併願校で輝く!在校生インタビュー

白梅学園清修中学校・白梅学園高等学校清修中高一貫部

「自主・自立・自律」の精神と、自ら考え行動できる「主体性」を育み、生徒一人ひとりの才能や特徴を発見して伸ばす教育を目指す白梅清修中高一貫部(以下、白梅清修)。少人数で手厚い指導が人気の女子校です。

分銅 日菜さん
分銅 日菜さん

分銅ぶんどう 日菜ひなさんプロフィール

学年中学3年

所属部活美術部

好きな教科数学

通学時間約30分

通っていた塾ena東大和校

選択した入試方式適性検査型

公立受検校都立立川国際

窓から差し込む光のように 柔らかで優しい生徒が集まる学校

エデュ:受験対策について教えてください。

分銅さん本格的に適性検査の受検勉強を始めたのは小学6年になってからです。都立中の過去問に取り組み始めると、記述の問題が難しかったので戸惑いました。また、作文の量も多かったので、文章が書けるようになる対策をたくさんやりました。白梅清修の適性検査型入試は、都立中の適性検査と同じような問題なので、個別の対策を行う必要はありませんでした。

エデュ:白梅清修を併願校に選んだのはなぜですか?

分銅さん学校説明会で校内を案内してくれた先輩が明るく、とても優しかったので白梅清修を受験しようと思いました。授業見学会では、国語の授業で行われた本を紹介する「ビブリオバトル」を見ました。授業のやり方が新しいと思いましたし、授業が楽しそうだったことも、この学校を選んだ理由です。光がたくさん入り学校全体が明るいのも気に入りました。

先生にも気軽に話せる環境 対話で育まれる“他”を尊重する心

エデュ:授業にどんな特色がありますか?

分銅さん話し合う授業が多いです。グループでお互いに意見を出したり、発表したりします。積極的に授業に参加する環境にあるので、理解も深まります。理科の授業は実験が多いです。化学の実験が特に楽しくて、理科に興味を持ちました。

エデュ:学習面について教えてください。

分銅さん朝学習があります。英単語を覚えたり、タブレットを使ってエクセルで関数のおさらいをしたりと、曜日によって朝学習の内容が異なります。毎日コツコツと続けていると、授業で習った内容が身につきます。また、定期テスト前にはアトリウムやカウンターでみんなと一緒に勉強しています。

エデュ:先生との関係はどうですか?

分銅さん白梅清修では職員室を「校務センター」と呼びます。放課後や休み時間などは扉を開いて行き来ができるようになっています。先生と気軽に話ができる環境です。

窓からは緑が見えてリフレッシュできます。日が入りやすく明るいので、クラスの雰囲気も明るくなります。机の形が使いやすいのも気に入っています。
窓からは緑が見えてリフレッシュできます。日が入りやすく明るいので、クラスの雰囲気も明るくなります。机の形が使いやすいのも気に入っています
アトリウムが吹き抜けなので、カウンターから下を見ることができます。開放感があるのでリラックスして勉強ができます。友達と勉強するのにぴったりの場所です。
アトリウムが吹き抜けなので、カウンターから下を見ることができます。開放感があるのでリラックスして勉強ができます。友達と勉強するのにぴったりの場所です

全校生徒が知り合いに 学年を超えた交流で大きく成長

エデュ:印象に残っている行事を教えてください。

分銅さん中学2年の英語国内研修です。2泊3日の京都・広島の旅行に留学生も参加します。白梅清修の生徒2名と留学生1名がグループとなって、各地の名所を観光しました。英語の授業では、英語で話すことをどこか遠くのことのように感じていました。しかし、実際に英語が話せる人と長時間過ごしてみると、英語が身近に感じられるようになりました。日本語と英語の境界線が外れた感じがして、英語の授業がより理解できるようになりました。

エデュ:「全校遠足」も珍しい行事のようですね。

分銅さん中学1年から高校2年の各学年1名ずつのグループを作って行動します。2023年はディズ二―ランドに行きました。事前の打ち合わせを2、3回行って、当日の動きを相談します。高校2年生がチームのリーダーとしてほかのチームの意見を聞いてくれたり、ルートを調べてくれたりと先輩の頼もしさを感じました。学年分け隔てなく接する機会で、いろいろな人とコミュニケーションができる力も身につきます。

エデュ:「スポーツフェア(体育祭)」はどうですか?

