教えてください｜掲示板スレッド

進路が決まらない生徒を出したくない中学と
入学者を確保したい、受験料がほしい高校との調整です。

関西地区の私立高校受験日の多くは府県別に統一日となっている為に、
私立の為の私立の併願校というのはほとんどありません。
公立の併願校が私立なのです。
私立1校の受験が主流です。
灘などの超難関校を受験する生徒は何らかの手立てを考えているようですが、
このレベルの子供は公立のトップ校に合格できるでしょうしね。

まず中学側が高校に生徒の成績表（内申書）や校内実力テスト等で
「事前相談」をします。
専願の生徒には「確約」をもらいます。
実力オンリーで受験できる高校は少ない、または少ない枠（人数）となりますね。
ただし、この「事前相談」「確約」も１００％ではありません。
当日の試験も当然、合否に含まれますので・・・

地方からですと、
通われている中学に相談する。
これから行われる「説明会」で個別に高校側にきいてみる、
ということになるかと思います。

清風南海には、専願者には優遇措置があります。
だいたい南海を受ける生徒は公立のTOP校の併願者です。
南海のHPのH21年度入試結果概要を見ると、専願者と併願者それぞれのの志願者数・合格者数・受験者平均点が出ています。
現在、清風南海では、中学受験からの人数の方が多く、高校募集は男女合わせて80名です。
それに対して合格者数は、専願者（1.5次もあわせて）が33名で、残りの47名枠に対しての併願者の合格者数が214名になっています。
実際の入学者数は明記されていませんでしたが、学校側の予定通りの募集人数くらいなのだとすると、戻り率は2割ちょっとというところでしょうか。
この戻り率は、他の公立TOP校と比べると、比較的高いものです。
この理由の1つに、南海は高校募集枠をコース分けしていない為に転科合格（いわゆる回し合格）が出来ない事があげられます。
ですから、公立TOP校を目指す生徒のなかでも、充分な成績を確保できる見通しのある生徒しか併願受験しません。
公立TOPに合格すれすれの実力かチャレンジレベルのお子さんは、清教学園や桃山学院など、高校募集でコース分けをしていて転科合格も出来る学校を併願校として選択される方の方が多いです。
ただ、受験生のなかには、公立2番手にはランクを下げたくない、私学も転科合格になるくらいなら、いっそのこと清風南海を専願で･･･という方も少なからずいらっしゃいます。
息子の塾の友人の中にも、清風南海を受験された方がいましたが、天王寺理数科との併願で、理数科合格された方もいれば、南海専願で行かれた方もいました。傍目で見ればどちらのお子さんも遜色なく優秀な成績だったと思いますが、各家庭の価値観や判断の基準にちがいもあったかと思います。

すみません、訂正します。
上のレスの
＞この戻り率は、他の公立TOP校と比べると、比較的高いものです。
↓
　この戻り率は、他の公立TOP校の併願にされている私学(清教学園や桃山学院など）と比べると、比較的高いものです。

詳しいご説明ありがとうございます。
私自身関西出身ですが、兵庫県総合選抜制で公立高のみ受験したもので、私立の受験事情に全く無知で、、、。
やはり、事前相談なしでは不利ということで理解してよろしいのでしょうか。
学校に直接ご連絡し、成績等を持ってご相談しに伺う、というのは無謀でしょうか。
こちらは、教師もほとんどが地元出身しかも閉鎖的な土地柄ゆえ、県外受験への対応が期待できそうもありません。関西に行って行動できるのは、子供の行事が落ち着く十一月末から十二月にかけてです。遅すぎる、という事はありませんか？また、どの偏差値レベルの高校までがそういった事前相談をしてくださるしょうか。

事前相談が無いと不利という事も無いとは言えませんが、偏差値レベルが大阪のものと地方では、受験者が違うので比べられません。
専願併願も志望校も、絞りにくいと思います。

事前相談というか、学校見学を兼ねた相談は、やっている私立は多いと思います。

学校で行われる説明会もまだあると思いますし、夏休みに多いのですが、塾や出版社主催で複数の学校が集まって行われるイベントにも、各学校の相談ブースがあります。
これからそういう相談会があるのか、ちょっとわかりませんが…

そちらで、出来れば五ツ木模試などの客観的な成績資料を持ち込めば、具体的な話が聞けると思います。

もし時間的な都合で直接訪問しないと無理という事でしたら、学校に事情説明をしてアポを取って学校訪問も出来ると思います。

遠方という事で内申や学校の成績では比較出来ないので、時間があれば五ツ木模試等を受けておかれることをお勧めします。

とりあえず、志望校にしたい学校に問い合わせの電話をすれば、団体の説明会や学校訪問の時期の限界など、色々教えていただけると思いますよ。

郵送で自宅受験もできますよ。
ただし、成績は実際受けていたらこの位置だっただろう、というものですが、
一応順位も偏差値も、合格判定も出して送ってくれます。
ＨＰで確認してみてください。

うちの子も、塾の模試と日にちがぶつかったときに利用しました。

＞学校に直接ご連絡し、成績等を持ってご相談しに伺う、というのは無謀でしょうか。


清風南海HPに、以下のように記載されていました。
■第１回 平成２２年１０月１６日（土）
１３：３０～１４：３０(入試説明会、個別相談会)
※オープンスクールは実施いたしません。
■第２回 平成２２年１１月２３日（火・祝）
１４：００～１５：１５(オープンスクール・授業体験)

息子は去年、別の学校へ個別相談に行きましたが、その時に　学校の成績、実力考査の点数、五ツ木模試の結果　を持参しましたところ、具体的な話をうかがうことが出来ました。
大阪府内の学校の場合は、校内実力考査の成績について、平均点より○点以上なら合格圏内等の判断基準があるようでしたし、五ツ木だったら具体的に偏差値で合格圏内かどうか見ていただけました。

スレ主様の場合は、出来ましたらこの相談会の前に五ツ木模試を必ず受験する事をお勧めします。（次回は第5回10月17日です）上の方も書いていますが、郵送でも判定してもらえます。
その結果を持って、個別相談に出向き、他府県からの受験だという事を必ず伝えて、合格圏内かどうかや他府県からの受験でのデメリットがないかどうかを必ず確認するのがいいと思います。
設定された日程が無理なら、学校に直接電話して事情を話せば、個別に対応していただけると思います。
私学も、是非入学したいと仰る方には（商売ですし）親切に対応して頂けますよ。

五ツ木模試は、例年第6回（今年は11月14日）が最も受験者が多い回で、精度の高い判定が得られますので、こちらも是非受けられることをお勧めします。
また、例年12月の特別会（今年は12月12日）には、実際の私立志望校校舎で模試が受けられます。本番の予行練習にもなりますので、もし事情が許すならばご活用されればと思います。


＞また、どの偏差値レベルの高校までがそういった事前相談をしてくださるしょうか。


大阪府内の私学ならば、ほとんどの学校で事前相談は受けられます。各学校のHPを見て見てください。
例外的に、関西大学第一高校は昨年度より内申重視型になりましたので他府県の受験生は若干不利かもしれません。