あなたは我が子のために命を投げ出せますか？｜掲示板スレッド

近くの踏切で、親子が電車にはねられて亡くなりました。
聞いたところでは、歩き始めたお子さんが警報器のなる踏切に入ってしまい、お母さんが助けようとあわてて踏切に入ってしまってどちらもはねられてしまったそうです。
自分ならばどうするかと、その時考えましたが、とっさの場合はやはり体は動いてしまうでしょう。
10人中1人ではなく、何人もそういう行動を取ると思います。
もし、そういう行動が取れなかったとしても、それは、命を投げ出せる出せない、の問題ではなく、あまりのことに体が硬直してしまって動かないとか。
人間には、自分を守る本能の他に、子どもを守る本能があります。踏切事故のような場合は、その本能に近い部分で体が動くので、当然なのかと思います。


そうした、突発的な場合ではなく、例えば子どもに臓器提供が必要で、自分の臓器を提供すると自分も死に至る可能性がある、というような場合はよく考えて結論を出すことができるので、結果は違ってくるかもしれません。
もちろん、子どもを愛しているかどうかだけでなく、家族構成（下に小さい子子どもがいる場合は難しいでしょう）、経済状況など様々なことを考えなければならないですし。


戦時中の話がありましたが、戦時中は国家として命を捨てることを肯定していた時代です。命が軽かった時代と言ってもよいでしょう。それと現在を比べること自体ナンセンスだと思います。
もちろん、倉本さんの言動を直接聞いた訳ではないので、その発言の真意はわかりませんが。

答えはもちろん「子どもの為に命投げ出せます！」です。が、前に戦争体験者の女性がテレビで話をしているのを見ました。空襲で炎に包まれている建物が崩れて襲いかかり、お子さんだけがどうにも抜け出せなくなってしまったそうです。そして、助けを求めるお子さんに手を合わせ、炎から逃げた、生きている人間として、子供に抱きついて自分も命を落とす事はどうしてもできなかった、と。その後ずっと苦しみを抱えて生きてきたそうですが、その時の事だけを言えば、「命を投げ出せなかった」という事になりますよね。昔とて「当たり前」ではなかったようです。言い切る事は出来ても、実際どうか、それは今も昔も誰しもわからないのではないかと思います。ところで、今は「十人に一人」ですか？何を根拠にそんな具体的な数字が出せるのでしょう？それに関しては首を傾げますね。

倉本聡さんの講演会に行かれる方を存じ上げていますが、比較的年齢がいった方が多いようです。昨日のお話でも、そうだったようですね。
子育ても終わり、講演会に行く時間的・精神的余裕のある方が割合として多いので、切羽詰って「子供に何かあったら身代わりに」と考えられなかったのではないかとすぐ思いました。
子供が小さい頃は、熱を出せば「代わってやりたい」と思ったものですが、大きくなったら「私が倒れられない」になります。
でも、「数年前の話」さんのように、普通に子供を育ているお母さんなら、講演会で手を挙げなくても、危機の時にはとっさに子供を守ろうとすると思いますよ。

私も番組をみましたが、
講演会で「出来る人、手を挙げて」と言われても、手を挙げないけれど、
とっさに子どもをかばう方は、実際はずっと多いのではないかなと思いました。

日本人って、手を挙げろって言われても恥ずかしがってしまうところが
あるから、紙に書いたアンケート方式だったら、もっと多いと思ったけどね。

「投げ出せるか？」と聞かれて「はい、できます」と即答するのはあまりにも軽いというか、そんなに簡単に即答できるような問いではありませんよね？
１０人に１人とは何を根拠に？子どもを亡くした母親に一人一人「あなたは子どもを見ごろしにしたのですか？」とアンケートでもしたのでしょうか？
福岡の飲酒運転の車に追突されて川に落ちて幼い子が３人亡くなった事件、結果的にお母さんは命を落とさずに済みましたが、子どもを助けるために何度も川の中に潜ったのですよね。あれだって命を投げ出す覚悟がなくてはなかなかできません。


なんだか子育てを終えた世代のおばさまたちが、
「今の若いお母さんはねぇ・・・」
と批判する風潮におもねっているようにしか見えないのですが。
多産の戦時中などはむしろ、一人の子のために命を落とせると考える母親の方が少なかったんじゃないかなと思います。子どもの年齢や兄弟構成にもよるでしょうが、他の子どもたちに対する責任だってあるのですから・・・。

初めてスレッドするので、間違って新規トピックにしてしまいました。
あまりひどいに気持ちを書いてます。
即このトピックを削除して下さい。