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投稿者: 天才たけし? (ID:bfra5PfSr3A) 投稿日時:2012年 09月 07日 07:45
先日テレビで北野武の「アウトレイジ」をやっていましたよね。
ご覧になりましたか?
たけし監督の作品を見たことがなかったので
「ここまで世界で絶賛されているのはどんな作品なんだろう?」という単純な興味から見ました。
夫と二人で見たのですが
私は率直に面白かったです。
出てくるのが本当に悪い人間ばかりで、やってもやっても終わりがなくて、最後はなんというか「無常観」のようなものまで感じさせる、すごい映画だと思いました。
でも夫はなぜこれが世界で(特にフランス人などに)受けるのかわからないと言う感想でした。
「ただのやくざ映画じゃん」と。
こちらで聞くのが適当かどうかわからなかったのですが、テレビで放映されたという事で、テレビ版にしました。
皆さんはどう思われましたが?
また他のたけし作品でよかったもの、
ダメだったもの、あったら教えてください。
これを機に、少し他の作品も見てみたいと思っています。
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【2676815】 投稿者: ビヨンド (ID:NDR3q9bITbw) 投稿日時:2012年 09月 07日 08:28
小日向文世がタンカ切るシーンを期待して、映画館に観に行き、
ブラックな加瀬亮の大ファンになりました。
やくざのかっこ悪さをじっくり教えてくれる映画ですね。
北野武の映画は台詞で説明しないから、
外国人にもわかりやすいのかもしれません。
監督作品では、「ソナチネ」の無常観や厭世観がずしんときました。 -
【2676840】 投稿者: わからない。 (ID:69HdQuWi1Pk) 投稿日時:2012年 09月 07日 08:40
Vシネマとどこが違うのでしょうか?
たけしの演技を見ると赤面するし、監督したければ専念すればいい、なぜ出演するのか。
わからないことだらけ、ただ、言えるのは、シンスケよりもあの世界の方々との強いつながりを感じた。
なんかとても不快感。 -
【2676861】 投稿者: ブラックカーペット (ID:UexBq05K8qc) 投稿日時:2012年 09月 07日 08:49
フランスの洒脱&ロマンティック、ストーリー重視の映画とは
まったく逆のベクトルに位置している映画だからじゃないでしょうか。
そして「私たちの知らないアジアンマフィアの生態」を見せてくれ
さらに「オリエンタルテイスト」を楽しめるからだと思います。
極端な話(差別するつもりはありませんので、念のため)
アフリカから映画を輸入したとします。
それが日本と同じように普通の服を来て、会社に通う人が主人公で
内容も「若い男女が恋愛して楽しかったー」だったら
別にアフリカ映画を観なくてもいいですよね?
「日本ので充分じゃん」って。
ですが「アフリカの特別な種族のおぞましい生態」
「アフリカならではの生活を克明かつ残酷に描く衝撃の映画」とあれば
みちゃいますよね。
そしてその中に多少なりともストーリーがあれば
「アフリカなのにまあここまでやれるのね、よしよし、ご褒美ですよ」と
賞をくれるのです。
もちろん日本の配給会社の必死の売り込みも忘れてはなりません。
「海外のどこそこの映画祭で賞をとった~」を宣伝文句にするために
会社の人たちは頑張ってあちこちの映画祭で接待に心血を注いでいるのです。 -
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【2676892】 投稿者: うーん… (ID:QgQGTi0bu/M) 投稿日時:2012年 09月 07日 09:15
フランス映画が洒脱&ロマンティックだったのは、もう20年以上も前のステレオタイプでしょう。
もう一つフランス映画の大きな特徴だったのが不条理。
これは今も受け継がれています(こちらも多少ステレオタイプ気味にはなってきましたが)。
北野作品は、そちら側の作品なのだと思います。
もう一つ言えるのは、フランス人の映画観の中にあるのは、ハリウッド的なモノとそうでないモノとの対立です。
フランス人はハリウッド的なものは嫌いですね。というか嫌わなければならないと思っている。
ディズニーもあれだけ嫌いなのは、フランスだけかもしれません。
だから、ハリウッド的でない北野作品はフランス人にとってみると、”こちら側”の作品と感じていると思います。 -
【2677045】 投稿者: ビヨンド (ID:8WCpnHMPCyA) 投稿日時:2012年 09月 07日 11:04
私は単純に続編観たくなりました
個人的にインテリやくざの加瀬さんが気になります。
北野作品がヨーロッパで賞賛されるのは
うーんさんがご指摘のように
アンチハリウッド的感情があるからじゃないかと
私も思います。
ばく大な製作費とCG・・
そういうのがヨーロッパ人の美的感覚に
そぐわないのでしょう
北野作品にそれが感じられるかどうかは
日本人なんでわかりませんが
日本在住のCHANELの社長?が
フランス人の心の琴線にどこか触れる
って言ってましたね‥‥。
私は「菊次郎の夏」と「ソナチネ」が好きです。
菊次郎はベタなストーリーですが
主演の男の子があまり可愛くなく(ごめん)
素人っぽい感じがかえって良かった
ソナチネはやくざの悲哀と
沖縄の美しい自然が妙なコントラストで良かったと思います。 -
【2677335】 投稿者: キタノブルー (ID:BiKyeX.COGw) 投稿日時:2012年 09月 07日 14:56
「アウトレイジ」見逃しました、残念。
というか、よくこれを9時台に放映したものだと...びっくり。北野武の暴力って容赦ありませんから。
私もやはり「ソナチネ」が一番好きです。
あの血の匂いがするスタイリッシュな画面、フランス人にうけるのはわかるような気がします。
だって、北野武の映画につきもののセックス&バイオレンス≒エロスと死は、
マルキ・ド・サドにジョルジュ・バタイユ...etc.フランスのお国芸ではありませんか? -
【2678553】 投稿者: ノワールもの (ID:X6xK.OllIhk) 投稿日時:2012年 09月 08日 11:56
フランスには、昔からギャング映画もあるんです。
1950年代からの洒落た恋愛ものや、人間の不条理さを描いたものが
日本ではおなじみですが、ギャング映画、ノワールものがあります。
これ、結構日本のやくざ映画のように、血で血を洗うといったドンパチ単純なもの。
モニカベルッチなんかもでてるし、好きな人は好きなんでしょう。
北野武のほうが、殺し方残酷だし。
フランス人も結構残酷な一面を持ったとこあるから、うけるでしょうね。