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【4780450】どう考えるべき?中学受験の功罪

投稿者: あんり   (ID:RLLd0vXowdY) 投稿日時:2017年 11月 20日 15:20

初めての投稿です。幼稚園児(年長)の娘を持つ母です。
地方出身で、中学受験についての知識が乏しいため、今後、子どもの教育についてどのような考え方で臨むべきか迷っています。
私自身は九州の公立高校から東大文Ⅲへ。中学まではスポーツ系の部活に明け暮れていましたが、進学した高校が公立にもかかわらず毎日早朝から課外、夏休みも半分以上削って課外、というスパルタ校でしたので、とにかく詰め込んで詰め込んで何とか帳尻を合わせました。
大学時代の友人には当然、首都圏の中高一貫校出身者が多くいましたが、中高一貫の先取りのカリキュラムをうまく利用して早々に知識のインプットを終え、豊富な演習で余力を持って合格してきたように感じる人が多く、うらやましく感じたものです。
しかし、子どもを持った今、中学受験のありようを改めて見直してみると、(中高一貫のメリットと引き替えだとしても)幼い子どもたちにとってあまりに過酷すぎないかと疑問を感じています。
勉強以外のことに時間を使うことさえままならない、低学年からの塾通い。
塾では上位から下位まではっきりと順位が可視化されることで、他の子を見下したり、劣等感を持ったりする子どもも多いと聞きます。
また、プリントの整理や送迎など親の負担も大きく、共働きの我が家で支えられるのかも心配です。
正直、大学受験やその先の成功が目標なら、勉強以外のことにも視野を広げた上で、もっと後からスタートを切っても間に合う気がするのです。

しかし一方で、中学受験にしっかり取り組むことで得た自信や学力の貯金がその先の人生に役立つという考え方もあると思いますし、中学受験で優秀な子どもたちがごっそり私立に進学してしまった場合の公立のレベルも気がかりです。
ちなみに夫は首都圏の中高一貫校の出身で、中学受験は時期が来れば本人が自然とやりたがるだろう、というスタンスですが、夫の頃とは時代も違い、そんなに悠長に構えていて大丈夫なのかなと・・・。
親が焦っても仕方ないとは思いつつ、中学受験の問題を見ると、大学受験とはまた別物の難しさがあるため、もし中学受験をするのであれば、私自身も少しずつ勉強を始めてみるつもりです。

長文になりましたが、皆さんのご家庭ではどのような考えで中学受験をする、あるいはしない選択に至ったのか、経験談をお聞かせいただけないでしょうか。
特に「地方出身で自分は中学受験を経験していないが、子どもには中学受験をさせた」という方、実際に子どもを受験させてみてよかった(悪かった)と感じる点や、ご自身が中学受験経験者ではないことで、子どもの中学受験で困った点などあれば教えていただければ幸いです。

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  1. 【4781165】 投稿者: スレ主です  (ID:8Eb.nH.dBq2) 投稿日時:2017年 11月 21日 09:09

    みなさん貴重なご意見ありがとうございます。
    遅くなりましたがお礼の続きです。
    五月雨式で読みにくいかもしれませんがご容赦ください。

    同じ 様
    先輩ママさんからのレス心強いです。
    「したい、させてと言って来たらそれがタイミング」というご意見、心に響きました。
    遊びたい盛りの子どもが、自分から中学受験を果たして言い出すのか、大学受験とは違いある程度親の誘導が必要ではないかと思っておりましたが、子供なりに考える子は考えるし、逆にその気のない子はいくら親が誘導しようとしてもなかなか難しいのでしょうね。

    信じる 様
    中学受験というと、親子でストイックに勉強に打ち込むイメージが強かったのですが、大らかに肩の力を抜いて構えていらっしゃる様子が新鮮でした。
    遺伝子が成績に直結するかどうかは別として、我が子の底力を信じて長い目で見守る姿勢は大切だと思いました。

    子ども間の評価の多様性という考え さま
    中学受験という物差しにより救われる子もいるというお話、確かにそうかもしれませんね。ただ今の中学受験塾の仕組みは、クラスがあまりに細分化されすぎて、成績優秀者だけでなく成績が悪かった子も露骨にわかってしまい、しかも1回のテストの結果でクラスが上下するため、皆必要以上に敏感になりすぎているように思います。せめて親は振り回されることなく冷静に子どもをフォローできればよいのですが。

    千差万別 様
    受験の緊張感が好きなお子さんとのこと、頼もしいですね。
    子どもの性格によっては中学受験・高校受験・大学受験と小刻みに目標のある方がモチベーション高く頑張れるということもあるかもしれませんね。

