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【1379324】道内の私立中学受験についての疑問(そんなに公立がだめなの?)

投稿者: 本末転倒   (ID:EKkumGhHOEo) 投稿日時:2009年 07月 27日 02:51

小学生、中学生の保護者です。
首都圏から数年前に転勤して来ました。
毎週のように塾の広告が折り込みチラシに入ってきます。
以前は中学生向けが主でしたが最近は小学生向けの広告が増えてきたようですね。
そこで思うことですが、公立の学校の環境がこれだけ整っているのにどうして皆さん道内の私立を受験されるのでしょうか。
高偏差値の学校であれば理解できる部分もありますが、そうでない学校になぜ入れようと考えるのか。
理由として、公立の学校が荒れているなどと言う抽象的なものではなく「----と荒れているから。」
と言う明確な具体例を教えていただければ幸いです。
学費の面でも、首都圏のようにそれほど北海道が経済的に豊かだとは考えにくいのですが。


昨今の比較的新しい道内中高一貫の学校の多くは、もともと高校であったところが多いかもしれませんね。
そうした学校は公立優位の北海道では生徒が集まらないと考え、「中高一貫」を切り札にしたのではないでしょうか。
だから「中高一貫」とは「大学受験のため」というより、高校の定員を確保するための方便である学校が多い
と考えることもできます。


私は教育費をケチることはないと思います。そもそも公立至上という意見でもありません。
皆さんがどういう価値観で教育を考えているか、そこに興味があります。


中学受験に関する御意見、情報お待ちします。

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  1. 【1393198】 投稿者: 中学受験はあきらめた  (ID:SGEPgQr6Dvk) 投稿日時:2009年 08月 09日 14:38

    >ところで さん
     
     『ゆとり教育の前の私立中高一貫は、エリート校でもほとんど中学3年間の授業を2年で行ってはいなかった。』



     これは、エリート校の定義がなされていないのでどの中高一貫校を指すのかわかりません。また、2002年以前に存在していた札幌の中高一貫校は、北嶺の他にどこかありましたか。藤、聖心はそうだけれども、日大中学が無かったし、立命は一貫校ではなかった記憶が、光星が当てはまりますか。手元に資料がないのでよくわかりませんが、少なくとも札幌の学校を指すのではない思います。本州の受験実績がある一貫校もそうっだたのでしょうか。



     『ゆとり教育の結果、授業数を減らさなかった学校のみ結果的に容易に二年で終了することが可能になった。』


     ところでさんが書かれていた「うちの子の学校でも、普段普通の能力のお子さんでしたら、塾での学習時間を含め、最低3時間程度は毎日必要です。夏休みは、一日6時間は勉強するよう指導されていますし、夏期講習(予習、宿題もあり)夏休みの課題をこなすだけでも、並みの成績の生徒であれば1日5時間程度はかかります。夏休み明けにはテストが目白押しなのでその勉強も必要です。さらに自分の勉強をするとなると暇な時間は本当に少ないです。」は中学1・2年生の話ではなかったのですね。中学1年生の夏休みからのことと勝手に解釈していました。




     『つまり上下差の大きい公立でも、詰め込み教育といわれた時代には今の中学生に比べれば授業時間も多く、スピードも速かった。』


     授業時間が多ければ、スピードは遅くなると思います。2002年以降は内容が3割削減されて、総合学習等に授業時間が割り当てられたため、教科の授業時間がそれ以上に削減された。だから、2002年以前の方が時間の余裕があったと思っていました。もう一度調べなおしてみます。




     

