連載インタビュー 第3回 武蔵高等学校中学校
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男子校御三家の一校である武蔵高等学校中学校。1922年の創立から受け継がれている『三理想』の精神から服装・髪型・持ち物などについて規制はない。そんな自由・自主性を重んじる校風の武蔵高等学校中学校の教育方針や現在の私学について、梶取校長に話を伺った。
【第3回】『自由と自立のための校外学習と受験生へのメッセージ』
エデュ:校外学習について教えてください。
梶取校長:
中学1年生は、7月に群馬・赤城山での山上学校があります。
教員ではなく生徒が先頭を歩きます。道に迷うこともありますが、迷うことは大いに結構です。
中学2年生の海浜学校では、千葉県勝浦市にある学校の寮に宿泊し、水泳訓練をします。泳力のある生徒は湾の外に出ます。波のうねり、海水の冷たさなど、プールではできない体験をします。
本校では第二外国語を中学3年から学んでいて、その語学を3年間学んだ上級の生徒から国外研修生として提携校に派遣します。時期は高校2年生の3月、期間は約2ヵ月で、ホームスティしながら提携校に通います。教員の付添はありません。
語学研修だけではなく、その国をまるごと体験することが目的です。
その他にも、中学1年生では地学巡検、中学3年生には天文実習があります。地学巡検は、教室で学んだ内容をもとにして、実物や自然を実感する学習となっています。
天文実習は、生徒自ら計画・立案したテーマに基づいて観測を行い、光学機器を駆使して肉眼では見られない天体観測をします。
エデュ:どのような受験勉強をしたら良いか、受験生へメッセージをお願いします。
梶取校長:どの教科も小学校の範囲を超えるものはありません。自分自身で掘り下げ、じっくり考える力が試されると思いますので、地道な努力が必要だと思います。
⇒ありがとうございました!
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