女子美の中高大連携授業
大学受験国語を考える
現代文の題材に選ばれるような文章はポエムに過ぎないだとか、
古文や漢文はいらないだとか、
いろいろ言われていますが、
大学に入ったら嫌でも文章を読んで書かないといけないので、
おそらくは小論文などとともに残るであろう、大学受験国語。
これについて考えていきましょう。
>だから物事を深く考えることのできない文系には将来がないといっているんだよ。
文系の人たちはなんで物事を深く考えられないというのでしょうか?
文系という学問をしっかり考えている学生もいるでしょうに。
説得力がまるでありません。
それは、詭弁だ。なぜなら、理系志望の受験生らのすべてが共通テストを受けているわけではないからだ(私学専願、附属など)。しかも、年々その受験者数自体、減少しているではないか。従って、君の言いぐさによれば、彼らの「人文系の教養のなさは致命的」だと言わざるを得ないことになる。違うかね。
他方当然ながら、文系志望者も高校時代に理数系科目を履修している。だからこそ、卒業ができた。換言すれば、理系が高校時代に古文漢文を学んだとするならば、同じことが文系における数学にもいえるということだ。それなのに、なにを勘違いして声高に「数学至上」の価値観を押し付けるのかね。他科目は無用だとも? 独善的に過ぎる。
>文系の人たちはなんで物事を深く考えられないというのでしょうか?
>文系という学問をしっかり考えている学生もいるでしょうに。
>説得力がまるでありません。
全ての文系は物事を深く考えられないと決めつけないと論理が破たんするからですよ。
納得のいく説明などできやしません。
簡単な話、科学技術もGAFAもウクライナの戦争を終わらせられない。ロシアを軍事的に屈服させるのも容易でないが、幕引きの仕方が分からない。戦争は敗者に恨みを残し、終戦で解決とならないのは、1次大戦がナチスを産み、2次大戦が冷戦を産んだことから明らか。冷戦は平和裏に終結したが、ウクライナの戦争が敗戦ソ連の復讐。
深く考えるといっても、研究者ベースで考えますが、自問自答を高レベルで出来ないと一人前の研究者にはなれないんですよね。人文系の研究者の就職先の乏しさは今になって始まった問題ではないですが、やはり専任の研究者として就職できている人の論文はそういうことができている感じがします。もちろん敢えてそういう道を選ばない人もおられますが。
> だから、理系の知識がいくら進んでも分断が広がり、世界が不安定になるだけで、良くはならない。
それはそのとおりですが、思想の押し付けは危険です。多様性があることの良い面もあります。世界で共通で持つべき思想と各国が自由に持てる思想との線引きが難しいですね。




































