海城・攻玉社・芝・城北・巣鴨・世田谷・本郷（〜2015年5月）｜掲示板スレッド

統計課さんと鴨父さん（鴨父というＨＮではないけれど、文体や論理の運び方が
明らかに鴨父）の検証を今読んだけど、明らかに統計課さんの検証の方が妥当だね。
鴨父さんは、２／２の巣鴨入試でたくさんの合格者が巣鴨を蹴飛ばしていることを
認めたくないようで。
手元に数年前の資料があるけど、２／２巣鴨合格者の辞退率はすごく高いよ。
それと比較しても、やはり統計課さんの検証の方が妥当。
ということで、この話はおしまい。

学校 募集 合格 超過率 　備考・想定競合先
筑駒 120 132 1.10 　2/3→2/5 灘
武蔵 160 181 1.13 　2/1→2/3 埼玉県の学校は１月受験？
駒東 240 281 1.17 　2/1→2/2筑駒　超過数４１　
　　　　　　　　　　　浅野・栄光学園・聖光学院・栄東（2/2）
巣鴨 240 304 1.27 　2/1当日発表→2/2　 2/2当日発表→2/3 超過数64　
　　　　　　　　　　　2/2募集人員の150％180人が合格（＊）
麻布 300 400 1.33 　2/1→2/3筑駒　超過数100
　　　　　　　　　　　浅野・栄光学園・聖光学院・栄東（2/2）
開成 300 445 1.48 　2/1→2/3灘、筑駒　超過数１４５（★）
　　　　　　　　　　　浅野・栄光学園・聖光学院・栄東（2/2）
海城 290 459 1.58 　2/1→2/2 2/3→2/4開成・麻布・駒東・早稲田(2/1)　、
　　　　　　　　　　　浅野・栄光学園・聖光学院・栄東（2/2）
芝中 280 491 1.75 　2/1→2/2 2/4→2/5立地上、想定競合　神奈川御三家
　　　　　　　　　　　（浅野・栄光学園・聖光学院2/2）
城北 280 613 2.19 　2/1 2/2 2/4の３回受験機会がある　立地上、想定競合　
　　　　　　　　　　　埼玉県の栄東、開智(1月校、2/2)

（★）開成の想定競合等は、灘・筑駒・聖光学院＋地方からの受験等による
　　　合格しても進学しない受験生多数
　　　2/1→2/3発表、2/4手続き
　　　
　　　麻布・駒東の想定競合は筑駒、隣県御三家
　　　→
　　　そのため開成の超過率は麻布・駒東より高くなります。

　　　海城は、2/1受験の競合は併願校が浅野・栄光学園・聖光学院・栄東2/2。
　　　2/3の合格発表・2/4手続きです。

　　　芝・城北は立地上、それぞれ神奈川県・埼玉県のトップ校と強い競合が発生。

（＊）巣鴨の２／２は、受験日が2/2であることから神奈川県・埼玉県のトップ校と
　　　日程上重なり、競合は余り発生しない。
　　　また２／２受験合格した場合の入学手続き必要が２／３に必要で滑り止め校と
　　　して受験しにくい。
　　　２／２については超過率1.50であり妥当な水準。

以上で合格者数に関する議論は終了します。

もっと生徒の成績向上や各学校の活動等前向きな議論をしましょう！

「こんな感じかな？」とはまたアバウトですね。

巣鴨2/1も海城2/1も追加合格ゼロです。本命の2/1なのだから当たり前です。
論点は、巣鴨2/2と海城2/3を比較して以下の数値が妥当か否かです。

学校 募集 合格 超過率
巣鴨 120 304 1.50
海城 145 306 2.11

では、両校の併願校を見てみます。

●2013年合不合6回より
・巣鴨2/2の2/1併願校
　　1.巣鴨_58人
　　2.開成_39人
　　3.海城_35人
　　4.早稲_24人
　　5.駒東_23人

・海城2/3の2/1併願校
　　1.海城111人
　　2.開成_74人
　　3.駒東_57人
　　4.武蔵_41人
　　5.麻布_38人

・海城2/3の2/2併願校
　　1.城北_92人
　　2.巣鴨_76人
　　3.本郷_46人
　　4.攻玉_34人
　　5.世田_25人
http://www.yotsuyaotsuka.com/njc/bunseki/judge/pdf/2013_12_2[削除しました]

