【帝京大学小学校】子どもの目線でつくられた“日本一の校舎”のこだわり!
帝京大学小学校の校舎が、今年、「2014年日本建築学会作品選奨」と「BCS賞」を受賞しました。
日本を代表する建築家のひとり、隈研吾氏が設計し、2012年4月に完成した帝京大学小学校の校舎は、お子さまが最高の環境で学べる日本一の校舎といえます。
今回は、そんな帝京大学小学校の校舎の魅力を取材してきました。
■子どもの動線があるこだわりの校舎
校舎内を歩いていると、廊下の真ん中に本棚や手洗い場が現れます。
なんでこんなところに!? 邪魔じゃないの!? と一瞬思ってしまいますが、こうすることで子どもが集まる場所ができるそうです。
こうした工夫は、メディアセンターにもみられます。
本棚の横には椅子の代わりに、丸いクッションのようなものが置かれていたり、階段や隙間があったり。
大人から見るとスペースの無駄に見えてしまう隙間も、好奇心旺盛な幼い子どもたちは、隙間に入ってみたりと、隙間も一つの遊び場になるのです。
子どもの目線で、子どもが楽しめる校舎づくりがなされているのが分かります。
さらに注目すべき場所は、お手洗い!
このお手洗いは、校舎の外からも出入りできるのですが、なんと、その校舎の外側にある出入り口に隣接して、ベンチがあるのです。
まるでお母さま方が利用するパウダールームのようですね。
子どもが、トイレに行ったついでに、お友だちとついつい仲良く話してしまう姿が想像できます。
■子どもの興味をそそる充実の設備
校舎内には、子どもの興味や関心を喚起する設備も充実しています。
まずは図工室にある陶芸窯。
大きな陶芸窯が備わっているので、学校にいながら本格的な焼き物を作ることができます。
取材に訪れた日も、子どもたちが作ったマグカップが並んでいました。
子どもたちが作った作品は、東京私立小学校児童作品展(通称、ほらできたよ展)に毎年出展しているそうです。
ほかにも子どもの作品が校内のいたるところに飾ってあり、クリエイティブな感性を刺激されます。
さらに珍しいのは、理科室のプラネタリウム。
白いドームに星が映し出され、子どもたちはドームの下に、輪になるように座って星空を学ぶそうです。
さらに、理科室には小川が流れるビオトープが隣接。
学校にいながら、水辺の生物をや植物を観察できます。
こちらは、インターエデュの特集でも紹介させていただきました。
先生や職員のみなさんで、木の葉を集めて、たい肥も作っているそうです。
そして、家庭科室の隣には、菜園があり、とれたての野菜で料理ができるとのこと。
なんと贅沢なのでしょうか!
調理法を学ぶだけでなく、子どもたちは野菜の栽培や育つ過程の観察、採取も体験できるのですね。
子どもの動線を意識し、お子さまの好奇心を刺激する工夫や設備が豊富な帝京大学小学校の校舎。しかし、すごいのは校舎だけではありません。
日本一の校舎があるからこそ、教育内容も日本一を目指しています。
次回は、帝京大学小学校の教育の取り組みをフィーチャーします。
★帝京大学小学校 学校説明会・オープンスクール
今年度の学校説明会・オープンスクールは、全て終了しました。
しかし、学校見学は、随時受け付けています。どんどん申し込んでください。
■学校説明会/オープンスクールの詳しい内容を見る
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