女子美の「なんでも質問会」レポート
日本が技術立国というのはもはや幻想 中韓台に敗れ残された自動車産業も風前の灯火
メーカー系企業は完全終了なので、医学部以外の理系に行くのは無意味。
「魔の川・死の谷・ダーウィンの海」を引くのは良いですが、その3つは製品化の難易度を構造化するフレームであって、どちらが進んでいるように見えるか、を感覚で語るためのワードではありません。
あなたは今、「言葉を知っていること」と「段階構造を理解していること」を混同しています。
魔の川は【研究→技術】
死の谷は【技術→製品】
ダーウィンの海は【製品→事業規模】
ここで論じているフィジカルAIは、まさに死の谷〜ダーウィンの海の手前。論点は「動画で動いたか」ではなく、再現性・保守性・量産性・適応性の確立です。
中国モデルは、政府資金で魔の川を力技で渡り「見栄え」を先に作るモード。
対して、東大+トヨタは死の谷〜ダーウィンの海を越えるための制御基盤と法定安全設計を積んでいる。
つまり、「理解しといてね」という話は、こちらは最初からその段階構造を前提としています。
派手なデモを「越えた」と見るか、事業スケール可能な基盤を「積んでいる」と見るか。
そこを取り違える限り、議論は噛み合いません。
「販売できている=実用化」だと思っている時点で、話が浅い。
中国のは 売っている のではなく 、補助金で配って展示している だけ。
だから量産歩留まり・保守体制・安全規格・耐久再現性のどれも公開されていないのです。
先にいるのはどちらかではなく、どのフェーズをやっているかが違う。
フェーズを揃えずに優劣を語っても、議論自体が成立しない。
市場投入と 事業としての成立は別物ですよ。
そこを混同して「先に行っている」と言うのは、EVバブルで散った企業群と同じ視点。
あなたの思考回路は、以前に「トヨタは、数年後には潰れる」と言ってた人と同じ視点です。
EVを例に〜
1. 量産ラインを正式に持って市場投入した最初の企業
→ GM(General Motors)
EV1(1996年)。
ただし、リース限定・赤字・市場撤退。持続性ゼロ。
量産はしたが、事業として成立していない。
2. 継続的に世界規模で販売し、EV市場を成立させた企業
→ 日産(Nissan)
Leaf(2010年)。
ここが 実用レベルの商用スケールのスタートライン。
3. EVを「産業として成立させ、利益モデルにまで変えた企業」
→ Tesla(テスラ)
Model S(2012年〜) → Model 3で市場スケール確立。
死の谷を越え、ダーウィンの海を渡った最初の企業。
あなたが「商品化=実用化の先」と言っているのは、まさに GM型とTesla型を混同している状態 です。
GMはEVを量産しましたが事業は成立せず撤退。日産は販売を成立させましたが、市場を変えるまでには至らなかった。産業として成立させたのは Tesla です。
ここで明らかになるのは、「形式として売れるもの」と「現実で運用できるもの」は違うということ。
中国ヒューマノイドは GM型、つまり ショーとして置けるが保守・再現性・スケールが成立していない段階。
東大+トヨタは Tesla型で、環境変動下で運用できる制御基盤そのものを積み上げている段階です。
「魔の川・死の谷・ダーウィンの海」を語るなら、その区分を正確に理解してからにしてください。
> 東大+トヨタは Tesla型で、環境変動下で運用できる制御基盤そのものを積み上げている段階です。
やはりフィジカルAIを理解できていないね。 フィジカルAIがしようとしているのは、制御基盤やモジュールの最適化ではなく、それらをより抽象化した概念に落とし込むことだ。どの制御基盤を使うかどのモジュールを組み合わせるかを、人ではなくAIが決められるようにする。だから膨大な様々な動作のサンプルをAIに学習させる必要がある。
東大+トヨタはまだそこまで到達していないから魔の川さえ渡れていない。
「日本はフィジカルAIで世界に大きく遅れている」と断定していますが、現実を見ると、話がやや滑稽です。
東京大学松尾研究室のTRAILは、設立からわずか1年でRoboCup[削除しました]Home 2023で3位を獲得しています。
このプロジェクトは、知能部分を松尾研が、ロボット部分をトヨタが担当する形で成立しており、高性能トヨタロボットの上に、短期間で自律学習システムを積み上げた成果です。
つまり、あなたが言う「日本は遅れている」という断定は、現実の共同研究成果とまるで噛み合っていません。
短期間で複合タスクをこなすロボットを作れる環境がすでに存在する以上、「遅れている」とか「世界標準とは距離がある」と大仰に語るのは、完全に印象論の世界です。
要するに、松尾研単独でもトヨタ単独でもなし得なかった成果を、産業用ロボットの強みと学術的知能の融合で短期間に実現した。
この現実を踏まえれば、現場を知らずに「日本は遅れ」と叫ぶのは、外野からの無責任な野次としか言いようがありません。
あなたは、私が強調しているポイントを理解できていません。
私が言っているのは、単にロボットが派手に動くかどうかではなく、産業として成立させるための制御体系や安全設計の整備です。
しかし、あなたは「魔の川を越えていない=技術的にまだ不十分」と単純に捉え、議論の本質であるスケーラビリティや再現性、量産可能な制御基盤の整備を無視しています。
そのため、議論の階層が取り違えられたままで、私が言う「死の谷〜ダーウィンの海を渡るための準備」と、単なるハードウェアの現状評価を混同してしまっているのです。




































