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【2219645】母の補聴器

投稿者: みみ   (ID:CqcrFthR8Rg) 投稿日時:2011年 07月 29日 13:33

70代の母のことで、ご意見をいただけると幸いです。
母は老人性の難聴です。
先日耳鼻科に受診したおりに、やんわりと補聴器を勧められました。
私たち家族は、以前から本人には「聞こえていないよ」と言っていました。
本人にも聞こえ難い自覚はあったのですが、今回は数値で示されたため、
補聴器の使用を考えるようになりました。
そこでお勧めの補聴器を教えていただきたいのです。
ご家族の方で同じような補聴器をお使いの方にメーカーや機種、使い心地を
教えていただけると助かります。
本人のやる気のあるうちに作りたいと思っています。
よろしくお願いいたします。

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  1. 【2220661】 投稿者: 難聴の種類  (ID:HUMRUCuymrc) 投稿日時:2011年 07月 30日 10:31

    もう一点気になったところがあります。

    >母が聴こえないと、大声で怒鳴るように話しているので

    内耳に問題がある難聴の人にとって
    大声で言い直されるのは
    実はかえって聞き取りにくかったりするということです。

    音が小さくて聞こえないのではなくて
    音は聞こえているのだけれど
    なんといっているのかが聞き取れないので
    「え?」「は?」と聞き返しているのです。

    大声を張り上げて言い直されるよりは
    アナウンサーのように滑舌よくはっきりと
    短い言葉で要点だけをまとめて言ってあげるとよいです。

    大きな声はやかましいだけで余計に聞き取りづらくなるので
    実は聞くのがつらかったりします。

    あと高い声も聞き取りづらいことが多いですから
    少し低めの声ではっきり話す癖をつけられるとよいかも知れません。

    何度も言い直さないといけない方も疲れますが
    聞き返すほうもとてもつらいのです。

    聞き返すのが悪いと思って
    なんとなくわかったような顔をしてにこにこしてごまかしたりしていて
    肝心なところが聞こえてなくて叱られたり。

    一度声の大きさは変えずに滑舌よく言い直してみるようにしてみてはいかがでしょうか。
    (もちろん補聴器のほうも併用しながらですが)

  2. 【2220701】 投稿者: ご参考に  (ID:.58UL0gy1Yo) 投稿日時:2011年 07月 30日 11:08

    補聴器業界に携わった者です。

    補聴器には、それぞれの特性(長所短所)がありますし、値段も決して安くありませんから、信用できる施設で
    きちんと聴力検査をなさって下さいね。検査員から「小型で目立ちません。」と高価な補聴器を勧められても
    実際に使用される方の「難聴」に適さない場合もあります。尚、聞こえ方が変わってしまっても、音の拾い方を
    調整できるタイプがありますから、もうダメと諦めずに施設に相談してみて下さい。


    【補聴器の種類】

    A:気導式補聴器(最も普及している補聴器)

     ①箱型補聴器・・・一般的に本体はポケットの中に入れて使用されるので、ポケット式とも呼ばれています。

              最大出力、最大利得ともに大きなものが作れますし、様々な調節機能を付加できます。
              通常は数種類のイヤホンが用意されるので、交換することで特性が変えられます。
              スイッチやボリュームが比較的大きいので操作が簡単で、本体電池代も安いです。

              でも、外見上目立ちますし、ポケットの中に入れることで人体や衣服の影響を受けて
              電気的特性が変わったり、衣擦れ音も聞こえます。本体のマイクロフォンの位置が
              耳から離れているので不自然です。両耳装用でも音の方向感はほとんど得られません。

     ②耳かけ形補聴器・耳にかけて使用するタイプです。

              IC技術の進歩で箱型と同程度の性能があります。軽度から高度難聴まで、品種や
              価格帯が豊富です。耳に近い位置で音をとらえるので、自然に近い感じです。
              余り目立たないし、両耳装用なら音の方向感も得られます。

              マイクロフォンと音の出口が近いので「ピー」というハウリングが起きやすいです。
              小型なので操作がしにくく、電池代も比較的に高いです。

     ③メガネ型補聴器・メガネの弦の中に電気回路が組み込まれた補聴器です。

              耳かけ式に近い性能が得られますが、品種は少なく、デザインに制約もあり、眼が
              悪くなくてもレンズが必要になり、価格的には高額と、あまり使用されていません。

