英語は通常授業にプラスして読解の授業も 理科の小テストに気が抜けない！

エデュ：八王子中を併願校に選んだのはなぜですか？

網野さん中学受験をしたのは、母親の影響が大きいです。この学校のことを聞いたのも母からでした。「八王子中には適性検査型入試があるよ」と教えてくれました。その後11月に行われた公立中高一貫校の模擬試験の会場がたまたま八王子中だったのです。そのとき初めて学校に来て、校門すぐの校舎にあるスカイウォークを歩いたのですが、そこから見た景色がとてもきれいだったのが印象に残り、併願校はこの学校が良いと思って決めました。

エデュ：八王子中ならではと思った授業を教えてください。

網野さん英語は日本人教師による授業と、オーストラリアから来ているネイティブ教師による会話を中心とした授業があります。また、これにプラスして、東大・医進クラスのみにネイティブ教師による読解の授業があります。読解は、教科書とは別に問題用の冊子があって、物語を読み進めながら問題を解いていくようになっています。最初のほうは、丁寧に問題を読めば答えが分かるくらい簡単なものなのですが、どんどん難易度が上がっていくので、今は解くのが難しくなってきました。でも、英検取得の勉強にとても役立っているように思います。また、理科は個性的な先生が多いなと思っています。授業は先生と生徒の対話も多く、先生の大学時代のエピソードを交えながら授業が進むこともあって、そのお話が楽しいです。

エデュ：難しいと思う授業はありますか？

網野さん理科Ⅰの授業で習っている元素の単元は、元素記号など覚える範囲が多くて大変だと感じることがあります。また小テストが不定期にあり、しかも突然、告知なしで行われることがあって、気を抜くことができません。また、数学は普通なら高校で習う代数と幾何の授業が始まっています。数学のテストはこの2つを極めることが鍵だと思っているので、どうやって同時に極めるかが難しいですね。

運動会では応援団の副団長として活躍！ 応援団独自の創作ダンスはみんなで振り付け

エデュ：休み時間はお友達とどのように過ごしていますか？

網野さん友達とよく雑談しています。それと、いつも一緒に過ごしている友達が同じイラストレーション部の子なので、一緒に絵を描いていることが多いです。

エデュ：部活動の様子を教えてください。

網野さん硬式テニス部は週2〜3回、練習時間は1時間ほどです。先輩・後輩の関係なく仲良くて、いつも和気あいあいと活動しています。長期のお休みになると、学校外のテニスコートを借りて中高合同の練習試合をすることもあります。クラブは、活動する日が重ならなければ兼部が許されています。絵を描くことが好きなので、イラストレーション部にも入りました。

エデュ：楽しかった学校行事はありますか？

網野さん6月の運動会がとても楽しかったです。全学年、1組は赤団、2組は青団、3組は黄団に分かれて、団優勝を目指して競い合います。さらに、各クラスから応援団を選出します。私たちのクラスは約20名の応援団を作り、私は副団長でした。応援団では創作ダンスを踊ります。好きな音楽で自由に作って良いので、私たちはポケモンをテーマにしたダンスを考えました。ピカチュウの耳に似せたカチューシャを作って、振り付けも考えて、みんなで作り上げた！ という感じがしました。

オーストラリア海外研修は中止に 代わりに開催するリモート交流会が楽しみ！

エデュ：楽しみにしている行事も教えてください。

網野さん夏休み期間にホームステイしながら現地の学校に通う「オーストラリア海外研修」に行く予定があり、とても楽しみにしていましたが、コロナの影響で中止になってしまいました。その代わりにということで先生たちがオーストラリアの現地生徒とのリモート交流会を企画してくださいました。今はそれが一番楽しみですね。

エデュ：将来の夢や目標にしていることを教えてください。

網野さん大学はまだこれからですが、普段でも、友達など人に教えることが好きなので、教師に興味があります。私は数学の1つの解き方が分かると、いろいろな応用ができることや、解き方を工夫して考えることがとても楽しいので、中学校や高校の数学の先生になれたらと思っています。

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