在籍生徒の9割が東京と神奈川の学校
東大が早慶に就活で負ける理由
就活を通じて様々な就活生と知り合った。一番知り合った学生は東大や早慶が最も多い。
最終的に仲良くなった奴らとは就活の最終結果を共有しあった。
聞くと、(官僚を除けば)東大生よりも早慶の子の方が志望していた就職先から内定をもらっていた。
明らかに僕の周りの東大生は、就活において早慶に競り負けていた。
僕にとって未だに「学歴重視」が続く就活の中で、優秀だと感じていた東大の同期の結果がなぜ振るわないのかが当時は不思議だった。
もしかしたらその理由を早慶の学生の方がコミュ力が優れているからと思った人もいるかもしれない。
これは体感値としてはあまり正しくない。
慶應の子でも理学部の子とかは人と話すのが苦手な子は多いし、東大の文系の子にも
コミュ力抜群な子は結構いる。
ただ、本当にコミュ力がずば抜けている人は確かに早慶の子の方が多いので、そういった印象になるのかもしれない。
一方、僕が早慶の子が就活において本質的に優れているのは彼らの持つ情報ネットワークの広さにあると思う。
彼らはゼミやサークル、部活などにおける横や縦の繋がりは東大より圧倒的に強い。
例えば、僕の知り合いの慶應の子はゼミの子数人で、試験会場で受けるWebテストの問題を、分担してエクセルにまとめて回答を丸暗記していた。
僕が受け取った面接情報やSPI回答などの就活情報はほとんどが早慶生からのもので、東大発信のものはほぼ一つもなかった。
話を整理します。
1.バラードさんの主張は、「法曹、官僚、学者、ジャーナリズム、文筆、など除くと東大学部卒で民間志向はかなり少ない」というもの。
でも学部卒(進学せずに社会に出る学生)の進路先はすでに提示したように明らかに民間企業がマジョリティです。
何かこれに異論はありますか?
2.次にバラードさんは「伝統的には、電力、インフラ、JR NTTや郵便など 旧国営公営企業はまだまだ行く」というものです。
でも実際に東大文系学部卒の民間就職先は下記のとおりです。
法学部:①金融・保険業は圧倒的、次に②サービス業、③情報通信業。
文学部:①金融・保険業、②その他企、③情報通信業
経済学部:①金融・保険業、②学術研究、専門・技術サービス業、③情報通信業
教養学部:①情報通信業、②金融保険業、③その他企業
教育学部:①サービス業、②教育・学習支援業、③金融・保険業
電力、ガス等のインフラ、JRなどの運輸は上位にはありません。結局は東大学卒の民間企業の就職先は伝統的な旧国営企業がメインではありません。
これは東大が公式に公開しているデータです。
3.最後に「他では東大生;早慶生の比率は1;10位しか来ないように思います」と言っています。それは伝統的な旧国営企業に行くのは少なくてその他の企業は東大学卒が1に対して早慶が10という比率だということです。これには当然東大が就職しない企業は含まれていません。
これはすでに申し上げたように早大、慶大の二桁採用がある企業は早慶にとって人気企業です。
各大学の人気企業の傾向は東大と早大、慶大は似ており、現在ではコンサル、総合商社、金融といったところが上位ですが、それらの大量採用企業は東大も二桁採用があったりしますが、早大、慶大は三桁採用が本当にほとんどでしょうか?
うちの企業の話を1例としてあげましたが、採用数は東大、早大、慶大はすべて二桁です。現実的に東大の10倍採用しているなんてごくわずかだと思います。
次に大部分の企業は大量採用ではなく、早大、慶大も採用数一桁がほとんどです。
それではその大部分の企業の中で東大が就職する伝統的な旧国営企業以外の企業は、東大採用数に対して、早大、慶大が10倍いますかということです。
早大、慶大が一桁採用の企業が大部分の中すでに10倍採用は論理破綻していませんか?
これはあくまで東大から見た就職志向と東大が就職した各企業視点です。
あなたは早大、慶大の文系学生数が多いので民間就職数が多いという全体の誰でもわかっていることと、その就職比率と混同していませんか?