    先輩気取り さま
    >小学校の運動会の徒競走で、足の速さの順位が可視化されるのにも反対のお立場ではないですよね。
    はい。最近は徒競走に順位をつけないという話も聞きますが、不自然というか行き過ぎた平等主義だと感じます。
    ただ、単発の徒競走と違い、塾には数年間という長い期間、それも毎日のように通います。先ほども書きましたが、クラスがあまりに細分化され成績の上下だけでなく、上がった、下がったという動きまで一目瞭然というのは、10歳そこそこの子どもたちが人生勉強として通る道としてはなかなかシビアだなと感じます。
    習熟度別での授業の方が学習効率がよいのはよくわかるのですけどね。
    とりわけ自分自身はそういう塾の世界を経験していないだけに、戦々恐々としてしまう部分もあるのかもしれません。

    >東大合格の方が、「プリントの整理が大きな負担」はないでしょう。
    東大に受かるかどうかと片付け能力は完全に別です(^ ^)
    去年、お子さんの中学受験を終えた知人宅にお邪魔したことがあったのですが、有名塾のプリントが段ボールいっぱいに何箱も積み上がっていて驚きました。
    (内容も難しく、例えば恥ずかしながら「七十二候」は知りませんでした)
    今でさえ子どもの絵本、おもちゃ、工作など整理しきれずにいますので先が思いやられます。

    >時期が来れば、友達が、塾に通いだして、学校より難しい勉強を始めます。
    それを知っても、自然とやりたがらなければ、中受は向かない、ということで。
    やはりそれに尽きるのかもしれませんね。

    お返事、一気に書くことができず申し訳ありませんが、続きます。

  2. 【4781211】 投稿者: スレ主です  (ID:8Eb.nH.dBq2) 投稿日時:2017年 11月 21日 09:49

    血統 さま
    低学年からの通塾は必要ないとのご意見、私も基本的に同意です。
    一方で、我が家は夫婦共働きで、今は6時半までの預かり保育のある幼稚園に通い習い事などもさせていただいていますが、来年からは小学生で学童利用になります。
    公立の学童で週5日過ごすのが果たして子どもにとって有意義な時間になるのか、民間の学童なども見学し比較検討しているところです。
    塾も子供が楽しみながら学べる環境があるのなら・・・と考えなくはないですが、放課後に日替わりであまり予定を詰め込むのも子供にとって負担かもしれないのと、中学受験へのレールが完全に敷かれてしまうようで躊躇しています。

    まだ幼稚園 さま
    そうですね、小学生になって、子供の性格や周りの状況が見えてきてから判断しても遅くないかもしれませんね。

    >親ができるからといって子どもも当然できると思い込むのは、必ずしもそうじゃない場合もあり、出来るはずなのに風に考えると、お子さんがかわいそう
    そう思います。
    15年後には今よりもっとAIが発達して人間の仕事も奪われるといわれています。その時代に求められる知力、人間力は私たちの時代とは当然、違ったものになっていると思います。
    たとえ親が四則計算が速かったといって、子どももそうとは限らないし、計算の速さがその時代に本当に役に立つものかどうかもわかりません。
    親としては、社会がどういう状況になっても生き抜けるたくましさを、子ども自身の力で身につけていってほしいと願うばかりです。

  3. 【4781217】 投稿者: バラード  (ID:csLUf9DwGUc) 投稿日時:2017年 11月 21日 09:53

    あんり様

    中学受験の功罪? などと考えることはないと個人的には思っています。
    想像ですが、今年長ならおおよその将来の学力とか学習への興味具合もわかるでしょうから、おそらく難関の中学受験するということはどうなのか?とお考え?

    子供の特性や興味や嗜好に応じて、好きそうなもの、得意そうなもの、勉強でもどんどん進んでさせるもの、知らないことへの関心興味をどう持たせるかなどお考えと思いますが、いろんなことやらせる、やってみながら自然と決まっていくことも多いと思います。
    その中で、どうしてもこの学校(早くから決まっている)以外、だいたい小5からで間に合います。

    あとは、野球やサッカーやスケートで県や都の大会に出る、ピアノのコンクールに出るなどと同じような感じで、中学受験で難関目指す、だとすれば功罪などないと思います。

    中学受験も高校受験も大学受験も同じ。学齢が違うだけで特殊なものではないと思います。公国立私立もそれぞれ首都圏にはありますし、高校も大学も同じ。
    しいて言えば幼稚園や小学校受験なら多少特殊な面はあるのかもしれませんが。

