【日本大学藤沢高等学校・藤沢中学校】プレゼン大会
日本大学藤沢高等学校・藤沢中学校(以下、日藤)では、6月に日藤祭(文化祭)が行われました。初日には、生徒が英語で自身の想いを語る「プレゼン大会」を開催。生徒はどんなテーマを扱い、どのようなパフォーマンスを見せたのか、大会の模様をレポートします。
■高校生が大舞台に臨む
プレゼン大会の会場は中学棟大教室。700人を収容できる広くてきれいな教室です。
開場前の教室では、放送部の生徒が機材の最終チェックをしていました。
放送部の進行でプレゼン大会が始まりました。
出場者は8人の高校生です。
トップバッターは「World Hertage Site(世界遺産)」がテーマの1年生。
背後のスクリーンには各自パワーポイントで作成した映像が映し出されます。
持ち時間は3~5分。登壇した生徒は、内容が切り替わるときには一呼吸置いて話の間隔を空けたり、立ち位置を変えたり、スピーチの補足となる映像を見るように促したりと、工夫しながら発表します。
テーマは生徒によってさまざまです。
クマムシやゴミ問題について語る生徒のほかに、ワン・ダイレクションや防弾少年団、ジャニーズWESTなど好きなアーティストについてプレゼンする生徒もいました。
審査員を務めるのは校長の楠本文雄先生、ネイティブ教師、英語科教師2人の4人。審査員の評価を総合して、最優秀賞、優秀賞が決まります。
全員立派にプレゼンをやり切って、楠本先生から賞状が授与されました。
賞状を受け取った生徒はみな安堵の表情。
みなさん、お疲れさまでした!
■この経験を大学で活かしたい ~最優秀賞受賞・佐藤さんインタビュー
― いまの感想を教えてください。
うれしいです。でも、みんなすごくいいプレゼンをしていたから、自分が受賞していいのかなと思います。
― テーマは「Zoo」。このテーマに決めた理由は?
大学で動物学を学びたいと思っているので、プレゼンのテーマにしました。
長い文章を作れるようになったり、自分でアンケートをとって集計した点で、昨年出場したときより成長したかなと思います。
― どんなことに気をつけて発表しましたか。
ネイティブの先生からは、「文章をよく覚えること。話が長くなるときは身振り手振りをしたり、スクリーンの画像を見せたりして観客を飽きさせないようにすること」とアドバイスを受けていました。
練習のときはうまくいったのですが、本番では緊張して、少しメモを見てしまったことが悔やまれます。
― 将来の夢は?
動物保護に関わる仕事に就きたいです。今回の経験を大学で活かしたいですね。
― ありがとうございました。
■取材を終えて
弁論大会には講壇が用意されますが、今回のステージにあったのは大きなスクリーンだけ。
静まり返る大会場のステージに一人ぽつんと立つ生徒は、緊張で胸が張り裂けそうだったかもしれません。しかも英語で話すのですから、本番前のプレッシャーたるや相当なものだったことでしょう。
観衆の視線を一身に受け、生徒はステージを歩いたり、体の向きを変えてスクリーンを見るように促したり、大きく身振り手振りをしながらプレゼンをやり遂げました。
再びステージに上がり、清々しい笑顔で賞状を手にした出場者たちには、会場から労いの拍手が送られていました。
★日本大学藤沢高等学校・藤沢中学校
説明会イベントに参加します。
●神奈川全私学中高展
7月16日(月・祝) 10:00~16:00
場所:パシフィコ横浜 展示ホールC・D、アネックスホール
内容:参加140校が83ブースで私学の魅力をアピール。制服展や、生徒による発表ステージイベントも開催。
●私学・私塾フェア(横浜地区)
9月30日(日) 時間未定
場所:パシフィコ横浜
●私学・私塾フェア(町田地区)
10月7日(日) 時間未定
場所:ベストウェスタンレンブラント東京町田
●私学・私塾フェア(小田原地区)
10月7日(日) 時間未定
場所:川東タウンセンターマロニエ
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