     ④挿耳形補聴器・・最も小型で耳の穴に入れて使用します。

              形状が決まっているもの、もしくは交換可能な耳栓を使用する既製品、電気的な
              性能は同じで個人個人の耳の穴の形に合わせて製作されるモジュールタイプ、
              個人の聴力の程度や耳の穴の形も合わせて製作されるオーダーメイドがあります。

              超小型・軽量で、特にモジュールやオーダーメイドなら装用感も良いですし、集音
              作用という耳介の本来の働きが活かされますから、自然な感じで聞こえます。耳の
              穴に入れますから、ほとんど目立ちませんし、最も両耳装用に適しています。

              性能面では多くの場合は軽・中程度の難聴までにしか適応できません。補聴器の
              着脱や操作にある程度の器用さが必要です。両耳でないと、かけてない方の耳側から
              話しかけられると聞き取りにくいです。価格が高く、電池代もかさみます。

    B:骨導式補聴器(音の振動が頭の骨に伝わり、内耳に達する経路を利用した補聴器です。)

              外耳から中耳にかけての器官(耳介・外耳道・鼓膜・耳小骨・耳管等)に障害がある
              伝音性難聴に適しています。大半はメガネ形ですが、箱型補聴器のイヤホンを骨導用
              イヤホンに変えて、ヘッドバンドに取り付けて使用します。

              耳栓が要りませんから違和感はありません。中耳炎などの治療中で耳穴が塞げない人に
              最適ですが、中度以上は適しませんし、振動子が常に肌を振動させるので炎症を起こす
              場合もあります。両耳装用でも音の方向感が得られにくく、価格も高いです。


        
              

  3. 【2220710】 投稿者: みみ  (ID:bnZXcxUtkbI) 投稿日時:2011年 07月 30日 11:19

    難聴の種類様
    ありがとうございます。
    教えていただいたとおりの現状です。
    母にとって声が聴き取り易い人、聴き取り難い人がいます。
    聴き取れていないのに解かったようにしていたり・・・
    後に「言った」「言わない」で揉めることも度々あります。
    また、確かに話しかけても「えっつ!!!」と言われることも多いのもご指摘のとおりです。
    また、その「えっつ!!!」が怒鳴るような大声で言われてしまい、
    こちらも負けじと大声を出すようになっていました。
    母は自分では聴こえていないので、大声を出しているつもりはないようですが
    言われた方は驚いてしまいます。
    私たちも改めなくてはならなかったのですね。
    ご指導いただいたことは今からできるので、気をつけます。
    しかし、家の中だけのことならまだ良いのですが、外出先でもやっているのかと思うと
    いちいち「聴こえないので」という訳にもいきません。
    周りの方に不快感を与えていないのか、今になって心配になってきました。
    遅いですよね。
    補聴器については、もっと早くに説得し対処すべきだったと思っています。

  4. 【2220721】 投稿者: 難聴の種類  (ID:HUMRUCuymrc) 投稿日時:2011年 07月 30日 11:38

    >「えっつ!!!」が怒鳴るような大声で言われてしまい

    聴力検査の結果はどのようなものでしたか?
    伝音性の難聴と
    感音性の難聴と両方あるのかも知れませんね。

    あと、内耳に問題のある感音性難聴では
    声も音も同じように雑音のように聞こえてくるので
    途中から自分に話しかけられているのだと気づき始めることがあり
    それで途中まで聞き逃した驚きと
    「また聞き逃してしまった…」という煩わしさからから
    ついびっくりして大声で聞き返してしまっている可能性もあるかと思います。

    できれば話しかける時は肩をとんとんと叩いて
    今から話しかけますよという合図があるとよいかも知れません。

    音の聞こえてくる方向もわかりにくかったりします。

    外出先、そうなのです。
    雑音下では更に聞き取りづらくなるのです。

    しーんと静まり返った部屋で1対1で話す会話は聞き取りやすいのですが
    ざわざわとした場所では何と言っているのか途端に聞き取りづらくなってしまうのが
    内耳に異常のあるタイプの難聴です。