    中学受験するしないにしても、勉強はします。
    今、少し首都圏ではおかしな?現象、、、。
    公立、私立国立の中学受験か、高校で難関ねらうかによって、塾ではコースが分かれて、英数先取りだったり、記述作文対策だったり、国算難問演習だったりと6年になると違ってくるのですが、これも合格にらんだテクニカルなもの。
    先々は同じことと思っています。
    まだまだ自然体で、ゆったりと、出来るだけ得意なこと興味関心の幅広げるということがよろしいのではと思います。

  4. 【4781272】 投稿者: 中受か高受か  (ID:TiLE57KM07g) 投稿日時:2017年 11月 21日 10:51

    >中学受験のありようを改めて見直してみると、(中高一貫のメリットと引き替えだとしても)幼い子どもたちにとってあまりに過酷すぎないかと疑問を感じています。 勉強以外のことに時間を使うことさえままならない、低学年からの塾通い。
    塾では上位から下位まではっきりと順位が可視化されることで、他の子を見下したり、劣等感を持ったりする子どもも多いと聞きます。



    低学年から塾通いの必要はなく、低学年では読書やスポーツ、音楽、公文や理科教室、キャンプなどなど多様な習い事や経験を積めば良いかも思います。

    結局は、中受か高校入試か、の選択。
    中受の功罪も、高校入試の功罪もあります。

    中受だと教育熱心な家庭限定で小学校とは別に塾限定、10〜12歳で塾通い、6年で正念場。結果的に入学する学校はある意味、偏差値的に輪切りされた集団となる。
    高校受験は内申点含め学校と塾の両面で全員受験、14〜15歳。公立中は偏差値に幅広いのて、天井知らずの天才も混じる反面、教育熱心な家庭が中受ですっぽりと抜けた集団となる。

    早熟かどうかにもよりますが、反抗期といわれるだいたい14歳あたりは中学の真ん中で、中2くらいから親と口をきかなくなったりの時期が来る子が多い。女子は早熟で小学高学年でもめる子もいるようですが。
    14歳は中高一貫だと中弛み時期。
    6年間の付き合いになる教師や友人にもまれながら成長する面もあり、この時期の受験を避けるために中学受験する家庭も多いとも聞きます
    これも個人差があるのでなんとも言えません。

    いろんな要素がありますね。
    うちは2人とも中受して大正解でした。息子などは反抗期もすごかったので公立中〜高校受験していたら今ごろは高卒フリーターになっていたかもしれませんが、中高の仲間に励まされ高2頃にやっと人間界に戻ってくれて、今度院卒、就職も希望通り決まりました。
    小学校の同級生とはかなり離れましたが、ティーンエイジ6年の仲間は幼馴染み的な生涯の友となるようです

    まぁ、親的には、中高一貫〜私立理系なので財布がスッカラカンに…

  5. 【4781336】 投稿者: 小心者  (ID:TKgGG6TJJ1k) 投稿日時:2017年 11月 21日 12:02

    中学を受験するということには功も罪も無いはずです。
    目的と手段(近視眼的には手段が目的にもなりますが、あくまでも途中のこと。)を間違えないように、親として出来ることを準備しておくことが大切かなと思います。
    二人の子を十数年前に中学受験させた感想です。

  6. 【4781578】 投稿者: 子供次第ですね  (ID:XnbPx7SUFEM) 投稿日時:2017年 11月 21日 16:21

    中学受験、我が子にとっては良かったです。

    幼い頃は、パズルや記憶力、集中力が凄かったので、勉強に向いている子供と思っていましたが、小学校での評価は、特別なものではありませんでした。テストで満点は取りますが、簡単な問題ですから、満点を取るお子さんは大勢います。

    塾に通いだしてから、息子は、自分が勉強ができることに気付き、どんどん自信をつけていきました。

    塾での友達もでき、楽しく通いました。

    順位も名前も出ましたが、それは息子にとっては楽しみのひとつでした。

    スポーツも6年生まで続けましたし、友達とも遊んでおりました。
    犠牲にしたものもあるかも知れませんが、得たものの方が遥かに大きな受験であったと思います。

    お子さんの性質によるのではないかと思います。

    中学受験は選択肢のひとつ、ということだけだと思います。

  7. 【4781649】 投稿者: スレ主です  (ID:RLLd0vXowdY) 投稿日時:2017年 11月 21日 17:36

    同じ 様
    再度のレスありがとうございます。
    私も娘に机に向かうことだけが勉強だと思って欲しくなく、農業体験やコンサート、料理やキャンプなど一緒に楽しみながら取り組んでいます。娘は写真絵本や図鑑のたぐいも大好きですが、外で見たもの、感じてきたことをその都度調べてみるなど、できるだけ実体験に根ざした形で無理なく知識を増やしてくれたらいいなと考えています。