だから学生数の話や有名企業400社の中には東大ゼロの企業があるということを持ち出すのではないですか?
>1.バラードさんの主張は、「法曹、官僚、学者、ジャーナリズム、文筆、など除くと東大学部卒で民間志向はかなり少ない」というもの。
>でも学部卒(進学せずに社会に出る学生)の進路先はすでに提示したように明らかに民間企業がマジョリティです。
>何かこれに異論はありますか?
バラードさんの書き方からは、「学部卒業生の民間志向はかなり低い」と私は解釈しました。「進学せずに社会に出る学生」に限定しない方が良いでしょう。大学院に進学する場合でも学部を卒業していますから。
また人数で比較していますので、東大は進学や官僚・政府系機関や法曹学者教員に抜けることによって、卒業の人数から民間就職がかなり減る計算になります。
たとえば、法学部の卒業生のうち、民間就職に回るのは、余裕で半分以下になります。法学部の「その他」には、予備試験に学部在学中に合格した人数(東大は多い)が多くを占めると予想されますので、ほとんど法曹に回って、いわゆる民間就職しない(ここでは法律事務所勤めの弁護士は民間(企業)就職ではないとする)。
法科大学院の中退(予備試験出願時に4年生の合格者は大抵中退するようです)・卒業から法曹へのコースと合わせると、東大法学部卒業生の1/3は法曹、これに官僚や学者・教員を合わせると卒業生の半分を大きく超える。経済学部なども、進学や官僚が他の大学より多い。
文系学部の定員では、早慶は東大の6倍以上あって民間就職の割合が高い訳ですから、人数では10倍ぐらいという推定は妥当だと思います。
進学者を入れても民間就職が50%を超えている。卒業生のトップのウエイト。かつ過半数を超えている。
それがかなり低いというのならそれは感覚の違いです。
でも過半数超のウエイトがかなり低く、その他の進路の比率が高いという発想はもう理解ができません。
東大文系の進路が
>東大進路(令和5年度)
> 進学者 公務員 民 間 その他
>法学部 27.1% 15.5% 34.0% 23.3%
>文学部 27.1% 2.8% 60.4% 9.7%
>経済学部 10.3% 4.4% 76.8% 8.5%
>教養学部 39.3% 3.5% 35.8% 21.4%
>教育学部 23.5% 4.9% 51.0% 20.6%
>合 計 24.3% 7.1% 52.6% 16.0%
だそうですから、東大文1~3一学年定員が1,223人で、退学者もいれば理系から教養学部などに流れ込むとして、卒業生が1300人とするなら:
進学が316人、公務員は約92人、民間が684人、その他が208人ぐらいか。進学のうち専門職大学院が民間企業に回らないし学者になる人もいる、さらに政府系機関や旧国営企業に就職する人を除くなら、950〜1200人程度が民間企業に回ると考えられるのでは?
「その他」がどのような進路に進んでいるかにも依存するけど。法曹もいれば、意外と塾産業がいたりするかも。起業も最近は多いらしいから、どれに分類するか難しい。
早慶で一学年15,000人あたり?8割が文系学部として12,000人台あたりなのでは?このうち純粋な民間企業がどれぐらいかにかかってきそうですが、1:10ぐらいとしても大きくは外していないのでは?
私は以前、超大企業に勤めて居ましたが、あまりのストレスに耐えきれずドロップアウトした人間です。大企業に勤める友人が数人いますが、彼らに「お前の息子が、今のお前のやっている仕事をやれると思うか?」と聞くと皆な「やれる訳がない」と言います。
であるならば、高学歴であっても大企業に就職させるのは失敗する可能性が高いという事になります。高学歴であっても「楽してたくさんお金がもらえる職業につける訳では」ありません。
給料の高さと仕事のしんどさは比例しています。高学歴ならそういう仕事も選べますよ、という選択肢が拡がるだけです。そこを勘違いしている人がけっこう多いと思います。




