  2. 【1393300】 投稿者: ところで  (ID:Nzp8cPJLeLg) 投稿日時:2009年 08月 09日 17:23

    ゆとり教育についてですが、正確には昭和39年生まれからの学習で始まっています。以後指導要領が変わるごとにゆとりが進み、隔週2休制、完全2休制導入とともにより拡大しました。
    ある塾の塾長のお話ですと、10年前SS50の生徒はたぶん今のテストを行うと54くらいは取れるでしょう。20年前のSS50の生徒は58くらいは取れると思います。30年前のSS50の生徒は60以上取れるはずです。逆に今SS60の生徒に30年前のテストをさせるとSS50にはるかに及ばないと思います。
    とのこと。もしお疑いでしたら。たとえば昭和50年(区切りがいいので)の公立高校の入試問題、北大の入試問題を御覧になってください。(昭和50年3月ひな祭り前後の道新に記載されています。取り寄せることは充分可能)習っていないので当然でしょうが、昭和50年度の公立高校の入試問題を御覧になれば今年の公立高校の発展問題など遠く及ばない高難度の問題が多いことはすぐにわかるはずです。当時500点満点ですが、今年のトップ校入学の生徒さんのうち半分の250点取れる生徒さんはそう多くはないと思います。
    当時250点では札幌啓成、清田のボーダーくらいでしょう。(平均点は300点を大きく超える)
    確かに北海道で中高一貫校が増えてきたのも最近です。北嶺にしてもゆとりが始まり本州の一貫校が先取りに、また内容の濃い学習に手を染めて実績が明らかになってきた後(私立では総合学習など一切しない学校が多い)、その後さらにゆとりが進み、先取りのハードルが下がった結果、以前と比べ容易に行える環境がはっきりとしたため全国的に増加し、北海道でも同様な状態になりつつあるとおもいます。

  3. 【1393390】 投稿者: ところで  (ID:Nzp8cPJLeLg) 投稿日時:2009年 08月 09日 20:12

    学習に王道なし。
    公立中、私立中にかかわらず、最終的には本当に努力する子供が勝利者になる可能性が高いということだと思います。
    それではなぜお金を払ってまで私立に入れるのか?それは中学での環境を買うためのというのが一番の理由ではないでしょうか?個人的な意見として全体的な印象として先取りでは国語力はさほどの違いを見い出せません。数学、英語においては大きな力となりうると思います。理系を目指すお子さんには、一貫教育のほうが、高校入学後余裕がある分、現役では有利ではないかと思います。

  4. 【1393442】 投稿者: 中学受験はあきらめた  (ID:SGEPgQr6Dvk) 投稿日時:2009年 08月 09日 21:44

    ところで さん

      『ゆとり教育の前の私立中高一貫は、エリート校でもほとんど中学3年間の授業を2年で行ってはいなかった。』に関して、 ところでさんのいわれている「ゆとり教育の前」が1977年の指導要領改定前を指しているのに、わたしが勝手に「ゆとり教育」の仕上げとされる2002年改定と読んでしまいました。





     『ある塾の塾長のお話ですと、10年前SS50の生徒はたぶん今のテストを行うと54くらいは取れるでしょう。20年前のSS50の生徒は58くらいは取れると思います。30年前のSS50の生徒は60以上取れるはずです。逆に今SS60の生徒に30年前のテストをさせるとSS50にはるかに及ばないと思います。
    とのこと。もしお疑いでしたら。たとえば昭和50年(区切りがいいので)の公立高校の入試問題、北大の入試問題を御覧になってください。』



      今から30年以上前の入試問題をみて見るのは大変面白そうです。30年前以上の英語と国語の問題が急に見てみたくなりました。「「国語」入試の近現代史」(講談社・選書・メチエ)を今年はじめに読み大変面白かったことを思い出しました。
     その入試問題を現在の生徒が受けたらという話は、「江夏豊が20代の時に大リーグに挑戦したら、今の白鵬と全盛期の千代の富士が対戦したら、」と、考えただけでもわくわくする話とどこが違うか考えていましたが途中で挫折しています。もう少し考えてみます。


     

     『昭和50年度の公立高校の入試問題を御覧になれば今年の公立高校の発展問題など遠く及ばない高難度の問題が多いことはすぐにわかるはずです。』


     現在の生徒と10年前、20年前、30年前の生徒とは学力差があると主張されているのはところでさんなので、その根拠を他人にゆだねるのはおかしいと思いますが、前述したように急に興味がわいてきたのでお盆休みに図書館に行ってみようと思います。
     また、学力調査に関しては全国規模の調査が長年行われていなかったので、ある予備校や神奈川県の藤沢市の調査など比較できる調査から比較検討した本があったのですが、処分してしまったようで手元にありません。わたしの記憶もあいまいなのでもう一度調べてみます。