巣鴨2/2の上位併願校は（巣鴨2/1を除いて）全て巣鴨より偏差値が上ですね。
海城2/3の上位併願校は、2/1の開成・駒東・麻布は海城より上ですが、2/2は全て海城より下です。聖光や栄光は上位併願校に入っていません。

巣鴨2/1は当日合格発表なので合格者は2/2を受験せず、不合格者はほとんど2/2では合格しないでしょう。
よって、巣鴨2/2合格者の相当数は辞退する結果となります。定員の1.5倍の合格者数で済むとは思えません。

鴨父さんがこれ以上反論する気がないのでしたら、ご自由にどうぞ。
これまでの議論では、私の自説を変えるに足りる根拠は何も得られなかったと思っています。

巣鴨は塾と癒着していないから、歩留まりを予想するためのデータも十分に持っていない可能性がある。だから、補欠合格を多めに出さざるを得ない面があるのではないかな。確か、数年前、歩留まりを読み間違えて、１クラス多くなってしまった珍現象も発生したはず。

おそらく、「塾と癒着」云々は全く関係なくて（都市伝説）、
単に2011年の合格者を多めに出したところ、
それ相応の入学手続者が出ただけだと思われます。（外数説を前提にしています。）

翌年（2012年）は入学予定者を集めた会合で校長先生が「今年は絞り込みました」と言っていたんですよね。
http://www.inter-edu.com/forum/read.php?419,2003322,page=3
だから絞り込んだ分だけ入学手続者が減ったと。
これは外数説をとった場合に、よりよく妥当します。
（内数説だと317人→301人ですから「絞り込み」と言うには減らし方が小さ過ぎます。）

たぶん、今年の１年生も人数が多いのではないでしょうか。

◆巣鴨中の入試合格者数の推移

１．追加合格を合格者計の内数と仮定した場合
　2010年：132人(2/1)+185人(2/2)=317人
　2011年：130人(2/1)+187人(2/2)=317人 →１年生274人（辞退者43人）
　2012年：124人(2/1)+177人(2/2)=301人 →１年生220人（辞退者81人）
　2013年：126人(2/1)+186人(2/2)=312人 →１年生219人（辞退者93人）
　2014年：124人(2/1)+180人(2/2)=304人

２．追加合格を合格者計の外数と仮定した場合
　2010年：132人(2/1)+185人(2/2)+_92人(追加)=409人
　2011年：130人(2/1)+187人(2/2)+100人(追加)=417人 →１年生274人（辞退者143人）
　2012年：124人(2/1)+177人(2/2)+_60人(追加)=361人 →１年生220人（辞退者141人）
　2013年：126人(2/1)+186人(2/2)+_72人(追加)=384人 →１年生219人（辞退者165人）
　2014年：124人(2/1)+180人(2/2)+124人(追加)=428人

さらに言えば、まじめに人数調整しようと思えば、
統一招集日（2/11）後に追加合格を出すのが正攻法なのですが（ほとんどの学校はこの方法）、
巣鴨は掲示板合格発表と同日に大量の電報合格を出していますね。

おそらくですが、ハナから厳密な人数調整などする気がなく、
それよりも独自の傾斜配点での生徒集めを優先しているのでしょう。
それだけのことだと思います。

追加合格なんてセコいことを気にせず、正規合格を目指そうぜ。サピ偏差値４６だろ。１番手校の受験者なら普通は楽勝。万一、１番手校をハズして、入学してしまっても、とりあえずスレタイ７校の２着なのだから、上位にいれば、結局、１番手校の生徒と大学時代に合流。それだけのことさ。

＞追加合格なんてセコいことを気にせず、正規合格を目指そうぜ。サピ偏差値４６だろ。
１番手校の受験者なら普通は楽勝。

恐らく、追加合格など全て含めて、最終的な合格者を確定したうえでのサピ偏差値が
４６だと思います。だから、正規合格だったら、５０を超えるのでは？
だとすると、１番手校の「合格者」なら正規合格も楽勝でしょうが、１番手校を「受験
しただけ」の者にとっては、正規合格は危ないかもしれない。４６で正規合格は無理かも。
ただし、追加合格なども含めれば、サピ偏差値４０そこそこでも合格可能、という
カラクリだと思います。