在籍生徒の9割が東京と神奈川の学校
二月の勝者-絶対合格の教室-
ヤングスピリッツで連載中の二月の勝者-絶対合格の教室-では首都圏の中堅塾の実情を書いてますが、ここはリアルだなぁー。とか、いやこれはちょっと違うでしょー。みたいな感想があれば書きこんでください。
14巻プラスの漫画を10話に圧縮するなら、ドラマの独自シナリオやアレンジがもっと必要なのに、シナリオライター代・取材費を節約して、漫画の各話の継ぎ接ぎやっちゃったね。
ハイライトの入試と合格発表、本来なら最低2話はフルに必要だし、埼玉や地方校受験なんか、カットだろう。地方校、海陽なんかに尺を使ってたのは、単に原作ができてるからという予算の都合。本来は2月受験の併願選び、出願、当日移動や面接、○×や進学先選びを丁寧にやるべきで、地方埼玉カットだろう。
開成を含め、御三家を辞退して、小石川に進む子は年々確実に増えています
小石川の一期生のうち、大手進学塾が把握しているだけで開成3人、桜蔭3人、武蔵4人が辞退をして、小石川を選んでいます。10年以上前の評価の定まらない一期生で2桁の受験生が御三家を振って小石川を選んでいて、その後、小石川の進学実績、偏差値、評価は鰻登りで、中学受験業界としては2021年度は少なくとも御三家から30名以上、駒東や豊島などの準御三家などを含めると50名を超える名門中学合格者が、小石川に流出しているというのが見立てです
筑駒が難関すぎるので、安全策として小石川を受験する秀才も近年増えました
問題傾向は違いますが、得意な子にとって小石川は与しやすいようです
開成は高校でも明らかに、日比谷とのW合格での流出率が高まっていて、奨学金は、純粋な経済支援と共に、日比谷と小石川への流出対策も兼ねているというのは、中受、高受業界では有名です
開成や桜蔭のブランドや総合力は簡単には揺るがないとしても、東大現役合格率や難関国立進学率などでは筑附を超えてきており、御三家が射程圏内、学費が実質的にかからない事は高所得層でも魅力的です
何より近年の都立上位校は受験ノウハウの共有が進んでおり、たとえば日比谷で学習成果が高かった授業や演習が、小石川やその他都立でも導入されたりしています
数年前のサピでは
小石川>>>筑附
な雰囲気はありましたよ。
早稲田海城≒小石川 な感じで、ただし小石を選択できるのは一気に作文が書ける子で、それなりのあゆみを用意できる子に限る。
そういう子はろくに対策せずにサラーっと受かっていく。
全員がハッピーエンド。中学受験がゴールではなく学ぶことの楽しさを知り、目標に向かって困難に打ち勝つ力を身につけることが中学受験の目的というまとめ方も良かった。
黒木先生が桜花に移ったのもスターフィッシュ(貧困子女の指導)との両立のためなのだろう。黒木先生の課金ゲームからスターフィッシュへの広がりは、何となく手塚治虫のブラックジャックを思い出した。
あと、開成の代わりに入学するのが、国立附属ではなく都立というのも時代の流れを感じた。都立大石山はお相撲さんのしこ名みたいだけど。
最後に、佐倉先生が黒木先生の姿を通じ、自分は生徒の将来を真剣に考えてきたのか?と気づいたのは良かったが、そこから、中学校の先生に戻るのは、どうなんだろうか。それに退職して簡単に戻れるものなの?とは思った。
とはいえ、とても面白かったし良いドラマだった。




































