本日のあさイチ＜村木厚子さん＞｜掲示板スレッド

私も録画しました。仕事から帰ったら見ます。
高知大卒なんですね。てっきり東大かと。
あれだけの地位に就くには仕事も出来るのは当たり前、人柄が素晴らしいのでしょうね。

村木さんが入省されたころは、男女雇用機会均等法の浸透と霞ヶ関の東大偏重是正の意向とが合わさった時期ですね。
当然ご本人も優秀で、その後も努力されたに違いありません。そして何よりあんな酷い目に合わされながら「良い経験だった」と考えて職場に復帰されるという寛容さと思慮深さ。
男の嫉妬は、女性のそれより醜く酷いもんだと勘繰ったものでした。
弁護士も優秀だったでしょうけど、まともな裁判官で良かったと思いました。

裁判までいったのでしたっけ？
拘留中に無罪確定したものだと思ってた。

ご本人もですが、ご主人も素晴らしい人柄が垣間見えるインタビューでした。謂れなき逆境にあっても家族が一丸となって村木さんを支えた背景には、絶対的な信頼関係があったのでしょう。

村木厚子さんのwikiに「低姿勢で物腰柔らかく、誰も怒らせることなく物事を調整することができる、敵を作らない典型的な調整型官僚として有能であることが評価されていた。」とありました。

私は官僚の世界はわかりませんが、企業でも出世する女性はこのタイプの方が多い気がします。

女性に限らず、信念を持つと同時に他者に寛容である事は自らの道を開くものなのかとも思いました。

出先で途中から見ました。
雇用機械均等法施行の6、7年前の入省で、選んだ理由は結婚出産してもやめさせられないこと、だったとか。
子連れで地方へ転勤も。残業は軽く200時間越え、帰宅が午前様で当たり前で翌朝また8時に出勤。
ご主人がどんな仕事の方かは見そびれましたが、インタビューでは飄々と、「子育ては好きだし願ってもない楽しい仕事だった」。
妻の勾留中、堪え忍ぶというよりも家族みんなで戦っている気持ちだったと。

素敵なご家族です。

番組中「間接的な部下」という方からの質問がありましたね。
在職中部下の失敗に対しても柔らかい対応に、なぜ困難の中にあってもいつも穏やかで感情に任せることがなかったのか、と。
お答えは、「子育てを経験したから」でした。
思うように行かない子どもたちを育てているなかで、自分の中にも寛容さが育まれたと。

遅い帰宅でお子さんたちとふれあう時間をとれないなか、本を読み聞かせる声や「お帰り」のメッセージをラジカセに録音して聞かせていたとか。
お子さんたちには、お母さんの気持ちがちゃんと届いていると感じました。
ご苦労が忍ばれて、見ていて涙が出る放送でした。

私は番組を途中まで拝見しました。
ご主人は同僚だそうですよ。とても優しそうな方でしたね。定年まで勤めたかどうかは存じませんが、紹介VTRで同僚のなんとかさんと結婚、と言っていました。
スタジオにもいらしていて、リハーサルのときに写真を撮っていたそうです（笑）。

拘留された当時は、私は何となく彼女は有罪だと思っていました。
良く知らないのに、表面的な報道だけで判断した自分が恥ずかしいです。