帰国後の国語学習(公文？学研？それとも個別塾？)｜掲示板スレッド

どこまで教育費をかけるか、有名校・名門校・大学進学を目指すかどうかは、本当に「ご家庭の方針」によるので、


ごく普通に、「小６で帰国して、地元の公立小学校に通って、帰国子女なので日本語学習の特別支援を受けて、中学受験はまったく気にしない」

↓「地元の公立中学に入って、内申点がまったく取れなくても、全国模試では英語以外の教科が『偏差値30〜35』という数値が出たとしても、最終的には、都立の定時制高校に進学になったとしてもかまわない」

↓「都立の定時制高校から、専門学校に進学になったとしても、ぜんぜんかまわない」


という気持ちで、肩の力を抜いてドーンと構えているのなら、ぜんぜん気にすることはありません。

（現に、私の知り合いで、内申点が取れない・成績も良くないので、定時制高校に進学したお子さんは、美容師専門学校に進学して、美容師になっているので。定時制高校卒業でも、専門学校に進学して、しっかり就職して立派に稼いでいるお子さんは多いです）


ただ、うちの子供の場合は、「うん？・・・英語以外の主要４教科の成績が良くない？だったら、推薦入試がいいよ！小論文と面接で、合格できるし」と、言われたことがありますが、「いや〜、うちの子、日本語の作文が一番苦手でして。そもそも、日本語の小論文が書けるぐらいに、日本語能力があれば、こんなに苦労はしてません」という会話があって、


高校入試・大学入試で、「推薦入試だから、筆記試験なし！作文と面接だから、楽勝でしょ？」と言われても、「そもそも、その日本語の作文が書けないわけで」、「作文ができないくらいだから、作文よりもやさしい長文読解もできないし、長文読解よりもやさしい、穴埋めの問題の主要４教科の筆記試験も３０点なわけで」と、


日本育ちの日本人に、「筆記試験よりも、作文・面接の推薦入試の方が楽勝でしょ？、自分なんか、高校入試も、大学入試も、ぜんぶ作文で乗り切ったよ！」と言われましたが、帰国子女だと、この「日本語作文で、入試を乗り切る」という手が使えません。


かと言って、「英語小論文と面接で、高校入試・大学入試をぜんぶ乗り切る」ことができるぐらい、英語の小論文を書く力があるかどうか？に関しては、「海外から小学生の時に帰国」の帰国子女だと、なかなか難しいように思うんです。


そういうわけで、帰国子女＝「日本語も英語も、どっちの言語も中途半端」になってる人が多いので、主要５教科の筆記試験も苦手なら、「小論文で勝負する」推薦入試とも相性が悪いです。

（定時制高校の入試でさえ、「作文と面接」だったりするので、「日本語作文が書けない人って、どうするんだろう？」と、毎回、思います）

↑「世の中には、こういう悲惨な状況になってる帰国子女って、いるんだな〜」という参考にしていただいて、早めの受験情報収拾、早めの受験勉強準備で動いてください。

ハンドルネーム「帰国子女」様のご苦労はお察ししますし、我が家も長く海外におりましたので、国語学習の難しさはよく分かります。

しかし、日本にいるから国語ができる子ばかりでもないし、逆に今どきの帰国子女は英語だけでなく算数国語も、さらには算国理社の4科目まで頑張って中学受験に臨まれるご家庭の方が多い印象です。

「日本語が母語じゃなくて、日本の受験に苦労しているのなら、帰国子女アカデミー」と書かれていましたが、これはやや語弊がある気がします。

帰国子女アカデミーこそ、非常に受験に熱心なご家庭が多く、日本語ができないお子様の駆け込み寺という存在ではありません。

小6ですと、レベルチェックテストを受けて、入塾をお断りされるケースもあります。スレ主様のお嬢様の英語レベルが分からないので何とも言えませんが、他の帰国子女向け塾もいくつかありますので、相性の良いところを探されるのが良いと思います。