     
     

  5. 【1393597】 投稿者: ところで  (ID:Nzp8cPJLeLg) 投稿日時:2009年 08月 10日 00:24

    全国学力調査では小学校では、下から2番目。中学もたぶん私立をすべて入れると下から2番目でしょう。
    大昔?の全国学力テストでは46都道府県の中で真ん中より上だったはず。(沖縄県はUSAの占領地)、昭和50年ころは、今と大昔の中間の順位でしょう?ただ高校の進路担当は年々全国に比べレベルダウンしていることは実感していたはず。表向きには教育に携わるものは充分知っていたはずです、誰も話そうとしないだけだと思います。
    高校入試問題で、おそらく一番差があると感じるのは数学だと思います。一番差が少ないのは英語かもしれません。英語は今の高1レベルの力があれば充分に解けるでしょう。数学は数Ⅱで習う3次関数、まったく習わない項目もたくさんあります。(昔は小学校で習った三角形の重心、内心の応用など)

  6. 【1393640】 投稿者: 本末転倒  (ID:EKkumGhHOEo) 投稿日時:2009年 08月 10日 02:18

    遅いレスになり、申し訳ありません。


    通塾率は私が考える以上に高いのですね。近所の小学校では1割に満たないのに受験者の9割が通塾ですか。
    「受験をするから塾」に通っていることを考えると、受験者や合格者での通塾者の割合が多いというのは理解できます。
    しかし、「塾に行かないと合格が難しい」という説明にはならないと思うのですが、、、、。
    しつこいようですが、やはり納得がいかないもので。


    公立不信=教師不信、難しい問題ですね。
    私立に行っても公立に行っても、成績に順番はつくわけですが、内申点などの問題は私立では表面化しない
    でしょうね。
    でも思うのは、どの学校でも必ず下から三分の一の不出来な生徒が存在することを考えると、
    それほど教師の評価に大きな差はない感じがします。
    でも、我が子がこうむる小さな差は、必然的に大きく感じてしまうと思いますが。

  7. 【1394127】 投稿者: 中学受験はあきらめた  (ID:SGEPgQr6Dvk) 投稿日時:2009年 08月 10日 17:54

    >ところで さん

     『数学は数Ⅱで習う3次関数、まったく習わない項目もたくさんあります。』


     SSが下がるという話は、習わない項目を除外する話だと思っていました。来春、東西南北を受験しようとする生徒に、高1の進研テストをさせてもSSは期待できないでしょう。でも、その生徒たちの学力が中高一貫校の現中3生より低いとは判断できません。また、30年前の中3生が現在の試験を受けたら、本当に点が取れるのでしょうか。国語の現代文の題材が地球温暖化のものであったり、英語の文がスペースシャトルの話であったらどうでしょうか。
     ある塾の塾長さんの話は根拠のない、「たら、れば」(もし~したら、もし~すればのたら、れば)の話だったのでしょうか。保護者の不安をあおる営業トークに聞こえてきました。

  8. 【1394481】 投稿者: 本末転倒  (ID:EKkumGhHOEo) 投稿日時:2009年 08月 11日 01:43

    一貫教育のほうが大学入試では有利とするご意見には反論は無いようですね。
    公立でも小中一貫教育や中高一貫教育という流れになるのでしょうか?
    いずれにしても経済的に余裕のあるご家庭が環境を買うということならば
    偏差値がどうとか、通塾が必要だとか、あまり生徒のレベルの良し悪しは関係な感じもします。
    生徒の均一化が授業スピードの早さを支えるという意見もありましたが、
    いろいろな生徒がいて、一貫校の教育についていけない子供も多くいるかもしれないですね。

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