中学受験塾の先生方による座談会!〜学校見学に行けない今、塾からのアドバイスは…

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学校によっては個別見学も可能!受験のための勉強時間確保も課題

勉強風景

エデュ: 今後も新型コロナへの警戒は続きますが、来年受験する生徒さんたちはこれからが勝負の時期です。塾としてはどのように対応を考えていますか?

長谷川先生: 当塾は「面倒見がよい」というのが強みで、日々生徒の様子には気を配っています。たとえば、塾で注意をした日はご家庭では優しく、逆にご家庭で注意をした日は塾ではなるべく叱らないようにするなど、親御さんと連携を取っています。私どもでは、塾を上手に使っていただいて、親子間の関係性をうまく保っていただければと思っています。ちなみに、塾には叩くとピコピコと音がなるおもちゃのハンマーを置いていまして、「イライラしたときにはいつでも先生を叩いてもいいよ」と子どもたちには言っています(笑)。

一同: それは面白いですね!

長谷川先生: また、先ほど話が出ましたが、「学校見学」に行けないことについては、今までの経験や知識、卒業生の親御さんからの情報収集などで、できる限り情報提供をしています。学校によっては個別に連絡すれば案内してくれる学校もあるので、思いきって連絡を取ってみるのも手ですね。

柏原先生: 私が考える問題点は、学校と塾とで子どもたちに時間の奪い合いが起きそうな点です。今まで休校だった分、学校からは大量の課題が出され、また夏休みも短くなるでしょう。そのため時間の使い方に気をつけないと、子どもがオーバーワーク気味になってしまうのが心配です。塾としては、子どもたちが通っている学校の情報を収集し、無理のない時間の使い方ができるよう意識していきたいなと思っています。

田口先生: 柏原先生と少し重なるのですが、学校による課題の格差がとても大きいと感じています。単元によっては教えないでただやらせる箇所も出てきているそうなので、生徒の状況や理解度など塾で確認をしていますね。また、塾としては受験対策の時間が少なくなってしまうのが心配なので、通塾に使っていた時間を受験対策に割り当てるなど有効に使ってもらえるように、オンライン授業は引き続きやろうと思っています。どこを削ってバランスを取っていくかを考えて、今この時期だからこその「最適解」を見つけていきたいですね。


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