女子美の中高大連携授業
翼の翼
先月上梓された中学受験をテーマとする朝比奈あすかさんの小説「翼の翼」についてのスレッドです。
私も小6受験生の親ですが、身につまされることが多すぎて読んでいて苦しくなるほどでした。「母親の狂気」という言葉を広めたのはマンガ「二月の勝者」ですが、この小説こそ子供に期待するあまり暴走する母親そして父親の狂気を圧倒的なリアルさで描写した壮絶なお話だと思いました。
共感できるところや、ここはちょっと違うと思うところなど感想を語りませんか。
遅ればせながら本書読み、この板に辿り着きました。
この本は、まさにリアルです。
ここまではいかなくても、子供のためと言いながら次第にのめり込み、自身の虚栄心や内に潜む狂気を肌で感じた親は稀ではないでしょう。
数字がすべての世界ですが、数字に拘るなという方が無理です。
というより、むしろ私には「ありきたり」の物語であるようにうつりました。
こうした話は昔から警鐘を鳴らされていますよね。
小説という観点では、それが比較的表面的な考察に留まっていて、新たな発見はなく、正直物足りなさを感じました。
基本的に母を中心とした大人や中学受験の悪い面ばかりがフォーカスされていて、翼が中学受験を通して得たものなど良い面があまり語られていません。
中学受験は諸刃の刃であることは確かですが、現に我が子は、中学受験で努力することで大きく成長しています。
翼くんは元々一生懸命な子でしたが、我が子はぼーっとした子だったので、目標をもって頑張る姿をうれしく思っています。
そうした明るい面にも光を当てながら、揺れ動く母心をもう少し繊細に描写して欲しかったなぁと思いました。
中学受験経験者にとってはあたりまえだし、未経験者にとっては理解し難い。なぜなら、母親が変化していったというよりは初めから虚栄心の強い人なので。
そういう意味でも、ちょっと中途半端かなと感じました。
終了組としての感想です。
まず両親が精神的に未熟で、子育ての本質が見えていない残念なご両親。これでは翼くんが可哀想。
しかもせっかく親子共に成長できる機会になり得る中学受験という経験を、見栄と浅はかな言動で自ら低俗なものにしているように見えます。こんな親いるかしら?少なくとも複数子の受験で知り合ったお母様達とは全く重ならない(部分的にはありますが)のであまり感情移入もできず。
作者は経験者ということですが、お子様はとても優秀で比較的楽な受験だったようです。
なので、周りで見聞きした話を、中学受験を知らない人でも食いつきやすいように脚色したのでしょうか。
他の作品は素晴らしいのに、この小説はどうにもワイドショー的というか、安っぽい展開でがっかりでした。
子供の出来次第で、感想は変わると思いますよ。
超優秀な子の親が読んだら、この小説が「リアル」とは感じないでしょう。
Eduによくある「中学受験は本当に大変」という書き込みも、別の世界の話としか思わない保護者も少なくないと思います。
結局、子供の地頭次第なんだと思います。受験がどういう状況になるかは。
子供の出来次第というより、親力次第じゃないですか?
凡庸な成績の子でも、普通に健全な中学受験してますよ。
翼くんがもしうちの子だったら、もっと健やかに伸ばせてあげられるのに、と心を痛めていました。
が、小説でしたね。苦笑
フィクションでよかったです。
1ヶ月以上前に購入したものの、1ページも開けていません。きっと私は予備軍。精神年齢幼い4年女児です。
子どもには読ませない方がいいのですね。
とりあえず目に入らない場所に移動させます…私は意を決して読まなくては…でも怖い。




