    シンプルに さま
    低学年から塾に行かせる=虐待とまで言えるかは分かりませんが、塾に行くという選択に子どもの意思が反映されているのかどうかは確かに気になります。
    中学受験に挑む親御さんのブログなどを見ていても、特に低学年は親主導で、まるで育成ゲームかの如くひたすら量をこなさせているケースがあり、オーバーワークにならないか他人事ながら怖くなる時があります。

    中高一貫校、です さま
    6ー6の魅力、確かにおっしゃる通りだと思います。中学受験に向けてしっかり準備してきたお子さんにとっては、現在の中学校のカリキュラムだとかなり重複が出てきそうですしね。
    NEW TREASUREという教材も存じませんでしたが、Z会が中高一貫校向けに作っているのですね。
    大学時代、マニアックな長文が連なる分厚い英語の教科書に、私たち公立出身組が怯む中、某中高一貫校(いわゆる一般の「検定教科書」はほとんど使っておらず、学校オリジナルの副読本を使って授業)出身の友人が余裕綽々でいたのを思い出しました・・・。

    スポーツの視点 さま
    スポーツは我が家はスイミング程度ですが、ぎりぎりまで頑張って学業とスポーツを両立できるお子さんもやはりいらっしゃるんですね。
    中学受験でしっかり結果を出せば、高校受験に四苦八苦することなく6年間、継続して好きなことに取り組めるというのは確かに中高一貫校ならではのメリットですね。

    男女共学についてご意見くださった皆さま
    共学、別学、それぞれにメリットデメリットがあり、どちらを選ぶかはそれぞれの家庭の判断だと思います。地方の公立共学出身者としては、とりわけ難関校といわれる学校に別学が多いことについて、単純になんでだろうとは思いますが。
    別学出身の知人・友人にその魅力を聞くと、異性の目を意識しない分、気楽で居心地がいいそうで、子どもも別学に行かせたいという人が比較的多かった気がします。
    共学も楽しいんですけれどね。同性には通じる理屈が異性には通じなかったり面倒なこともありますが、社会に出たらどうせ男と女半分半分、いい社会勉強ということで。

    バラード さま
    「いろんなことをやらせる、やってみながら自然と決まっていくことが多い」本当にそれが理想ですよね。
    私自身は優柔不断なタイプで、大学の学部選び(教養から専門に上がる時に「進学振り分け」というありがたくも悩ましい制度がありました)、さらには就職活動と決めきれずいろいろと考えあぐねました。
    1つを選ぶということは、ほかの可能性を捨てることだ、という怖さが根底にあって、今はとりあえず縁があったところが運命の道だ、と思うようにしていますが、娘にはもっと能動的に自分で決めた道を歩んでもらいたい気持ちもあります。
    親としてはその判断の助けになる材料をしっかり集めてあげるのが務めかなと思っています。

    中受か高受か さま
    中学受験と高校受験の違いをわかりやすく説明してくださってありがとうございます。
    「教育熱心な家庭限定」の「偏差値的に輪切りされた集団」、うまく言えないけれど、ちょっとハッとさせられる表現ですね。
    自分とは違う属性の人と関わることで学べるものは多いし、世の中も今はダイバーシティー推進の流れだけれど、一方で似た価値観や実力の人同士で集まった方が互いに安心できるのもまた事実で・・・。
    中高6年間の友人は生涯の友というご意見もなるほどと思いました。

    小心者 さま
    「目的と手段を間違えないように」、まさしくそうだと思いました。
    中学受験するにせよしないにせよ、その先の人生をどう生きていくかをしっかり見すえた上で逆算して考えるべきですね。

    子ども次第ですね さま
    やはり塾に楽しんで通っていらっしゃるお子さん、結構いらっしゃるのですね。
    私自身は最初の質問でも書きましたが、高校3年間に無理して詰め込んだタイプのため、勉強は苦行に近いイメージを持っておりました。
    塾のカリキュラムと出会うことで、お子さんがご自身の可能性に気づくことができてよかったですね。
    中学受験の塾の授業とはどんなものなのか、私も受けてみたくなりました。

  8. 【4781676】 投稿者: 中受か高受か  (ID:74m5uf.oHgk) 投稿日時:2017年 11月 21日 18:01

    ご丁寧なお返事ありがとうございました

    言い忘れましたが、娘さんとのこと、
    女子の首都圏高校受験は選択肢が非常に狭まります。リサーチされたらすぐにわかりますが、
    国公立高は門戸開いてますが、私立は共学でも渋渋は完全中高一貫、難関女子校は、ほぼ完全中高一貫ばかりで、高入ありは慶女や豊島岡くらいではなかったか、と。

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