悲しい原発差別　　～「福島県民お断り」～｜掲示板スレッド

もなこ　さま
　
お書きになっていることは大変共感できますが
「日本人にとってはじめて」の放射線恐怖ではありませんよ。
　
…当事者と第三者の違い、こういうことからもわかりますよね。
温度差って仕方ないことなんですよ。
書き込みするときは、
ネットの向こうにいろいろな立場の方がいる
そのことをいかに想像できるか　で
人を傷つけることも、癒すこともあるんです。
想像力を豊かにすることが大事だと思います。

(もなこさまを責めるわけではありません。
書き込み自体は共感できますので。)

被曝２世さま

そうでしたね。ごめんなさい。
７０年近くもの間、ずっと苦しんでいた方もたくさんらっしゃいますよね。
配慮を欠いた発言、申し訳ありませんでした。

福島県人です。

このような時でも差別する事なく接してくれる人達については、大変有難く
感謝します。

今回の原発事故についていけなかったと思う事は、津波に対する対策が疎か
だった事が一番だと思う。
政府が東電が悪い、そんな事言っていたらきりがありません。
政府だって東電だって、働いている人達は必死なはずです、みんな必死なんです。

差別に関しては、検査証明書がなければ避難所受入拒否等確かに福島県内でも差
別はありました。
けれど、県外の一部の人達の原発差別は異常です。
どうして、福島ナンバーに卵をぶつけるの？
どうして、福島県人は氏ねなんて言えるの？
原発事故は福島県民が起こし、放射能を撒き散らしたなんて報道どこもしてない
じゃないですか。

今回の事について福島県民＝悪者になっていますが、他県の皆さんよく考えてく
ださい。
同じ立場だったらどう思か。
明日はわが身ですよ。

さくらさん
あなたみたいな人がいれば、福島県内に住んでても少しは安心します。
他の福島県民を見かけた時は静かな応援お願いします。
本当に感謝します。

＞どうして、福島ナンバーに卵をぶつけるの？
どうして、福島県人は氏ねなんて言えるの？
原発事故は福島県民が起こし、放射能を撒き散らしたなんて報道どこもしてない
じゃないですか。
今回の事について福島県民＝悪者になっていますが、他県の皆さんよく考えてく
ださい。



そんなことが本当にあったんですね。
どうしてそんな心無いことができるのか理解できません。
わたしは『福島県民＝悪者』だなんて思ったこともありませんし
ここにいらっしゃる方々もそうであると思います。
福島の人を悪く言う人はほんの一部の心の貧しい人なんだと思いたいです。

雲　様

コメントありがとうございます。


＞今回の原発事故についていけなかったと思う事は、津波に対する対策が疎か
だった事が一番だと思う。
＞政府が東電が悪い、そんな事言っていたらきりがありません。



ほんとうに、愚痴っていても仕方はないのかもしれません。
でも、わたし的には、どうして、もっと廃炉の決断を早くしてくれなかったのかと思ってしまうのです。
真偽は定かではないのかもしれませんが、アメリカが廃炉を前提にした冷却材の提供を申し入れたとき、
なぜ誰かが英断を下してくれなかったのかと。


＞政府だって東電だって、働いている人達は必死なはずです、みんな必死なんです。


その通りですね。
でも、一番苦しんでいるのは、原発周辺の方々だと思ってしまうのです。
なぜなら被害の当事者だから。
地震と津波は恐ろしいことでしたが、苦しみの中から立ち直ることが、いつかできるような気がします。
それと比較すると、原発の被害は目には見えないものですから、自分だけではどうしようもない。
そういった有形無形の苦しみ悲しみに加えて、心まで傷付けられるのは筆舌に尽くしがたいと言わざるをえません。




最近読んだコラムですが、胸が熱くなるものがありました。
（　ttp://www.yomiuri.co.jp/editorial/column1/news/20110419-OYT1T01247.htm）




　『浪曲師の二代目広沢虎造は東京・浅草の自宅で関東大震災に遭った。家事を手伝う少女を連れて避難したが、食べるものがない。ある町で握り飯の炊き出しをしていた◆「子供が腹をすかせています。一つ、いただけませんでしょうか」「町内の方じゃありませんな。よその方には差し上げられません」「子供の分だけでいいんです」「お断り致します」◆虎造は死ぬまでその町の寄席には出演しなかったと、吉川潮さんの虎造一代記『江戸っ子だってねえ』（ＮＨＫ出版）にある。つらいときに受けた心ない仕打ちは胸に深く刻まれて残る。・・・・・』



日本のある土地を嫌いになる日本人が増えるんだろうなぁと。
そんなふうになっていってほしくないなぁ、って。
そして、私とっては、このコラムの「握り飯」は、人々の健康や心の故郷なのかもしれません。
私は遠くに住んでいますが、親戚がいるわけではありませんが、東北には望郷の念があります。
ドナルドキーンさんの気持ちがわかる気がいたします。
かの地は美しき日本の宝であると感じますから、人々の営みも自然の豊かさも、歴史も文化も。




そして今、そういう意味で、私にとって「握り飯」をもらえなかった「その町」である原発には、
非常に懸念を抱いています。



コラムの後に、次のようにあります。


『被曝(ひばく)の危険を顧みず、原発事故の処理にあたる人たちがいる。小さな手に握りしめたお小遣いの１０円玉を、爪先立ちして募金箱に入れる幼子がいる。皆が“心の握り飯”を被災者に持ち寄ろうとしているときである。』



多くの善意の和が、復興への数珠繋ぎへとなりますようにと、お祈りいたします。

原発の影響で福島県が真の被災者でと国、東電は対処している。
補償に限っても莫大な被害が福島県であると県知事ろ含め誇張している。
一次被災の県は自立していく前向きな姿勢である程度我慢している。
現に金銭面では福島県民の被災者が国と東電の双方で優遇されているのは間違いない。
芸能人等の救済も福島県が多いのは事実だ。これは人口比率でしょうがないことかもしれない。今後も東低西高が続くとおもわれる。
政府は一次被災地域の復興、二次被災（原発）を別々に考慮し、後者は復興年数が未定であるから前者を優先し早期復興をしなければならない宿命であると思う。現時点では原発優先で重要点ではあるが、復興段階においては後回しにするしかないことは一目瞭然だ。
福島は東電にまかせ他の被災地を最優先させなければ離脱の目立つ大手民間企業の足止めも防げない。政府や東電の会見では終息未定で長引くことは免れない。