分銅さんスポーツフェアは中学1年から高校3年までの縦割りの2チームで競い合います。高校2年生が中心となって、企画から当日の運営まで、生徒がすべてを担当します。毎年Tシャツのデザインを投票で決めるのも楽しいですし、中学3年生が躍るソーラン節もかっこ良くて素敵です。

エデュ:将来の夢を教えてください。

分銅さん私の母は特別支援学級の先生です。母から「一人ひとりの個性を考えて教えている」という話を聞き、私もそんな先生になりたいと思うようになりました。そのためには、人として成長することが大事なので、広い心を持って友達の意見を聞くことを意識しています。白梅清修は「全ての生徒に備わっている才能や特徴を発見し、伸ばすこと」を大事にしてくれる学校です。私が目指したい先生の姿と同じです。この学校で学んだことを将来に活かせるように、勉強を頑張りたいと思います。

いつも人が集まって話をしている憩いの場所です。生徒みんなが大好きな場所。いつも笑い声が聞こえて楽しい気分になれます。
いつも人が集まって話をしている憩いの場所です。生徒みんなが大好きな場所。いつも笑い声が聞こえて楽しい気分になれます

後輩へのメッセージ

受験勉強でつらくなるときもあると思います。休憩も大事なので、軽い息抜きをしながら勉強に励んでください。白梅清修には、明るくて元気な先輩がたくさんいます。さまざまな場面で気にかけてくれる優しい先輩も多いです。また、一つひとつの行事を楽しめるのが白梅清修の魅力です。学校生活を楽しみにして、受験勉強を頑張ってください。

PICK UP SCHOOL LIFE

校舎に入るとすぐに広がる開放的な空間

開放感たっぷりの吹き抜けの空間。職員室の真横に位置するアトリウムには椅子と机が置かれ、自習スペースとして一番人気のスペースです。すぐ隣にいる先生に見守られながら、勉強や先生との会話が楽しめるのも魅力。晴れた日に差し込む光や夕焼けによって、幻想的な世界が広がります。
開放感たっぷりの吹き抜けの空間。職員室の真横に位置するアトリウムには椅子と机が置かれ、自習スペースとして一番人気のスペースです。すぐ隣にいる先生に見守られながら、勉強や先生との会話が楽しめるのも魅力。晴れた日に差し込む光や夕焼けによって、幻想的な世界が広がります

環境団体「ANSS」

白梅清修には「ANSS」という環境団体があり、SDGsに関連した取り組みやボランティア活動など、中学生と高校生が一緒に活動しています。また、東京大学の学生が「誰一人取り残さない世界」の実現に向けて立ち上げたプロジェクト『マゼンタ・スター』を広げる活動も行っています。
白梅清修には「ANSS」という環境団体があり、SDGsに関連した取り組みやボランティア活動など、中学生と高校生が一緒に活動しています。また、東京大学の学生が「誰一人取り残さない世界」の実現に向けて立ち上げたプロジェクト『マゼンタ・スター』を広げる活動も行っています。
※マゼンタ・スターとは、困っている人を助ける『協力者カミングアウト』。マークを付けることで困っている人を助ける意思表示をします

学校 DATA

住所〒187-8570 東京都小平市小川町1-830

TEL042-346-5129(広報部)

アクセスJR中央線「国分寺」駅より公共バス「白梅学園前」下車すぐ、西武国分寺線「鷹の台」駅より徒歩13分、JR中央線「立川」駅より公共バス「武蔵野美術大学」下車徒歩7分

学校公式サイト