褒め育てると甘やかして育てる｜掲示板スレッド

少しトピずれかも知れませんが。

20年ほど前「褒める子育ての弊害」について特集した海外(たぶん米国)の番組を見た事を覚えています。
その中には、褒められて育ったせいで長じて鬱病になったという男性が登場したりして、怒られてばかりで褒められずに育ったせいで腐ってしまったと自認していた自分にとって目から鱗が落ちる内容でした。

結局のところ子育ては、褒めるのが良いとか甘やかすのが悪いとかいうより、褒め方(叱り方)、甘やかし方の内容が大事なのではないか、身もふたもない言い方をすると親のパーソナリティが全てなのではないか、と考えるに至っています。

褒め方にポイントがあると。
そこから先の内容は有料講座になっており受講しませんでしたから、大切なポイントは知りません。

身近なお嬢さんで、親御さんもご本人自身も過大評価になりがちで、周りとの認識や印象とズレがある方はいます。

生活のルールを守らないのに、勉強だけ鬼のように怒る近所の家庭がありました。
怒る声が近所中響いていました。

その子は高校中退、ヤンママで生活保護です。

アメリカかどこかの研究で、厳しく叱る（時には体罰もある）子育てと、優しく諭し甘やかす子育てを多数かつ長期的に調べたものがありました。
（日本とはちがい、宗教や部族で伝統的に子育てが決まったやりかたなので調査しやすいという基盤が有り）

結論としては、育て方の方針が一貫して変わらなければ、どちらも同じとありました。

最悪なのは、親がぶれること。
まさに日本人にありがちな、流行の育児法（魔法の○○的）に振り回されて、誉めたり貶したり甘やかしたり叱りつけたり…。
幼児期は甘やかして育てたのに、集団生活でトラブルを起こした時に、周りの目を気にして急に厳しくするってありがちですし、そうせざるを得ない社会なのです。

叱り飛ばしても発奮して頑張る子も居るし、甘やかしても自力する子も居ます。
私の周りでは、叱り飛ばして成功したケースが多いですが、叱る分とことん自己犠牲を払った場合に限ります。
例えば、子どもに早朝勉強させるために、自分も早起きして、外国語（フランス語など）を勉強したり、資格の勉強をしたり。
働いているお母さんはとにかく定時に帰り、子どもたちの受験をサポートし、持ち帰り残業で年中寝不足の方もいました。

こうしたら、こうなる、と答えが無いのが子育ての難しいところですね。

長女は学校でダブルバインドが多々あり、よく混乱していました。
先生によって方針が異なることは多々あるので、これらも上手く交わせないといけないのでしょうけど…
こちらの言うことを聞いて叱られ、あちらの言うことを聞いて叱られ、無駄に叱られてばかりでした。
これってパワハラだったのでしょうか？
偶然でしょうか？
次女は違う学校で価値観が大幅に違う人はいないので、混乱は特にないです。

丁寧に答えてくださってありがとうございました。
一貫性のある子育ては、非常に大切だと思います。
子育ての方法は、それぞれだと思います。
結果が出るのも遅いです。
その結果も、はっきりとした答えはないと思います。
ですが、これは違うとはっきり言えることもあると思うのです。

参考になりました。