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【6859182】薬剤師削減

投稿者: 薬剤師過剰   (ID:Tk4OtJGdRI6) 投稿日時:2022年 07月 20日 09:34

 文部科学省は2025年度以降、原則として大学の6年制薬学部の新設や定員増を認めない方針を固めた。将来的な薬剤師余りや、近年の薬学部の急増による定員割れなどに対応する。

 22日の有識者会議で、薬学部の新設・定員増の抑制案を示し、今年度中の設置認可基準の改正を目指す。早ければ25年度から、6年制薬学部の新設や定員増加は原則、できなくなる。

 厚生労働省によると、薬剤師の総数は45年には、病院や薬局で必要な人数(33万~40万人)を10万人程度、上回るとみられる。薬剤師が過剰になると、就職難や待遇の悪化などを招きかねない。

 「薬剤師余り」の背景には、近年の薬学部の急増がある。医療の高度化などに伴い、薬剤師を養成する薬学部は06年度、4年制から6年制になった。この前後から6年制薬学部の新設が相次ぎ、06年度の66大学67学部から、21年度は77大学79学部となった。このうち26大学には、薬学の基礎を学ぶ4年制も併設しているが、薬剤師国家試験受験には原則、6年制課程の履修が必要となる。

 医師や歯科医師、獣医師を養成する大学は原則、新設や定員増は認められていない。薬学部は大学が自由に申請でき、法令に適合すれば認可されてきた。

 6年制薬学部を持つ私大58校(60学部)の3割は、入学定員充足率が80%以下にとどまる。また、6年で卒業し、ストレートで国家試験に合格できる学生は私大では6割に満たない。薬剤師には、医師らと連携し、患者への薬物療法や健康増進に関わるなど専門性が期待されるが、薬学教育の質低下も指摘される。

 一方で、薬剤師は都市部に偏在しており、特に地方の病院で不足している。厚労省の調査では、病院の薬剤師充足率は、愛知県や兵庫県の98%に対し、群馬県や青森県は5~6割台だった。このため文科省は、25年度以降も例外として、薬剤師不足の地域では新設や増員を認める方針だ。

 文科省は、定員充足率や国家試験合格率が低い私大に改善を促してきた。今後は定員割れの大学に対し、助成金の減額や不交付も検討する。

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  1. 【6859271】 投稿者: 政策間違い  (ID:Ia9sk2RAKU2) 投稿日時:2022年 07月 20日 10:53

    薬剤師は他の医療資格と同様に世の中の需要に応えられるよう定員が経営に直結する私立より定員の増減の調節しやすい国立で増やすべきでした。医師以外は私大メインなので日本の薬剤師と獣医師レベルの低さは有名です。入学者の学力レベルの問題があるのでどうしようもない話です。せめて地方国立大学に薬学部を新設していればよかったのですが。

  2. 【6859410】 投稿者: 国策  (ID:Xw8XpbOGgvQ) 投稿日時:2022年 07月 20日 13:15

    医療系人財の数は国策によって調整される

  3. 【6859419】 投稿者: しかしまあ  (ID:yY.g67MutoQ) 投稿日時:2022年 07月 20日 13:32

    調剤薬局の仕事にこれ以上のレベルは必要ないのでは?
    なりたい人は私立に行ってなれば良いのですから、税金を使っては勿体ないような気がします。

  4. 【6859504】 投稿者: もうすぐ  (ID:PZcSrePGDFc) 投稿日時:2022年 07月 20日 15:14

    創薬以外はAIに代わると思う。
    診療だってオンラインも増えてきている。
    病院では1日分の薬と処方箋がPDFでもらえて、そのまま薬局に送信されてて翌日には残りの薬が届くんじゃない?
    そしたら、あんなたくさんの薬剤師いらないでしょ。
    ずっと前、改札にたくさんいた駅員さんと同じ末路だと思います。

  5. 【6859700】 投稿者: 確かに  (ID:MqOv0GMNTPM) 投稿日時:2022年 07月 20日 18:58

    すでに大手調剤薬局では自動で調剤するシステムを導入しているところもありますよね。
    医師の処方ミス、薬剤師も気付かず調剤して患者が亡くなるニュースを見るとAIの方が安心かも。

    でもちょっと意外なのは医師養成よりも薬剤師の過剰を抑制する政策が先に取られたことかな。
    医師会も過剰になることを訴えてるから、こちらが先かと思ってました。

  6. 【6860025】 投稿者: それじゃあ  (ID:N5Lc2/6hu5k) 投稿日時:2022年 07月 21日 01:05

    学費平均1200万かけて、費用対効果は低くなりそう。
    かつての歯学部みたいに、この先どんどん偏差値暴落するんだろうなぁ。

  7. 【6860060】 投稿者: 調剤薬局不要論  (ID:MAMFte3WhW.) 投稿日時:2022年 07月 21日 05:01

    関西医科大学総合医療センター(守口市、477床)は5月6日の新本館開院に伴って、
    院外処方箋の全面発行を中止し、外来患者の調剤を原則院内で行う方針に改めた。患
    者の費用負担を軽減し、1カ所で薬を受け取れることで利便性を向上させて、病院の
    全体的な評価を高めることが目的だ。約16年間全面発行を続けてきたが、そのメリ
    ットを十分に感じられなかったという。ただ、方針の無理強いはせず、希望する患
    者らには院外発行を続ける。100%に近かった院外発行率は現在40%台半ばで推移
    している。

     同センターは建物の老朽化に伴い、隣接する大学施設跡地を活用して新本館を開院
    すると共に、院外処方箋の全面発行を中止。関西医科大学附属滝井病院という名称も
    、現在の名称に改めた。本紙の取材に応じた同センター院長の岩坂壽二氏は、院内調
    剤に戻した理由について「まず、患者さんの費用面の負担を軽減したかった。また、
    外に行かなくても1カ所で薬をもらえることによって、患者さんの利便性は高まる」と
    語る。
     院外処方箋の全面発行には「メリットを感じられなかったというのが16年ほどやっ
    た上での印象」。国の方針に沿って実施したものの「患者サービスが低下するという
    ことになれば、何をしているのか分からない」と話す。全面発行を続けるより院内に
    戻した方が患者サービスは向上すると見込み、それによって病院の評価を高めたいと
    いう。

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