募集人数140名なのに合格者300名出してるんですけど｜掲示板スレッド

辞退数をより正確に「読む」ために、出願時や試験終了後に「どこを受験したか」というアンケートを実施する学校が多いです。


お試し･押さえとして選ばれることが多いある埼玉の学校は、そのアンケート結果から、いかに優秀な子たちが自校を併願校として選んでいるかをアピールをしていました(そういった子たちのほとんどは都内難関校に合格して辞退するのですが)。

無知を装ったネガキャン？
大妻に何か恨みでも？

はじめは、そういうからくりに頭が回りませんよ。

塾の説明会では「あくまでも実質倍率に注目して下さい」と
しつこく言われますからね。でも、6年の秋頃まではその言葉の重さを
なかなか理解できませんよね。

同じ「実質倍率」でも第1回と第2回以降ではまた意味が違ってきたり。
御三家の併願校なら第2回の方が難しい場合もありますが、多くの
学校では第2回・第3回となると「負け組」同士の闘いなので実質倍率
の割には実力さえ発揮できれば何とかなったり。

御三家の併願を含め、多くの併願受験生を集める埼玉・千葉入試は、
より顕著ですよね。
女子の場合ですと、
浦和明の星の今年度一月受験は、募集人数120名、受験者数1925名、合格者951名です。
これだけ受験者を集められるのは、評価の高い故でしょう。


大妻の合格者数は、特に多くはないです。
大学進学者実績を見ても、上位が消えた感はないです。
合格者全体の学力も拮抗していると思います。

同じ偏差値の中学校でも、上位層がごっそり抜けて実入学者偏差値が下がる学校もあれば、
幅広い学力層となる学校もあり、実際の学力構成は様々です。
大学進学実績からも読み取れますので、各中高のホームページで確認をお勧めします。

世の中のほとんどの中高一貫校は定員を大きく上回る合格者を出しています。
理由は既にご指摘の方もいらっしゃる通り、複数の学校を併願する受験生が多いからです。
合格者数≒入学者数となるのは筑駒と灘くらいではないでしょうか。
開成ですら、定員の300名に対して394名を合格させています。

「募集予定定員より多くの合格者を出す。」
これは皆さんおっしゃる通りごく普通の状況です。
ただ一般的には偏差値が高い学校ほど水増し割合は低く、
偏差値が下がるに従って水増し割合は高くなります。

実質倍率を2倍程度で維持するために
合格者を各試験の受験者の半分程度にして
入学手続きを見ながら定員を補欠で
埋めている学校もあるようですね。

あの手この手で操作しています。