わたしは貝になりたい｜掲示板スレッド

蛍の墓は、奥が深い、言葉では簡単に説明できないほど難しい、人間の尊厳がテーマの重い重い作品です。
胸が痛くなるほど苦しく辛いお話です。


もちろん見方は様々で、自由で、価値観を押し付けることはよくないとは思います。
でも、できれば表面だけ見るのではなく、その奥に隠された深い内容を今一度考えてみてくださるといと思います。

火垂るの墓は、一言で語れるほど軽い映画ではありません。

火垂るの墓は某国では有害作品扱いで上映禁止されています。
理由は「見ると日本人に同情してしまうから」

＞理由は「見ると日本人に同情してしまうから」


中国でも韓国でも日本人は非道で残虐な人たちじゃないとまずいわけですね。

火垂るの墓ってアメリカのアマゾンで高評価ですね。
675件のレビュー中、★５個が583件（今日現在）です。
レビューの英語は簡単なので読んでみたら面白かったです。
（ジブリ作品は人気ですね。レビュー数が凄いです。
トトロが767件、千と千尋が894件、もののけ姫が903件ですよ～）


http://www.amazon.com/Grave-Fireflies-Iaso-Takahata/dp/B006LLY8LY/ref=sr_1_1?s=movies-tv&ie=UTF8&qid=1345479619&sr=1-1&keywords=Grave+of+the+Fireflies

「わたしは貝になりたい」については、中村獅童主演で、実話？というか、その後（本当は減刑された）がドラマ化されて、こちらは、助命嘆願の過程や逃亡の話も描かれていて、それを観て以降、「貝」は、そのセリフ以外はあまり哀しくなりませんでした。今回も安心して観られました。
もう一回観たいな、中村獅童のドラマ。


「ほたるの墓」も、意地悪なおばさん側からのドラマ（松島菜々子主演）を観て、辛さが半減されました。
アニメ・ドラマの「ほたるの墓」を観るたびに、おばさんが憎くて憎くて…。

「ほたるの墓」は、野坂昭如さんの体験に基づいていると思っていた頃もありましたが、
実際は、あんな妹思いの兄ではなく、妹よりも自身を優先した（食料など）という話を聞いたか読んだかして、
ますます切なさが半減した記憶があります。

何度も同じ作品を放映するより、他にも戦争作品はいっぱいあるので、そういうものをもう一度観たいです。

純粋に、その「作品」を楽しめば良いのに。
やれ、実話だ、いや捏造だ、と。
ドラマなんて「ノンフィクション」って銘打っても、どうしてもフィクションは入るし。
戦争に翻弄された庶民の生活や、戦災孤児の辛さ、疎開児童たちの哀しさ、純朴・素朴っていう画一的な捉え方では見誤る人間の多面性。
日本人のメンタリティーにあってるドラマが気に喰わないんだったら、姦流でも見ときなさいな。

ねつ造？・・・極端ですねぇ。(^^;)　ふふ。

実話ドラマも大好きですが、ドラマは基本的にはフィクションでしょぉ。
哀しい話で、実話をもとにしていたら、辛くて辛くて、
でも、本当はそうじゃぁないんですよ、大丈夫ですよって知ったら、哀しさが薄れて、楽しく見られるって言ったんだけどなあ。
「貝」を見たから、1，2回しか放映しなかった「その後」を観たいというのは、邪道なのかしらん。。「ほたる」のおばさん側の主張なんて、すごく納得できた。

これらの作品だったら、別の映像もありましたね、そちらも悪くなかったですね、って思ったんですが、そちらのはダメなんですかね。
野坂昭如の話だって、確か文章になっているはず。

戦争作品はほんとにいろいろあって、小さいころから観てましたが、いいものたくさんあったですよね。毎年8月にやっていた、テレ朝のアニメでもね。

それでも最近さすがに、衝撃が残り過ぎて、戦争作品を観るのが苦しくなってきました。
先日再放送していた、水木しげるの戦争ドラマでさえ。（香川照之のほう）　
もう年なんかな。

中居君がよさこい歌う場面。
あまりの下手さにのけぞってしまった。
あの場面他の人に歌わせたらよかったのに・・・