日大の学部訪問で広がる将来の選択肢
中高6年間は、あとから取り戻せない
もちろん、勉強に集中できる環境を最優先するなら、男子校・女子校という選択は十分にありだと思います。
ただ、中高という多感な時期に、異性と日常的に関わり、考え方や価値観の違いを知り、自然なコミュニケーションを学ぶ経験もあります。
「鉄緑会などの塾に行けば異性と出会える」という意見もあるでしょう。でも、私が言っているのは、単に異性と「出会う」ことではありません。
普段の授業、文化祭、クラブ活動、体育祭、修学旅行など、何気ない学校生活の中で、異性と一緒に考えたり、協力したり、時には意見がぶつかったりする。そうした日常の積み重ねこそが大切なのではないでしょうか。
大学や社会に出れば、異性と関わる機会はいくらでもあります。でも、「中高6年間を共学で過ごす」という経験だけは、後からやり直すことができません。
大学合格実績や偏差値だけでなく、
「この6年間で、どんな経験をしてほしいのか」
という視点でも、学校を選んであげてもいいのではと思う今日この頃です。
皆さんはどう思われますか?
> 柔道の強い選手がいる学校は校庭は要らないというロジックが理解できない
落ち着いて。誰もそんなこと言ってないですよ。
> インターハイや甲子園を目指してなくても、卓球や柔道など屋内競技者でも、適切な校地は必要です。
上記の反例として渋渋の例を出したのですが、例外と言われたら何も議論になりませんね。
こちらをお読みください。
特例的な実績を理由に、「普通の中高生にとって校庭はなくてもかまわない」と一般化することは、教育や心身の健康の観点から大きな見落としがあります。
中高の保健体育科教育はアスリート育成のためではなく、全ての生徒が運動の楽しさを知り、生涯にわたって健康を維持する基礎を養うためにあります。
屋内の体育館だけでは経験できるスポーツの種類が限られ、「走る、投げる、跳ぶ」という人間の基本的な身体動作をのびのびと発揮する機会が奪われてしまいます。
天井に囲まれた屋内空間や、ビルに囲まれた狭い敷地だけで過ごす学校生活は、無意識のうちに生徒に閉塞感やストレスを与えます。広々とした空が見え、緑や土に触れられる校庭は、思春期の多感な生徒たちが精神的なプレッシャーを軽減できる大事な場所です。
そして、一日中、室内にこもりがちな現代の青少年にとって、外の空気を吸って身体を動かす空間の価値は高まっています。
校庭は心身の健康を守る大事なインフラだと思いませんか。






























