12月 19日 21:36
地頭という表現について、持って生まれた能力との意味付けに違和感は覚えますが、
このことを否定するつもりは毛頭ありません。
それこそ地頭があまりよろしくないので、難しい議論は良く分かりませんが、先天
的な能力差はありますよね。ご兄弟が3人が、皆さん、大企業の社長、副社長を勤め
ておられるようなお血筋もありますからね。
私の地頭は、そうですね「50馬力」として、お血筋の良い方は「200馬力」と
しましょうか。性能の劣る50馬力だって、ハイオクガソリン入れてアクセルべた踏
みすれば時速100キロメートルくらい出せる!!でも、200馬力のエンジンを備
えていても、アクセルをしっかり踏まなければ、80キロメートルくらいですよね。
私の身の回りには、御三家から東大というような200馬力クラスの方が結構多い
のですが、平均速度を維持している方も多いのです。だから、50馬力でもやってい
けるというか・・人生は面白いのでは・・・。
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【1549064】 投稿者: 知的好奇心 (ID:aS3HzBzqzDo) 投稿日時:2009年 12月 19日 22:29
>だから、50馬力でもやっていけるというか・・人生は面白いのでは・・・。
とてもわかりやすい例ですね。私も難しい話はよくわかりません。
何馬力であっても、自分の意思でアクセルを踏むのは何の問題もないんです。
しっかり踏んでほしいぐらいです。
馬力に関係なく精一杯頑張る大切さを説く必要はあるけど、
親が隣から足を出してアクセルを踏むと、思わぬ事故や故障につながる危険性があると思うんです。
若葉マークでハラハラするけど、ときどき注意しながらも運転手に任せたほうがお互いのためなんじゃないかしら。
人生の面白みを子ども自身にも感じてもらいたくないですか? -
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【1549151】 投稿者: 織り込み済み (ID:QnR1/EpQM9s) 投稿日時:2009年 12月 19日 23:46
現場主義さまのおっしゃること、間違ってはいないと思いますが、
「同じ“ように”育ててきた」とおっしゃる方も、
すでにそのような考えは織り込み済みの上での発言ではないかと思います。
与える本やおもちゃ、声掛けの仕方など、
具体的な子育ての方法を上の子と全く同じにしてきた、という意味で仰っているのではなく、
「その子に合った子育ての方法を模索する」点において、
親の心根や対応の仕方を同じようにすることを心がけてきた、という意味で
仰っているように思います。少なくとも、私はそうです。
上の子と下の子と、まったく同じ育ち方をするなんて有り得ない、ということくらい
複数の子を持つ親なら、実感として十分わかっています。
各々の子の、興味のおもむく方向を注意深く観察し、対応してやっていても、
その興味の対象に対する思い入れや、深み、到達度合いが異なることに、
各々の子の特質や、才能の違いを感じているのです。
それが勉強の分野においては「地頭の違い」という表現になるだけです。 -
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【1549263】 投稿者: 自明 (ID:VJSQ0umE1sw) 投稿日時:2009年 12月 20日 01:38
同じように努力しても結果が違う。それは素質の違い。以上。
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【1549287】 投稿者: 現場主義 (ID:DZQr3vRfz6M) 投稿日時:2009年 12月 20日 02:34
織り込み済み 様
大変失礼いたしました。
もちろん、そうご理解なさっている方が大半であるのでしょうと私も信じていますが、
議論を進める上で有効な「確認」かなぁと思ったので書いてみました。
御気分を害されたのでしたら、申し訳ありませんでした。
織り込み済み様の書き込みを拝読してわかった点が一つありました。
「地頭の違い」という表現にはあまり抵抗を感じません。
「芸術向きの地頭ね」とか「理系の地頭ね」とか「私の地頭は聴覚系なのよ」とか・・・ありだと思う。
それが遺伝的なのか環境要因的なのか・・・はまた議論が分かれるでしょうが・・・
「地頭が良い」という表現になると、「地頭が悪い」という言葉がどうしても対で思い浮かびます。
どうしても子どもの可能性を広げてやる努力を怠る、
もしくは自分自身の能力を高める努力を怠る大人の言い訳の匂いを感じてしまうのです。
なので、「地頭」には遺伝要因だけでなく、環境要因も大きく関わっている!と議論したくなります。
みなさんは、もしお子さんが「地頭が良いお子さんですね」と言われたら嬉しいですか?
ここでの議論を拝見して、今私が思うのは、
もしも(あくまで仮定ですよ)私の子どもがそのようにどなたかに言っていただけたら・・・
すごく考えてしまうと思います。どっちの意味だろう??って。
①「地頭」=環境の中で育つ(てる)もの と私と同じ定義で言っていただけるのなら嬉しいのですが、
②「地頭」=持って生まれたもの とお考えの方に言われたのだとしたら、むっとします。
子どもの努力も親の努力も無視された気持になります。
宝くじにあたってラッキーね、みたいな。
あっ!でもここまで書いて、ふと気が付きました。
それって「よい結果が出ている前提」ですね。
もし「悪い結果が出てしまった時」に言われたとしたら、すごい皮肉か、
「遺伝子はいいはずなのに努力が足りない、努力したらできるのにもったいない」ということですよね。
う~ん、難しい。
いろいろな誤解を招きそうな言葉であることは間違いがないですね。
とりあえず「地頭」という言葉を日常会話の中で使わないことにしました。
長文にお付き合いいただきありがとうございました。
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