    通常人は自分の聞きたい音以外の音はカットして
    (ノイズキャンセリング機能みたいなものです)
    聞きたい音だけに集中して聞くことができますが
    内耳に異常のある人は
    それができません。
    すべての音が大きくうるさく聞こえるだけで
    聞きたい音にどんなに集中しても聞こえないのです。
    (補聴器がつらいと言う人の場合は大抵これです)

    そういった仕組みも知った上で対処してあげると助かると思います。

  5. 【2221051】 投稿者: みみ  (ID:lguGoDcCNec) 投稿日時:2011年 07月 30日 17:40

    ご参考に様
    難聴の種類様
    ありがとうございます。
    母も私も大変感謝しております。
    ご参考に様
    詳しく教えていただいて、ありがとうございます。
    種類だけでも、これだけ多くのものがあるのですね。
    初心者には難しいのですね。
    慎重に選びたいとは思っていますが、やはり補聴器店のプロの方のお勧めを
    そのまま購入してしまいそうです。
    頼りない娘ですみません・・・
    ちなみに短時間の装着などで、向き不向きは本人に
    分かるものなのでしょうか?
    難聴の種類様
    検査の件ですが、母だけが検査室に入ったので
    詳細は分かりませんが、「音が聴こえたらボタンを押す」という簡単な
    検査だったようです。
    元々の受診の目的が難聴ではなく、「めまい」でしたので
    その補助的な検査なのだと、私は考えていました。
    その「めまい」は、やはり内耳が原因となっているとのことでした。
    母の難聴の数値は40台中盤(単位はわかりません)で
    30から補聴器の使用を考えるレベルとの説明でした。
    内耳というものは怖いですね。
    私自身も難聴かしら?と思う時があるので、今から老後が心配になってきました。

  6. 【2221696】 投稿者: 80歳の母  (ID:SeatuCOd9X.) 投稿日時:2011年 07月 31日 11:42

    どんなタイプの難聴にせよ、耳鼻科の医師より勧められたのですから
    効果はあると思います。

    ただ、根本的に解決するのか、少し良くなった程度かは
    その人のタイプに関係するのだと思います。

    >すべての音が大きくうるさく聞こえるだけで
    聞きたい音にどんなに集中しても聞こえないのです。<
    我が家の母もこのタイプです。
    難聴の人でも聞こえにくい範囲と、聞こえやすい範囲があります。
    検査の時に分かりますが、ハッキリとこの音が聞こえないと言われます。
    佐藤さんを加藤さんやお父さんと聞き間違えるわけです。

    しかし、全ての音を拾うとガンガンしますので、
    どの程度までにするのかのさじ加減が大切です。
    丁寧に、何回も調節してくれる所が良いと思います。
    そして、補聴器によっては、雑音の中での重要な音を拾ってくれるタイプも
    あります。スーパーなどの雑音の中での呼び声に気付くか?
    診察時に、マスクをした先生の言葉が聞こえるかどうかも、
    高齢の人には重要でしょう。
    家の電話をかけるときキーンという音も嫌ですね。

    そういう希望を全て述べて、母の補聴器を作りました。
    眼鏡○場です。何回も調整してもらいました。
    金額は20万円台でした。耳穴タイプです。
    耳にかけるタイプだと眼鏡をかけられないので諦めました。

    あとは、慣れるだけです。
    最初はガンガンすると言ってましたが、
    1時間ずつ慣らし、今では重宝してます。
    ちなみに、補聴器の耐久年数は4~5年です。
    1年間5万円と考えて納得しています。

  7. 【2221859】 投稿者: みみ  (ID:h5.VPrfDJ/Y) 投稿日時:2011年 07月 31日 15:22

    80歳の母様
    ありがとうございます。
    母も大変喜んでおります。
    母も眼鏡が手放せないので、耳掛けタイプでは装着できないですよね。
    皆様には当然のことだったのかもしれませんが、私たちは全く気づいていませんでした。
    眼鏡〇場では「補聴器体験会」があるようなので
    母の体調の良い時に行ってみようと思います。
    皆様に色々と教えていただいて本当に助かりました。
    母も積極的に装着したいと思えるようになりました。
    補聴器とは調整しながら使えるようする物ということを
    肝に銘じていきます。
    これで一旦〆させていただいて、この結果は後日ご報告したいと思っています。

    ありがとうございました。

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