地味な医師｜掲示板スレッド

うちのじい様も これからは医者も大変だあ、と孫である私の子ども達に申します。
ここのスレ読んで、うちのじい様が言いたいことはこういう事だったのねって解りました。

ほんと、開業しちゃうとグローバルでもリーダーでもサイエンスでもない、ただの地域の便利屋ですよね。

専門性を活かせることはほとんどなく、8割は専門とは関係ない病気。年寄りとの会話、子供とその母親をあやし、従業員のやりくり、せこい薬屋への支払い、院内のメンテナンス、事務用品の調達、などなど、、、雑用も多く、グローバルだの、サイエンスだ、ってどこの話？と思いますよね。


医者でグローバルなリーダーになっている人なんて全体の1割もいないんじゃないですか？

違和感は至極当然と思えます。

では何が大変でないのてすか？
今も昔もこれからもその大学のトップは、医学部、歯学部は変わらないでしょう。

　昔の医師はカルテをドイツ語でなぐり書きで適当だったけど患者を診ていた。
　今の医師はカルテはＰＣで作りますが、そこに書かなければならない項目は多く、電子カルテでは修正も出来ないので、医師は患者を見ないでＰＣ画面ばかり見て診療している。

　どっちが正しいと言えば当然前者だけど、保険改定があるたびにめんどくさい届出や条件を要求され、医師は患者ではなく厚生局のほうを向いて診療している。それを怠ると個別指導でいじめられる。

　さらに、何かの処置をするのにもいちいち何枚もの同意書を提示し説明し署名してもらわなければならない。純粋な診療行為よりも雑用ばかりが７～８割。
　
　こんな仕事のどこがやりがいがある？
　私は自分の子には積極的に勧めない。うちはそこそこなので本人が希望すれば大変な状況を説明した上でそれでもやるなら止めはしないが、優秀な子には全力で止めるだろうね。
　まあ、隣の芝生は青くみえるんだろうけど、やってみればわかる、後悔しても知らないよ。
　

文系の最高の職業が弁護士。
理系の最高の職業が医師。
弁護士が崩れたのが大きいと思います。

これから医師も崩れたら、どうなるのでしょうか？

グローバルでもリーダーでもないけど、高収入で安定なんでしょう。
その方がいいと思う人が多いんですよ。
優秀な理系の人が医学部でなく理工系に進むようにするためには、医師の高待遇を見直す必要がありますが、スレ主さんのご意見は？

元々、学問としての医学は高いレベルを求められていません。

歯学部、薬学部、法学部、工学部、全ての学部にトップからBFの大学があるように、医学部もBFの大学ができるほど定員を拡充すれば、医学部も普通の学部になります。

医療費は一定なので、分母が増えれば、分子=一人医師の取り分が減ります。
高収入と安定だけで医師を目指す若者が医学部ばかりを目指す状況が解消され、人助けをしたいという純粋な動機の若者が増えると思います。
勿論、医者に向かなければ、留年放校になるでしょう。

医学部定員は医者の核心的利益です。
定員を不可逆的に増やす医学部新設を最も反対した理由がここにあります。
以前に自民、民主ともに医学部定員の1.5倍増計画がありましたけど復活すれば、医学部一極集中は解消されると思われます。