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【786415】駿台模試平均35点の子が難関高校に行くには

投稿者: もぐら   (ID:hE1Ymf92PT6) 投稿日時:2007年 12月 09日 16:12

夢を見ていると、笑われるのを覚悟で伺います。中1の子供がおりまして、私立対応の塾もない地方に住んでおります。大学の付属の中学に合格し、定期テストではTOP5には入りませんが、ほどほどの成績ですので、まさか、平均35点とは思いませんでした。こちらでは、付属中で1/3が県内のトップ公立に入ることができます。私どもは転勤族で、子供は小学生時代私立中学受験の勉強を自学しました。が、当然成り立たず、高校でリベンジと思っているようです。現状ですでに不可能であることは親として承知致しましたが、まだ時間もあるので本人はどうにかしたいとのこと。頼りの主人は「地方だから無理!」の一点張り。基本的な力から足りないのはわかるのですが、私立希望の場合中学1年ですべきこと、2年、3年と常識的なことを教えて頂けましたら大変にありがたいです。宜しくお願いいたします。

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  1. 【788055】 投稿者: もぐら  (ID:hE1Ymf92PT6) 投稿日時:2007年 12月 11日 13:48

    まだまだ様ありがとうございます。確かにこれからですし、高校に入ったら、夢など言ってられませんね。それに、子供が地元のトップの公立へ行ったところで、その学校の目指す大学へ入れる保障はありません。また、難関高校に入るより、地元の高校のほうが子供の夢を実現できる可能性が高いのだろうとも、思います。子供には、なりたい職業と行きたい高校があります。行きたい高校の理由は、難関だから。と、言うのではなく、子供らしい純粋な理由です。おそらく、学力がその学校より高くなっても入学を希望することでしょう。それだけに、つい応援したくなってしまいます。
    こうしてアドバイスいただき、まだまだあせる必要のないこと。子供のすべきことは、実力をつけること。私は、情報を集めながらも見守るしかないことが、わかりました。

  2. 【788281】 投稿者: 丁稚羊羹  (ID:Yg6uilAC0bc) 投稿日時:2007年 12月 11日 18:22

    読ませていただいて、お子さん自身がかなりしっかりした意識を持っていらっしゃるように
    感じました。中1のこの時期から周囲の環境やよその地域のことまで、お子さんなりに考察を
    され、ある程度の目標までお持ちの御様子に、驚かされると同時に、我が子らと比べて改めて
    その不甲斐なさにがっくりしております(苦笑)。
    親御さん主導だとすれば、必ずしも地元の公立も悪くないし利点も多いのに、と書かせていた
    だこうかと思いましたが、お子さんに明確な目標があるということなので、以下に少し我が子で
    経験したことを書き散らかしてみます。


    まず駿台の模試の話に戻りますが、中1でも中2でも、はじめて受けた生徒さんがとまどわれる
    のは無理もない難度だと思います。それは、上の学年の範囲が出題されたり、公立のカリキュラム
    を「著しく」逸脱したりするような難しさとは違うように思います。
    今回言及されているのはおそらく夏の模試だと思いますが、手元に残っている中1の秋の模試を
    見ても、数学なら範囲は式と計算や方程式(文章題)と関数、冬の模試ではこれに平面図形ある
    いは座標上の図形が加わりますが、いずれも単元だけ見ると当時の履修範囲を超えてはいません。
    国語は若干古文が出ていますがおおむね平易な現代文の読解が中心です。英語も長文と作文の量
    こそ多めですが語彙的には低学年向けとなっています。(発音やアクセント問題もいまだ残って
    いて、最近の初学者は少し面食らうかも知れませんけどね)


    毎回平均値や偏差もあまりぶれませんし、なぜこれで適度な難問に仕上げられるのかというほど
    見事に作ってありますが、私なりに思うに「1年の範囲ではあっても入試問題レベルにしてある」
    ということではないかと考えます。ですから、該当する範囲を履修済の生徒さん(しかもある程度
    目標が高い皆さん)であっても苦労する難度になるのではないかと。


