東大文一の凋落｜掲示板スレッド

大学の偏差値は関係なく、すでに言われているのでは。

東京大学文科1類
確かに合格者最低点だけ見てしまうとそういう基準になりますけど、文科2類、3類と比べると上の層は文科1類が高いと思いますよ。

文1平均点331.5
文2平均点329.5
文3平均点327.7

文1最低点302.6
文2最低点306.1
文3最低点305.4

グラフ化すると分かりやすいですけどね。
文1は成績上位に厚い。

どこかで見たような、、

偏差値では1番ではないけれど、上位の生徒は青天井だからーという某女子中高一貫校と発想が同じですね。

しかもこの平均点、僅差過ぎて上位が厚いと言えるかどうか。

2006-2010 ごろの資料では下のようになっています。
金融危機後の比較的好景気の頃から、リーマンショックの影響が出てきた時期ですね。昔は科類で差があったということです。東大法学部全盛期の高度成長期の資料があると良いのですけど。

日本は大蔵省を頂点とする官僚機関が、金融機関への指導と（昔の日本は資金不足だった）と監督企業への規制によって、実質的に経済をコントロールする国でした。開発独裁に近い国から普通の国になってきつつある事が、東大法学部の人気に影響が出ている、と私は評価しているのですが、皆さんはいかが？

文科一類
年度　満点　合格最低点　合格者平均点　最高点
2006 550 350.0204 372.0097 430.4759
2007 550 344.8205 370.5808 444.4093
2008 550 347.4778 371.8149 438.1111
2009 550 365.5556 390.3938 463.0444
2010 550 351.9000 376.6882 435.4222

文科二類
2006 550 333.8982 356.3438 446.1869
2007 550 330.8539 352.5848 442.0315
2008 550 341.1556 361.0956 418.6778
2009 550 357.2444 377.7150 451.0889
2010 550 343.7444 362.2300 419.2778

文科三類
2006 550 329.7250 349.3943 417.3536
2007 550 322.6983 344.3239 408.9982
2008 550 334.8444 353.6208 416.5778
2009 550 350.7000 372.8407 446.8667
2010 550 338.9222 358.3076 438.5111

昔は確かに文一最高文三最低の認識でした。
でも今は科類に差はないんですよね。
（ドラゴン桜２などいまだに文一は最難関で文三が入りやすいなど古い情報です）
文一　法学部
文二　経済学部
文三　文・教育学部
という認識ですが
文三はその他の学部と考えた方がいいです。
つまり社会学部や、新興で人気の学部は文三なんです。
早稲田の社会学部は昔は夜学でしたが、今、社会科学部は看板学部になりつつありますよね。
時代の流れなんだと思います。

もう、入学時の
文一、文ニ、文三の区分を
やめたらどうかなぁ、と思います。
最低点数がほとんど変わらないんだから、、、

これもあんま興味わかないつか。
2017年にアエラで東大法学部の凋落やって、マスコミも最近の東大はみたいな話、ワンパターンのステレオタイプで飽きた。
1つは別スレで書いたように、医学部は駅弁でも大学入試一回で基本医師免許もらえるのに、東大法学部でも司法予備試験なり法科大学院入り直すなりしなければならないので、同じ入試1回の価値が違う歪み。

これは判事検事の法務官僚が、司法研修所でリクルートに苦労したので、そもそも弁護士を増やせば、前のように判事検事はその中のトップを選べるようになると法科大学院をやたらチープなものにして、弁護士がチープになって、判事検事の価値はあまり上がらなかった(町弁との相対では上がったが、世間との関係では法曹資格がチープになり、判事検事も上がって下がってトータルマイナスみたいな)。

まあ、この歪みはいずれ収束していくだろ。

次に官僚の方書く。