    先述の子どもは難関校向けとされる都内の某塾に通っていましたが、ここで得られたのはこの
    「中学の授業で学ぶ範囲と高校受験に出題される形式とのギャップ」を埋める作業(あるいは知識)
    が中心だったと思っています。それとある種のペースメーカー的な役割ですね。自分がいまどこに
    いるのかがわかる。
    御主人さまがおっしゃるように「自分で内容を高める」、これができれば一番理想的でしょう。
    ただ、やはり中学生それも低学年ですので、子どもさん自身で全体を見渡しながら今すべき事を
    選んでいくのはなかなかできることではないと思われます。塾に通っていれば、まあ当家の自覚
    のない子どもらでも、そこそこやっていたようです。その意味では楽な方法かも知れません。


    地理的に目標向きの塾が無いとなると、どなたかが多少スーパバイズして方針を立て、途中の経過
    を見ながら調整する役目を担う必要があるかと思います。親御さんかそうでなければ家庭教師と
    いうことになるでしょうか。なかなかここに難しいところがあるのかも知れません。
    駿台の模試や休暇に受けることができる大手塾の模試、英検とか(少しマイナーですが)数検など
    もペースメーカーのひとつとして活用できると思います。もちろん駿台模試で良い点数を取るため
    に対策を取るというのは本末転倒ですが、結果的に駿台などで中間目標を測るというのは皆さん
    やっておられたようです。


    教材について多少悩まれるかも知れません。よくある先入観で(私もそう思っていた時期があり
    ますが)、難関向けの塾では特殊な門外不出のすごい教材を使っているのではないか、という
    誤解があります。子どもは前述の塾の、上のクラスにずっと在籍していましたがそのクラスの教材
    であっても、市販の教材とさほど変わらない内容でしたし、中3になってからは専ら各地の高校の
    過去問に終始していました。つまり特殊な教材などなかったのです。(いまでは一部の教材は再編
    されたうえで市販になっているものもあります)


    こと高校入試に関しては、一般のやや大きめの書店で手に入ったり、ネット上で注文できる既刊
    の問題集・参考書で充分カバーできる内容だと考えています。塾のメリットは、同じような目標
    の生徒さんと競い合ったり怠けあったりしながら、楽しくいつのまにか受験をむかえられること
    と、微妙に背伸びをすればなんとか届くぐらいの課題を、間断なく供給してくれること、の2つ
    に集約されると感じました。前者はなかなか個人では難しいですが、後者はうまく調整すれば
    できないことはないと思います。


    ちょっととりとめがなくなりました。いずれにせよ、お子さんが将来の目標を持ち、現状をよく
    理解しているというのはとても強いチカラになると思います。がんばって下さい。


  3. 【788442】 投稿者: もぐら  (ID:hE1Ymf92PT6) 投稿日時:2007年 12月 11日 22:04

    丁稚羊羹様ご丁寧なアドバイス、本当にありがとうございます。
    私は、今回の転勤で生まれて初めて関東を出ました。子供も数年前までは関東の小学生でした。まさか、関東の状況がわからなくなるとは思ってもみませんでした。
    わが子もごくごく普通の子供です。まだまだ、頼りないことばかりです。でも、子供なりに頑張っているのではないか?と思うことがありました。結果のでない頑張りが、間違っているのか?足りないのか?塾に行ってないからなのか?それを知りたかったのだと、思いました。「既刊の問題集・参考書で、充分カバーできる。」子供が今、一番しっくりする方法です。既刊の問題集を信じ、満足いくまでさせようと、思います。もし、充分やり終えることが出来たら、目標がかなわぬとも、満足し、新しい別の道を見つけることが出来るように思います。
    皆様にはご親切にアドバイスいただき、深く深く感謝いたします。ありがとうございました。

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